第2章


 他人の荷物の重さは誰にも分からない。



   第2章―悪夢のコンサート

「それでどうするわけ?」
「お前が行くしかないだろうな」
「エエッ、また、私・・・」
「ブラッディレディが戻っていないのだから、仕方ないだろう」
「それでは、勇者をすぐに・・・・」

「待って」
白い靄の中から、ずぶぬれのアンジェが現れた。勇牙に見せようとしたツーワンピースの服も台無しだ。だが、驚くべきなのはその表情だ。
「ちょっと、ブラッディーレディ、どこに行ってたので巣カァ、大変だったんですよ」
「それより、ゼウスからの直接の命令でしょ、だったら、この作戦に私が向いてると思うけど」
スゥゥゥ・・・・・
髪の毛が、

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