なりぽん@厭離庵

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人間辛抱 @ Re:なりぽんから喪中欠礼(11/20) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…
2006.02.20
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昨夜の女子カーリング、前回のゴールドメダリスト、イギリスを相手に
堂々の ‘横綱相撲’ で快勝した。


この ‘チーム青森’ に関して ゲンダイの記事(1月31日付) を見つけた。

【女性アスリートの素顔と私生活】

2006年1月31日 掲載
小野寺歩(カーリング)

2月にはモデルにした映画も公開

 カーリング代表として2度目の五輪に挑戦する小野寺歩(27)。彼女をモデルにした映画「シムソンズ」も製作され、2月18日に公開される。
 ごく普通の中学生だった小野寺は、幼なじみとカーリングチーム「シムソンズ」を結成。札幌学院大学に進学した02年に見事ソルトレークシティー五輪出場を果たした。そして昨年11月、スキップ(主将)として国内最終予選で「チーム長野」との激闘を制し、2度目の五輪キップをもぎ取った。
 ただし、挫折と苦労の連続だった。前回ソルトレークシティー五輪は2勝7敗の8位で予選敗退。「緊張で何もできなかった」(本人)と屈辱だけが残った。しかも、地元の北海道常呂町に戻ったところ、「基幹産業は畜産とホタテ漁」(町役場)という過疎の町に若い女性の就職口はなかった。チームは解散し、「嫁にでも行こうか」と引退も考えたという。
 そんな時、青森市が市民の生涯学習の一環として専用カーリング場を造るという話を聞き、ソルトレークシティー五輪からの同僚の林弓枝(27)と2人で施設運営公社に就職した。

「身分が嘱託のため、給料は一般のOLさん以下。スポーツ専門員という肩書でコーチをしたり、スポーツ会館の受け付け業務をこなしています。海外遠征費などの捻出に資金がかかるため、爪に火をともすような生活をしているはず。お付き合いしている男性の噂も聞きません。普通の年頃の女性のようにワイワイ飲み屋で騒ぐような機会は少ないようですね」(青森市文化スポーツ振興公社の上司)
 青森市内のアパートにひとり暮らし。そんな彼女の苦労を見かねた青森県、市、地元商工会が先頭に立って、街頭募金で1000万円の遠征費用を集めてくれた。その資金をもとにチームのメンバー5人は9月から3カ月以上もカナダ・バンクーバーで合宿を張ることができた。もっか世界ランキングは8位だが、その合宿中の大会では昨年の世界選手権5位のロシアを下し、「隠れたメダル候補」(関係者)と評価は急上昇している。
「4年前の自分に勝ちたい。メダルを取って笑顔で日本に帰ってきます」
 映画のようなハッピーエンドは迎えられるのか。


ゲンダイと言えば、あの ‘ドーハの悲劇’ で国民の多くが ‘喪に服している’ 時にも
‘本紙予想通り・・・’ ‘ザマーミロ記事’ を書いたである。

100件の記事があったら97件はネガティヴな内容になるのがデフォで、
まあ、その筆致がゲンダイの ‘売り’ でナリポンは決して嫌いじゃない。

そのゲンダイがチーム青森に関しては ‘らしくない’ なんとも温かな記事を書いている。

それにしても資金的にはかなり苦しそうである。

他のメジャーな競技と較べて、カーリングにどれだけの助成金や強化費が
充てられているのかは知らない。

しかし、地元の善意にのみ依存している ‘窮状’

今回のトリノでの戦いぶりを目の当たりにして、カーリングを面白いスポーツとして捉えた人、
或いはチーム青森をサポートしたいと感じている人は相当数いるだろう。

そういう流れをまったく理解できてないジャーナリストがいる。

武田薫という男だが、フジテレビのサイトにある
‘激辛スポーツ歳時記’ と言うコラムの最後でこう書いている。

『考えて欲しいNHKのカーリング』

夜はトリノ・オリンピックを観た。トリノは、スノボーのクロスとかスケートのパシュートなど新種目が面白かった。スキーの滑降種目もスリリングで興奮するが、不満はNHKである。カーリングを延々と流している神経はどうしたのか。ジャパン・コンソーシアムはシドニーから5大会で総額632億円の放映権料をIOCに払い、その70%がNHKの負担だ。カーリングを見るために、そんな大金を払ったのか? メダルを見たいために放映しているのか? 昔のNHK運動部はもう少し主張があった。公共放送、せめて報知新聞写真部のような一貫性があっても……ま、そこまで持ち上げる意味はないか。
日本の惨敗はともかく、NHKと松岡修造がなぁ……というオリンピックである。



容易に想像がつくが、記事中でヨイショしている報知新聞OBだそうだ。

この程度の内容でジャーナリストとしての職業が成り立つのか。
私はともかく、いまの世の中、ネットを通じてもっとマトモで面白い記事を
無償で提供している連中がいっぱいいるぞ。

NHKが延々とカーリングの熱戦を伝えたお陰で、今回カーリングに興味を持った人は多い。
昨日の記事 の書き込みにも、自分でもやってみたいと言っている人が複数いた。

今までマイナーな競技だったカーリングが、公共放送を通じてプチ・ブレイクしている。
映画との相乗効果も見込める。

武田薫のような発想では、カーリングへの理解も浸透せず、選手たちの窮状は続く。
そもそも競技としてカーリングを面白いと感じられない ‘感性’
或いは ‘面白いと感じている人が多いという事実’ を認識できない ‘鈍感さ’
ジャーナリストしては ‘フェイタル’ だ。

‘武田薫の糞コラムを使うフジテレビの神経はどうしたのか’

武田薫よ、ジャーナリズムの魂を失っていないなら、フジテレビの批判記事でも書いたらどうだ。

‘童夢&メロ’ ‘天才兄妹’ だと大騒ぎして追い回し、彼らをスポイルした張本人はフジだろう。

先ほど終わったイタリア戦。
地元とはいえ、最下位相手で楽勝と思っていたが思わぬ苦戦で第10エンドで辛勝した。

予選リーグ最終戦はスイス戦で、当初は録画放送しかなかったが、急遽ライヴ放送を決定した。

‘さすが公共放送NHKだ、機動的だ、延々と放送してくれ(笑)’

スポーツ選手を ‘芸能人化’ するのが ‘お家芸’ のフジテレビだが、
武田のあんな記事を掲載しておいて、
突然 ‘いま一番光っている、カーリング娘’ なんて番組をやりそうだな。

少なくとも有力な ‘ジャンクスポーツ出演候補’ は間違いない。

まあ、そういう節操のなさがデフォだが・・・(嘲笑)

さあ、カナダが勝てばおしまいだが、強い相手には強い日本だ。
強いスイスに是非勝利しよう。






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Last updated  2006.02.20 22:25:36
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