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銀の月の孤城
第11章タカオ山篭城
「上官、これでは銀の牙や他のセブンと同じではないですか!!」
「正義や優しさは必ずしも一個ではないのだよ、カイル君」
「カイル、本当にお前、撃てるのか?」
「エリヤは心配性だな」
「自分はできません。今でも苦しんでいる人にだましうちみたいな、卑怯なマネを」
「・・・・でも、命令には従うべきだ、余計な同情は今は殺しなさい」
「説得を、レオルドラス」
「・・・ジーン」
2
「関与していないと言い切れるか、あいつらのつかっているメーカーは、ゼリュクスヴァ―レン。元々は銀の牙と同じメーカーで、オーディンが紹介したものだ」
「―銀の牙の中さえ対立するもの入る。内側のものさえ操れない俺がどうやってだ」
「嫌な子供ね、貴方は」
「それに自分の子供に死を強制する親達に何故、俺が助けなければいけない?銀の牙があいつらに関わってプラスの結果が生まれると思えない」
「私、知ってるんだ、響が、英語の本田先生と」
カインの肩が震える。
「科学の三田先生にも同性愛の関係求められて、三角関係なんでしょ。あの先生、中年だけど、若いし俳優みたいで格好良くて、スタイルいいよね」
「・・・・綾瀬宮、冗談がきつい。そんなわけ」
茨原啓司が焼死体で山で見つかった。拷問を受けた後が遭ったらしい。カインと話した翌日に。
「そんな・・・」
「はいはい、下がって」
3
「あはははははっ」
菊理はバンバンと机を叩いた。
「橘警部」
「少し、お話、いいですか」
ディアリス社のパソコンを見て、カインは高嶺に身体を支えられながら、呆然とその映像を見る。
「・・・・・そんな・・・・おじいちゃんや舞じゃなくて、・・・・・神城の」
「嘘だ、だって・・・・あの人たちは」
「ふん、アヴァルツデュアガ貴様の提案なぞ採用するものか」
4
コランダムの後に女性や老人、子供達がついていく。
「急いでください」
『行くぞ、ヴリル!!』
「カールハインツ、人質や敵勢力の子供達を」
「わかっています・・・」
ルクレティアはほっと胸をなでおろした。自分が関与するほどの案件じゃなかったのか。
・・・ヴリル。
無事でいてください。
・・・・高嶺は逃げ出したか。高速道路を歩きながら、カインは熱があることに気付いた。そんな時、本田アヤメの車が通りかかった。
「響君、どうしたの?」
5
カイルの体から力が抜けた。
「人質は解放した。後の処分は我々に任せたまえ」
「レオルドラス卿、君は自分の部隊に帰りなさい」
・・・・警察に。
熱がある頭をアヤメから貰ったタオルで押さえながら、ぼんやりと考えた。
いや、ショウコもないし・・・ゴサンケがどんなものか把握していない。それに子供のたわごとといわれる可能性だってある。
・・・・舞いやおじいさんと話さないと。そういえば、昼間のアレ、どういうことだろう。アヤメを横で見る。
確かに先生とは、仲はいいが、それだけだ。スキンシップが他の生徒より多いが、アレは本田先生なりのコミュニケーションだろう。
6
チチチチ・・・・。
朝の光を目に感じながら、寮に戻ったヴリルはん、と声を上げて、ベッドの中で目を覚ました。
「・・・・朝か」
脳裏にタカオ山の戦闘が思い浮かぶ。いけない、昨日の仕事を思い出しては。機能のことを残さないのが自分の主義だ。昨日のストレスを今日に残すというのは軍人としてやってはいけないことだ。
思い出さないように頭を振って、目を閉じて、パンパンと自分の頬を叩く。シャキッとしろ、自分。
「水でも飲むか」
起き上がろうとしたその時、柔らかい何かが手に当たった。
「・・・・?」
何だと思って起き上がり、振り返ると、マリヤがレースや刺繍つきのシルクのキャミソール姿で寝入っていた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
寝起きの頭は運転が鈍い。これが現実だと認めるのにも時間がかかった。
「え?」
「・・・・あれ、体から力が」
がくんと抜けた。
「小学校の時、教わらなかった?知り合いでも、やすやすと車には乗るなって」
「・・・せ・・んせ・・・」
慈愛に満ちた穏やかな見慣れた顔がある。
「かわいいな、カイン君は。入学した時から思ってたけど、先生、カイン君、体育館ではじめて見たときからきにいったのよ」
・・・・・・何故、また、ここに。
佑は、マンションの中にいた。
「本当に響家の連中は身内のトラブルか知らないけど、私を変に警戒してさ。電話もメールも禁止されて、いえのなかで舞さんとであったときは凄い剣幕で起こられるし、ゴミをあさることになることになるし」
「脅迫状は・・」
「ああ、あれ、私の元夫が送ったのよ。どうも、私からカイン君を守るためにわざわざ本家に送ったらしいわ。この町では力があるからね」
「・・・・冗談・・・ですよね・・・せんせが、そんな・・・僕は高校生で・・」
「前に言ったでしょ、先生はほしいものは何でも手に入れてきたって。カイン君、気付いていないでしょう?君、思ったより女を惹きつける才能があるのよ」
スースーッ。
キャミソールの胸元には服で着やせするたちなのか、豊かな果実が見え隠れしていた。ピンク色に上下した肌は日の光に照らされ、神聖で犯しがたい何かを生み出していた。唇は、薄ピンク色につやめいていた。
その美しさにヴリルは思わずポーッと見惚れそうになるが、すぐにハッとなる。
いけない、いけない、自分は何を考えているのか。
「鞠歌、どういうつもり」
「それはこちらの台詞です、先生。貴方は監視が仕事のはず」
「生きていたのか・・・」
7
エレベーターは修理中か。
ラインハルトはため息をつきながら、仕方なく隣のエレベーターを使うことにした。
一階のパネルが点灯する。
「あっ、ついた」
白髪が微妙に混ざった短髪の黒髪に俳優のようないでたちの眼鏡の白衣の男が整った顔でカインを見下ろしていた。
「・・・・三田先生・・・・」
冷たい表情のはずの三田咲哉が頬を緩めた。
見ると、周りにはガス処理班のような防護服を着た男達が救急車の間を動き回っていた。
「・・・・花谷も・・・・僕は一体・・・・」
「大丈夫だ、響、お前は感染していない」
「・・・・感染?」
「・・・いや、いい。お前が助かってよかった・・・」
三田がカインの身体を抱き寄せた。授業や課外授業、補習の時に叱りながら、たしめながら、カインにした行動に似ていた。首をするりとさすられた。
・・・・同性愛の関係、求められて。
ああ、何だ、そうだったのか。学校で感じた冷たい視線はそうか。そういう意味ではなく、逆だったらしい。僕には最初からいなかったのか、信頼する大人は。
「先生・・・本田先生は・・・・」
「死んだ・・・・崩れたビルの下敷きらしい」
「・・・花谷・・・先生、寝ていいですか」
ディアナは遅く動くエレベーターの中で珍しくラインハルトと一緒になった。
「顔が青いわね、気分でも悪いの」
「いえ、そんなことは・・・・」
はぁ、とラインハルトはため息をついた。
ブォォ・・・・ッ
「響、どうした?」
「カイン?」
「・・・・・いいえ、朝日が綺麗だなと」
「そうか」
「・・・・・・・・・・・何してるの」
「・・・・・・・・・・ええ」
振り返るとディアナとラインハルトが真っ青になっていた。
「え・・・」
シオンは起き上がると、手に柔らかい感触があった。
「!?」
「もう、やだ・・・・」
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