トドのつまりは・・・

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2011年11月17日
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カテゴリ: ニュース


asahi.com(朝日新聞社):スパコン「京」、首位守る 計算速度世界ランキング - サイエンス

富士通が主体となって開発したスパコン「京」が、2回連続で首位を守った。
前回の首位は、システム構築途中での首位達成であり、CPU実行効率が驚異の93%ということもあり、CPUを順調に増やせさえすれば、今回も世界一をキープできることは、ほぼ確実であったので、驚くことではない。今回のシステム完成で、CPUが増えたのにも関わらず、実行効率は93.2%と逆に向上し、さらにシステムのチューニングが進んだことが分かる。
速度が10ペタフロップスの大台に乗ったことと、競争の激しい世界で2回連続世界一を取れたことで、「京」はスパコンの歴史に残る存在になったな。

米国は、開発中のシステムが今回もあまりスコアが伸びていないのは、GPUなどの別の目的で開発された民生用プロセッサを使ったスパコンにおいて、CPU間のインターコネクトの技術が貧弱なので、CPUを増やしていったときのCPU動作率がキープできず、ボトルネックで性能が思うように上がらないためだと思われる。

IBM Sequoia - Wikipedia

「京」を抜く可能性があるとしたら、CPUだけでなくインターコネクトの技術も持つIBMが、20PFLOPSを目標性能に掲げ開発中で、来年稼動予定の「Sequoia」ぐらいだろう。

【PC Watch】 富士通、最大23.2PFLOPSを実現するスパコンを発売 ~京で用いた技術をさらに発展

「Sequoia」が成功すれば、次回ベンチマークでは「京」が「Sequoia」に抜かれる可能性はあるが、「京」の倍以上の性能を持ち、来年発売される後継機「PRIMEHPC FX10」はCPU自体の性能向上がメインなので、目標性能の達成はかなり堅い。
「PRIMEHPC FX10」が早めに稼動できれば、再び首位を奪い返せる可能性は高いだろう。(高価なMAX構成の製品を、いったい誰が何の目的で買うのか?という問題はあるが。)

ともあれ、「京」は国家事業の役目を果たし、富士通は、世界を相手にスパコンビジネスを仕掛けることを、宣言したようなので、成功すれば、新たな日本の輸出産業になりえるので、頑張って欲しいな(ただし、もうあまり税金は使わずに)。

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最終更新日  2011年11月17日 01時11分45秒


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