思想悩労。

Jan 25, 2005
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カテゴリ: 真面目思想。







恋愛という言葉に夢を抱いて生きるほど

コドモでもなくて

恋愛を『種族保存のためのプログラム』と切り捨てるほど

スレてもいない。











『恋』って何だろうと思いました。

『大好きな人が居れば何も要らない』のが『恋』なのか。

『大切な人を思うだけで幸せな気分になれる』のが『恋』なのか。

形の無いもの、定義が難しい感情に

『名前』を付けては『安心』しているだけなのか。

きっと答えなんて、無いのだろうと思いました。

思い込もうとしていました。










大切な物は失ってから気付くもの。

だから、目の前にある物をもう一度しっかり見てみよう。

失う前に大切なことに気付けたら、ずっと側にあるでしょう。

知っている筈だったのに、

何度も失ってから気付きました。

その度『もう失わぬように』と誓っては

同じ事を繰り返しました。





失くした後に『大切さ』に気付くのは

『物』だけじゃなくて『人』もそうだと

ある時気付きました。










その時僕は

胸に溜まったものを吐き出すために

大きな声でわめこうと、

外へ出てから気付きました。

わめき方が分からない。

何とわめくか分からない。

叫び声をあげようと

喉から搾り出したのは

声では無くて嗚咽でした。










身を切るくらいに寒いのに

一歩も動けず立っていました。

寒さはとうに麻痺をして

指先は熱いくらいでした。

何とは無しにぼんやりと

黒い黒い空を眺めました。

ウザイくらいに星が光って

月の光が目に痛い。

それでも空を眺めてました。

口を開けて、ぼんやりと。

犬の散歩のオジサンが

明らかに僕を避けました。

帰宅途中のOLは

訝しげな目で見てたでしょう。





それでも空を見てました。

瞬き一つしないまま。





コンタクトが乾いて落ちました。

でも、関係はありません。

ずっと前から僕の眼はボヤけてました。

口の中がカサカサです。

でも、関係はありません。

口から言葉は出ないから。










『大切なもの』って何だろうと思いました。

失くしてからしか気付けない。

それなら初めから要らないものか?

手に入れないなら失わない。

失わなければ気付かない。

気付かないなら必要無い。





けれども誰もが求めてる。

一つになりたいと願っている。

例えそれがDNAに記されたプログラムであったとしたって。

その感情だけは嘘じゃない。











僕が一つになりたかったあの人は

今はきっと笑ってる。

きっと幸せに笑ってる。

それで良いのかなと思いました。

人を笑わせるのは好きだったし

誰かが笑うと気持ちがいい。

あの人と一つになれなくても

また違う誰かと『一つになりたい』と思えるようになるのかな

と思いました。










冷えた体を毛布の中に押し込めて

丸くなって思いました。

この感情て何だろうと思いました。

兎に角胸がいっぱいで

叫びだしたくなってきて

でも

言葉は何にも出てきません。










出てきたものは

少しばかりの涙でした。










昔々の話です。

今でも『答え』は分かりません。

『恋』とは一体何なのか。

口にすると寒気がするような言葉ですが。





恋愛という言葉に夢を抱いて生きるほど

コドモでもなくて

恋愛を『種族保存のためのプログラム』と切り捨てるほど

スレてもいない。

歳は確かにとったけど、

結局何も分かってないんだなと思いました。










お金を払って女の子と

一緒にお酒を飲みながら思いました。















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Last updated  Jan 25, 2005 09:19:04 PM
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