トドのつまりは・・・

トドのつまりは・・・

2012年07月25日
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カテゴリ: 電子書籍


私が持っている電子ブックリーダーというと、auの Biblio Leaf SP02 しかないので、まずはそれと比較してみよう・・・と思って、Biblio Leaf SP02を探したのだが2階の書斎兼寝室への引っ越しの際の荷物に紛れて、見つからない。
多分、ダンボールのどれかにあるはずなのだが。

仕方ない。

本当は、二つを並べた写真を掲載したかったのだが、それはBiblio Leaf SP02を見つけてから、ということにして、今回は、Biblio Leaf SP02を使っていた経験を思い出しながら、Kobo Touchと比較してみたい。

まず、ディスプレイサイズは同じなのに、Kobo Touchは筐体サイズは一回り小さく、これなら電車の中で片手で持てそう。

電子ペーパーのコントラストや反応も、明らかにBiblio Leaf SP02よりよく、残像も少ない。
画面フラッシュの頻度がシステム固定のBiblio Leaf SP02に対し、Kobo Touchは自分で変更できるもの有難い。
この画面フラッシュについては、誤解している人や、原理を知らないで発言している人も多いので、簡単に説明しておく。


なので、消費電力上も、速度上も、なるべく必要な部分だけ書き換えるようにしたい。

ただし、E INK自体が、マイクロカプセル内の顔料インクを電圧を掛けて移動させることで、表示を行うのだが、描画を早くするため、表示変更が少ない場合、画面の部分書き換えを行っている。
この時、なるべく速度を上げるため、聞いたところによると、表示されているデータの黒白を反転したデータをまず書き込むことで、疑似的に画面をクリアし、その上に、新たな描画を行うらしい。
ただ、何せミクロに見るとアナログ的なデバイスなので、反転データを書いても、完全には消えず、わずかにゴミや残像が残ってしまう。

こうした残像は部分書き換えのたびに増えるので、数回が限界。
そこで、時間はかかるが、書き換えの何度かに一度は、全画面で、全白と全黒画面を表示するフラッシュ動作を行い、画面を完全にクリアする必要がある。

なので、Kobo Touchのフラッシュ回数の頻度は、どの程度まで画面のゴミが気になるかを見ながら、気にならないレベルを自分で決めればいいのだ。

この画面フラッシュ、ページをめくるたびに頻発するため、液晶に慣れた人には拒絶反応を示す人もいるが、実際に活字を読んでいると、ページ切り替えのタイミングで、末尾を読んでページをめくり、読んだ内容を咀嚼ながら、次のページの先頭に目を移す間にフラッシュは済んでしまうので、慣れれば、それほど気にはならないもんだ。
慣れれば、それより目への優しさの方が、高い優先度で評価したくなる人も多いはずだ。

操作面では、Biblio Leaf SP02は、専用電磁ペンによるタッチ操作もできるが、画面に表示されたボタンなどをタップする操作方法で、ジェスチャー操作はできなかった。
画面のレスポンスも悪いため、一列に並んだボタンでページめくりなどの操作を行う方が確実だった。



とはいえ、液晶ディスプレイを採用したスマフォやタブレットに比べれば、やはりカッタルさはある。

ただ、そのカッタルさは、どちらかというと電子ペーパーのレスポンスによっており、フリーのePUB文書の読み込み速度やレスポンスは、Biblio Leaf SP02より速い。

ACCESSのPDFリーダーは、Androidアプリの中でも完成度はかなり高い方だったが、ACCESS製のこの製品のPDFリーダーも比較的再現性が高いようだし、かなり大きなサイズのPDFファイルも問題なく読み込めた。

Biblio Leaf SP02のPDFリーダーも、Adobe純正で、比較的再現性は高いのだが、ところどころ文字が変に回転したり、欠けるバグはあった。
しかし、これがいいのは、画面を拡大すると、PDFのレイアウトを無視して、文字を拡大して、画面に適当に流し込みして読むモードになることで、PDFの仕様書を、文章だけを読むには極めて好都合だった。


しかも、PDFの表示速度は、特にサイズが大きい文書の場合、ePUBほどは快適ではない。

サイズの大きな漫画のePUBやPDFについては、Biblio Leaf SP02が、初期状態でが画面に収まらず、縮小すると、文字がかすれて読めなくなる傾向が強い。
「Kobo Touch」は、PDFを初期状態で用紙全体が画面に収まるように表示してくれるので、利便性はいい。ただ、サイズが大きな漫画の文字は、やはり文字がかすれがちで読みにくくはなり、ここらは、16階調しかないE-Enkの限界なのだろうか。
ただ、ディザリングが賢いのか、幾分Biblio Leaf SP02よりマシか。
自炊したPDF文書を読むときには、画面解像度に合わせた変換を行い、文書自体を軽くした方が、画質的にも、表示速度的にも読みやすそうだ。

もちろん、さすがに、2年の違いは大きく、筐体、処理速度、画面の見やすさ、ビューアー性能と、Biblio Leaf SP02から差をつける。

「Kobo Touch」は、これまで使ってきたBiblio Leaf SP02とは完全に用途が被るので、Biblio Leaf SP02はもう使わないだろう。
「Biblio Leaf SP02」で買った電子書籍は、auのAndroid端末のLISMO BOOKSTOREアプリで読めるので、そろそろ「Biblio Leaf SP02」はヤフオクで売っぱらうかな。


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最終更新日  2012年07月25日 21時25分18秒
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