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銀の月の孤城
第1話―冒険の始まり
名門のエリート校の制服を着た漆黒の髪の少年が新宿駅の深夜2時頃、指定された場所を訪れた。その隣には、デジモンらしい生き物の影が・・・。
ウォォォォン・・・!
どこかで獣じみた鳴き声が聞こえる。
「ゲームの最中だ、邪魔をしないでもらおうか」
「しかし、貴方ほどのテイマーがこんな雑魚を相手にしなくても・・・」
ひぃぃ、と泣き叫びながらガタガタと肩を震えさせる少年には雑音を鳴り響かせるデジヴァイスがその手の中に握られている。
「情報を彼らにばらされたらたまらないからな、行くぞ・・・!」
「はい、主殿・・・」
ヒュウウウ――
水道橋、午後11時前。
神山宅――
「いけーー!!そこだ!うりゃあ!!」
ゴーグルを首につけた少年、神山拓人が豪快にコントローラーを回しながら目の前のレースゲームへと一心を尖らせた。
「お兄様、お風呂開きましたよ」
神山まりあが、花柄のパジャマ姿で濡れた髪を拭きながら目の前の少年に言った。
「この第2レースが終わってからな!おりゃ!」
「・・・何か、格闘してるみたいですね」
ゆっくりと、おっとりした口調でタクトの最愛の妹は笑顔を浮かべてそういった。
横浜、午後8時。
橘宅―
ブラウンのロングヘアと碧の瞳の少女、サラ・橘・フリュ―ゲルがフルーツ味のピザを口に含んで、
「おー♪デリシャス」
と、幸せいっぱいの表情を浮かべた。
「よかったわ、喜んでもらえて」
「ああ」
サラの両親が仲良さげにソファーに座ってテレビを見ながらそんな会話をしていた。
自由ヶ丘、午後7時。
天空寺宅―
『キッチンで温めて食べてね。明日の昼頃には帰ります。アヤメより』
「あいかわらず、簡潔な文章だな――、まあ、アヤメさんらしいけど」と、金色の髪と透き通るような蒼い瞳の少年・天空寺吉良がそんな事をメモを見ながら言った。彼の前には、パソコンが供えられ、サイトが開かれていた。
吉良はメモを机の上において再びキーを叩き出した。
お台場、午後6時。
「じゃあな、那岐。約束どおり、これはもらっていくぞ」
鋭さを思わせる藍色の瞳の少年、大神故がカードを振り回しながら、後ろで泣きじゃくる小学2年くらいの少年に嫌味な笑いを残して仲間と一緒に去っていった。
彼の名前は、八代那岐という。
「・・・っ、・・・ひっく」
――運命を決めるゲームに出ますか?出ませんか?
そんなメールが来る事を誰も夢にも思わなかった。
『昨夜から記録的な霧の現象が関東付近に起こっています。外出される場合は十分な注意を持って――』
ピッ
「こらっ、拓人、勝手に切らないの」
「だって、どのチャンネル回しても同じニュースしかやってないじゃん。夏休みまであと3日だってのに」
拓人は不満げに言ってリモコンを投げ捨てるとソファーに置いてある携帯電話をすくいあげた。
「ん?」
拓人が画面に映し出された画面に目を留めた。携帯の画面には英語で「デジタルワールド」と書かれたデジタルワールドに繋がるHPが映し出されていた。
その「デジタルワールド」の下にはある文字が書かれていた。
『運命を決めるこのゲームに出ますか?出ませんか?』
YES/NO
「・・こんなのダウンロードしったけ?」
・・・。ま、いっか。
「イエス・・と」
その瞬間、HPから赤い光が拓人に向かって目がくらむくらいに差し込んできた。
「!?なっ、何だ?」
その赤い光は拓人の身体を突き抜け、消え去った。
―何ともない・・何だったんだ、今の光は・・。
「お兄ちゃん、早く行かないと遅れるよ」
「!あっ、うん!」
拓人はカバンに携帯を入れて急いで外に出た。
―10時55分までにお台場にあるビックサイトに着てください。
「!うそっ、今から?ッて言うか、イエスを押したばっかなのにもう始まってるのか?」
時刻を見ると、今は7時36分を指していた。
・・こんなゲーム、見た事ナイ・・もしかしたら新しいタイプなのか・・。だったら・・。
「ごめん!オレ、今日さぼるわ!」
「え、ちょっとお兄ちゃん?」
2
―JR東京駅―
なだれ込むような人々がどっと電車の中から出てきた。
「よしっ、着いた!」
拓人は携帯の時刻を見つめながら階段を思いっきり降りていった。
カバンをロッカーに入れておいて正解だったかもっ。
その時、キキィ・・・!と車が何かとぶつかったような音が鳴り響いたが拓人はとくに気にとめずみやげ店の前を人ごみを避けながら山手線へと向かった。
「あの・・、すみませんけど山手線ってどこにあるんですか?」
那岐がおずおずと聞いてきた。
「!」
ガタン・・ガタン・・
「ほら、飲めよ」と、拓人が一番端に座っている那岐に渡した。
「あ、どうも・・」
拓人も缶ジュースを飲みながら那岐の横を座った。
―同時刻―
1つの眩い光が人に捕らえないほどの速度でネット上をまるで意思を持っているかのように突き抜けていった。
その光の後からは、黒く輝く光がついてきていた。
10時50分、お台場・ビックサイト、パーソナルセンター前。
「・・つ、着いた・・」
拓人が息を弾ませて目の前の大きなセンターを那岐と一緒に見た。
「ねぇ、貴方達もゲームの参加者なの?」
ニッコリと微笑みながら、サラがバックをしょって現れた。彼女の後ろには、女のこの友達が2人とサラに片思いしている浅黒い肌の少年・相馬宗一郎がいた。
「―君は?」
「私?私、サラ・橘・フリュ―ゲル。年は君と同じくらいだと思うけど。よろしくねっ」
「オレ、神山拓人」
「・・八代那岐です」
「何だ、お前も来てたのかよ。暇な奴だな、お前」
「大神さん!」
那岐がびくついた表情を見せた。
「?」
「なんか、バカな奴ラが集まっているな」と、ミハエル・パウエルが私立の制服姿で携帯を持って現れた。
拓人は、那岐から視線をはずすと、遠くにいる厳しい表情をした金髪の少年の姿に気がついた。
―何だ、あいつ。
その瞬間、彼らの頭上に巨大な光が現れ、皆がその光に気付いた瞬間、一気にその光が分散して、エンジェウーモンの姿が彼らの脳裏の中に映し出された!
