(1)新刊だけでなく、出版社が権利を持っている既に出版した書籍はすべて、アマゾンが電子書籍として売ることができる。(ただし、非独占契約)といった点が問題だと言いたいらしい。
(2)アマゾンの取り分は、推奨フォーマットで提供された電子書籍は、希望小売価格の55%で、推奨フォーマット以外なら、希望小売価格の60%。
(3)配信する全書籍の著作権は、出版社が一括して管理すること。
(4)紙の書籍の値段が、電子書籍を下回ったときには、電子書籍の値段を紙の書籍以下に下げることができる。
「これまで『電子書籍は取次を通さない分安くなる』、『紙の本よりもコスト減になる』など、著作権者も出版社も儲かるというような夢物語が語られてきましたが、それらは本当に夢物語だったんです。」馬鹿馬鹿しい。電子書籍ビジネスの本質は、著者と読者の間の「中抜き」である。どこの誰が、それで出版社が儲かるなんて言ったのだろう?(私は少なくとも初耳だ。)
「電子書籍全体の売り上げは伸びているのは当たり前です。電子書店が、それだけたくさんできているからです。ただ、その伸びは鈍化しています。特に牽引役だった携帯電話向けコミックの息切れが如実なんですよ。出版業界は再販制度という流通制度に守れていながら、構造不況が続いてました。わずかに残された企業体力を加速度的に奪って、どん底へ叩き落す電子書籍の仕組みのバカさに付き合う必要がありません。そのことを著者も出版社もそろそろ気付くべきなんです。電子書籍は、結局、誰も幸せにならないんですよ」
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