トドのつまりは・・・

トドのつまりは・・・

2008年12月17日
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カテゴリ: AV
ソニーは、この秋、国内の液晶テレビで、世界最薄9.9mmの「ZX1シリーズ」、4倍速駆動の「W1シリーズ」、LEDバックライトで高コントラストの「XR1シリーズ」の3シリーズを発表したが、発表当時からこの 製品ラインナップ

結果として、今、 販売ランキング を見ても低価格の製品しかランクインしない状況を見ていると、この秋の新製品は、やはり失敗だったのではないかと思える?

では、なぜこの秋のソニーの新製品は失敗したのだろうか? 少し分析してみたい。

基本、ソニーファンというのは、少々高くても世界最高水準の製品を欲しがる特性を持っているが、そうした人たちが今回の製品群を見たら、おそらくどれを買っていいのか困るだろう。

特に、W1とXR1は、それぞれ、応答性とコントラストに関して世界最高を狙ったものだが、ソニーマニアは、「で、どっちの方が画質がいいの?」と思うに違いない。
そして、できたらW1とXR1の両方の最高性能を持った新製品が出るまで、さらには、ZX1の薄さも兼ね備えた新製品が出るまで待とう、と思うに違いないのだ。
すなわち、ソニーの今回の失敗は、方向性の違うハイエンドモデルを3種類も作ってしまったことにあるように思う。


多分、ZX1、W1、XR1の機能、性能を兼ね備えた製品と言うのは、現時点では価格が高くなりすぎて、成立しなかったので、このようなラインナップにしたのかもしれない。
現時点では、ZX1、W1、XR1のどの製品も、部分的に世界最高位を狙っただけで、既に一般的な液晶テレビの価格からすると、高めの設定なのだから、全部入りの製品は無理なのだろう。

しかし、このようなバラバラな製品の出し方をすれば、客は、どの製品も中途半端に思え、ハイエンドモデルではないと思ってしまうし、その割には値段が高く見えてしまうだろう。
結果として、従来からあるJシリーズ、Vシリーズという低価格機しか売れないという結果となってしまったのではないだろうか?

ソニーの業績悪化や人員削減のニュースが、最近頻繁に流れているが、その原因の一つには、やはり今秋の新製品でも言えるが「ソニーらしい製品」の欠如にあるように思う。来春以降は、ソニーらしい他者を寄せ付けないハイエンドモデルが出ることを期待したい。





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最終更新日  2008年12月17日 01時31分54秒


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