「「な、何、これ――ぇ!」」
「「「!?」」」
「これは?」
その光がデジヴァイスへと神聖な輝きをもって姿を変えた。
―選ばれしテイマー達よ・・その強い力で私達の世界「デジタルワールド」をあいつから助けて下さい―
「何、この声~、勝手に入ってくる~・・気持ち悪い~」
―貴方達の運命を決める為、ゲートを開きます。デジヴァイスを中心に向かって掲げて下さいー
エンジェウーモンが姿を現して、デジタルワールドに繋がる光の柱ーゲートをあっという間に作った。
「・・おもしろう、やろっ!響古ちゃんと藍理ちゃんは?」
「私はもちろんやりますわ」
「私、遠慮しとく~」
サラちゃんがやるならオレも・・、と宗一郎は思った。
「・・やってみようかな」
「おおっ、那岐もやるか!」
「・・・・」
「面白そうだな、僕も参加してみるか」
―では、勇気のある方からお入り下さい。
拓人を一番最初に故、サラ、饗古、那岐、ミハエル、宗一郎がゲートの中に入っていった。
―あら、遅かったですね・・。
そして、一番最後に到着した冷たい表情の金髪・蒼い瞳の少年ー皇 スバルが入って、ゲートは閉じられ、エンジェウーモンも光の柱と一緒に姿を消した。
ゲートを潜り抜けた瞬間、真っ青な青空が彼らに飛び込んできた。
「「「「「「「!?」」」」」」」
――これは?
3
彼らの目の前には、透き通った冷たい蒼の海に銀河のように散らばる島々や空に浮かぶ火山、見た事もナイ生き物「デジモン」が飛び回っていた。
「何で、いきなり空の中なんだよ!!」と、那岐が抱き付いてる拓人が叫び、
「・・す、すげえ・・」と、宗一郎は言った。
「「きゃああああああ~!!」」
饗古とサラは恐怖と困惑で抱き合っていた。故とミハエルは声が出ず、呆然としていた。
「・・バカみてえ」
雲の狭間から突如エンシェントドラゴン型のデジモン、リュウモンに乗った皇 スバルが現れた。
「!?」
「何だと、てめえ!!どーゆう意味だよ!」
拓人が空中回転をして、一気にリュウモンに飛び乗ってスバルの胸ぐらを掴んだ。それ以外の皆は那岐を始めとしてぶつかった衝撃でまるで風船のように飛び回って、リュウモンの背中に身体を伏せた。
「ぎゃーぎゃー騒いでバカみたいだって言ったんだよ」
「誰だって、いきなりこんな場面合わされればパニックになるわ!!」
「――よく、この状況で騒げるな、あいつら」
宗一郎が顔を伏せながらぽつりと言った。
ツンツンと、拓人のズボンのすそを引っ張る何かに拓人はスバルから視線をそらして気づいた。
「ん?」
恐竜型デジモン、ランドモンの幼年期・ビットモンが拓人のデジヴァイスから放たれた光の中から現れ、拓人のズボンの裾を引っ張ったらしい。
「タクト、僕ビットモン。遊ぼ、タクト」
「うわっ、何だ、こいつ!!?」
拓人が一気にスバルから離れた。
「どしたの?タクト」
ビットモンが不思議そうに顔をかしげた。
「何、このこかっわいいvv」
サラがビットモンを抱き上げた。
「――何だ、あの生き物・・」
故が呆然とした表情でビットモンを見ていると、故のデジヴァイスに昆虫型デジモン:クワガ―モンの姿と得意技と必殺技のデータが映し出された。
―クワガ―モン?
