第3話―紅の使徒、爆撃す


その存在こそ、プラントを守る最強のMS乗り、最高評議会議長ラクス・クラインの最強の剣、紅の使徒。
しかも、中央にいるのは、処刑のスピカだ。
地球連合の精鋭部隊フォ琉コンは、その表情を恐怖で青く染めていく。二刀流を構えるスピカの愛機





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デビュー戦を飾ったのは、地球連合のMSパイロット、青いとさかのガンダム―アポロスガンダムの優美で洗練された剣術だった。
「!?」
レンの目が大きく見開く。ドレイクガンダムの足に奴の剣がかすめた!?






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ぐぅぅぅ。
「ジョシュア・カールス・・・・」
黒髪の外はねの少年は日に焼けた肌をしていた。青灰色の純粋な瞳は今目が閉じられている。ティーアは同じ音楽室にいながら、頭を抱えた。
「今はベートヴェンの第2楽章について議論してる所ですよ」
「今日、ジェイド、休みか」
「ああ、腹を下したらしい」
ピシィィィ。
「おきなさい!!」
「いてて!!」


ジョシュア・・・いや、カインはまだ頭を抱えていた。
「あんなに怒らなくてもいいのに」
「アレは私が教師でも怒るわよ」
ティーアは鼻をつまんだ。
「オイル臭い・・・、あんたまた、機械いじったの?」
「エッ、嘘、まだにおう?」
じたばたとカインは手足を動かした。
「見ろよ、ナチュラルのグリーン組だぜ、負け組みの」
「しかも、アイツ、灰色の上着ということは機械科だろ。先生も僕たちみたいなプラチナ組とはしっかり分けてクラス入れればいいのに」
ひそひそしているが、しっかり聞こえている。
「行きましょう、ジョシュア」
「うん」
この学園はセレブ階級や成績優秀者、才能ある生徒をプラチナとゴールド、普通をブルー、劣等生や技巧系をグリーンと交渉をカラーごとに分けたりしている。




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「そんな・・・紅の使徒にブルーコスモスが・・・」
レンはショックを受けていた。
「アスタール、連れて行け」
「はっ」
「だまされるな、お前達。お前らは平和主義と歌うクラインにだまされてるんだ!!」




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「・・・・お久し振りです、リカルドお兄様」
「久し振りだな、愚弟」
「・・・行きましょう、お兄様」
「まあ、待て、久し振りに兄弟がそろったんだ。離そうではないか」




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「紅の使徒、・・・奴らは悪魔だ」
「・・・・何が武力で平和を守るだ」
「これではあの男、ギルバート・デュランダルの方が」






「・・・アロイス、君は無茶をしすぎる」
「お前こそ、寮長に注目されていたぞ。もう少し、気を緩め、普通に振舞え、ゴットフリート」
「うわわわわっ、アルヴァー、前、前!!」
「危ない、ルドルフ会長!!」
キキィ!!
「貴様ら!」
ヘルメットとゴーグルを緩めながら、カインはハンドルを握った。
「のんきな奴らだな」
「全くだ」
「アルヴァー」
アロイスの足が一瞬、止まる。
「アロイス?」
「いや、なんでもない、知り合いの声を聞いた気がしたが・・・気のせいだ」
「では、行くぞ」

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