『―見つけたぞ、選ばれしテイマーの卵達よ』
頭にはさみをつけた成熟期デジモン―クワガ―モンが子供達を乗せたリュウモンの前に現れた。
「何ですの?あれ?」
「気持ち悪い~」
『うるさいガキどもだ・・まあ、いい。さっさと海のもくずになれ!!』
――パワーギロチン!!!
リュウモンの頭の上にジャンプして、一気にはさみを振り下ろした!
リュウモンが避けようと身体を動かした瞬間、再び地上に振り落とされた。
「「「「「「「「「うわああああああああ!!」」」」」」」」」」
4
真っ暗な闇が広がるトンネルを駆け抜け、トレイルモンが霧に包まれた大平原へとレールをつたって通っていった。
「・・お客さん、お客さん、ほらもうすぐ着くから起きて」
トレイルモンが第1車両の一番片隅で座って寝ている吉良に備え付けのラジオを通して語りかけた。
「・・・ん?誰?父さん?」
吉良は自分の胸の上に何か乗っているのを感じて、ゆっくりと目を開けた。
「キラ、おはよ―」
やわらかで優しい声だ。
「・・・ッ」
吉良が手にしているデジヴァイスに目の前のデジモンの事が表示された。
―プットモン、小天使型デジモン、幼年期、必殺技はエンジェルダスト、得意技はハッピーシャワー、天使型デジモンの源といわれている―
「プットモン?」
「うん・・僕、キラのパートナーなの。よろちく」
「よろしく・・でも、何でオレの名前知ってるんだ?」
ガタンッ
「てっ」
トレイルモンが蒸気を上に向かって放ち、ぴたりと駅の前で止まった。
「おりりょ~」
プットモンが身体をボールのように跳ねながら、自動ドアから外に出た。
「あっ、ちょっと、待てよ!」
吉良が追いかけるように外へ出ると、霧が広がる大平原がそこに広がっていた。
「!」
「キラ~、お空から何かフワフワ落ちてくるよ」
「お空?」
吉良が顔を上げると、シャボン玉の中にいるビットモンと拓人、サラ、ミハエル、那岐、饗古の姿があった。
「あれは・・」
――テイマー達の冒険の始まりだった。
5
大きな宝石がゴロゴロした鉱山の周りには容赦なく炎の柱が吹き溢れており、タクト達がたどり着いた時、炎と硫黄の匂い、妖精型ドルフモンがせっせと宝石を掘っている所に遭遇した。
「あれ?」
珍しい事もある事もあるものだと火田伊織は思った。
いつも、この時間ではまめにこのチャットにはやって来るというのに。
ハンドルネーム「タクト」。
小学五年生になって、始めたチャットの中では、伊織の仲の良いチャット仲間だ。
「・・・おかしいですね」
伊織は不思議そうに首を傾けながら、カーソルに指を滑らした。
「何か、あったんでしょうか?」
「どうしただぎゃ、伊織」
そこへ、アルマジモンがのっそりとやってきた。
「あ、アルマジモン」
その時だ、扉の隙間からテレビのナレーターの声が聞こえてきたのは。
「―以上、この数名の子供たちが今から昨日、行方不明となった子供たちです。なお、親御さんや警察の話では・・」
何と、その子供たちの中にはタクト達の姿もあった。
「行方不明ですか、怖いですねえ~」
「だぎゃ~」
6
タクト達が次に飛ばされたのは、セカンドというナビゲーターがいる海の底にある神殿だった。
「・・・・しかし、これは」
「寝ていますね」
「いや、捕まってるとか」
「囚われのお姫様か」
その学校には、王様がいる。
アンドレ・カールセン、名誉委員長を押し付けられた留学生の少年は勇気を振り絞って、その扉を開いた。
「たのもぉ~!!高城、出て来い!!」
次の瞬間、アンドレの喉下に日本刀・・ではなく、木刀が突きつけられる。
「控えろ、十耶様は今課題に取り組んでおられる」
「志摩・・・・、ここは準備室だろう。ふん、相変わらず金魚の糞みたいに高城の後についているんだな」
志摩と呼ばれた少年と同じ顔の従兄弟の少女、西小路灯里が槍をアンドレにくくりつける。冷たい汗がアンドレの背中に伝っていく。
「・・・・ひっ」
ドォォ・・・ン!
アンドレは準備室の前でシャッターアウトされた。
「・・・・くっ、高城・・・・あの悪魔め!!いつか必ず貴様をこの学園から追い出してやる!」
負け犬の遠吠えだった。
ガチャン・・!!
泉 光子郎はそれを見た瞬間、乱暴にカーソルの上に手を叩かせた。
「・・何なんですか!?これは・・」
「光子郎?」
部屋に入ってきた光子郎の母親はびっくりといった表情を浮かべた。
「デジタルワールドが・・」
デジタルワールドに行くゲートがすべて閉じられている・・!
何度パスワードを入れても、ロック状態に陥る。
今まで、こんな事はなかったのに・・・!
「―・・太一さんに早く知らせないと・・!」
光子郎は立ち上がって、携帯を慌てて手に取った。
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