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2007年12月8日（土）　文化放送


遠藤 　 この時間も引き続き、B'zの松本さん、稲葉さんをゲストにお迎えしまして、お届けしていきます。
結成20周年ということで、この素晴らしいタイミングでね、佐伯さんとB'zの、生対談ともいうね。
佐伯 　 いやいや、そんなにね、おこがましいですよ。
遠藤 　 いやいやほんと。　生放送にご出演いただいたということで、もう、ものすごい嬉しいことなんですけれども、今日は、普段ねえ、誌面でのインタビューが多いので。
佐伯 　 インタビューね、うん。
遠藤 　 今回、普段のインタビューとはちょっと違った雰囲気が、やっぱりあるんですか？
佐伯 　 どうなんですか。　松本さん、どうですか？　普通のインタビューのときと、こういう、電波に乗るっていう話のときと。
松本
佐伯 　 そうですね。
松本 　 ねえ。　こういう、３人で、あの…。
佐伯 　 そう、事務所のねえ。
松本 　 ねえ、してるとこと、ちょっと感じ違いますよね。
稲葉 　 ハハ
松本 　 たくさん人も、いっぱいいらっしゃるし。　うん。
遠藤 　 そうですね。　今日はもう、スタジオの外にも、たくさんのお客さんが。
松本 　 はい。
佐伯 　 確かに、普通のインタビューのときには、全然いないもんね。
松本 　 そうですねえ。　うん。
佐伯 　 稲葉さん、どうですか？　インタビューのときと。
稲葉
松本 　 うんー。
遠藤 　 ということは、色々聞き出すことができるってことですかねえ。
佐伯 　 ええー？（笑）
遠藤 　 （笑）
稲葉 　 聞くことないんじゃないですか、ほんとに（笑）
松本
佐伯 　 いや、正しい（笑）
遠藤 　 あれ？（笑）
佐伯 　 もう、20年のうち、15年以上？
松本 　 うん。
佐伯 　 話、聞いてますから。
松本 　 うん。
佐伯 　 でー、ライブ空間でもねえ。　会場でも。
稲葉 　 そうですよね。
佐伯 　 話、してますから、うん。　聞くことないっていうのは、確かにある。
遠藤 　 そしたら、佐伯さんに。
松本 　 うん。
遠藤 　 松本さん、稲葉さんが、聞いてみたいこと、ってないですか？
稲葉 　 でも、えーとー、文章を。
佐伯 　 はい。
稲葉 　 あの、お書きになられてるので（笑）
全員 　 （笑）
佐伯 　 なんですかそれ（笑）　　ライターですから。
稲葉 　 ええ。　で、長い、キャリアの中でですねえ、やっぱりそのー、僕なんかも、やっぱ、自分のスタイルっていうの、が、知らず知らずのうちにできてですね。
佐伯 　 ええ。
稲葉 　 そこからどうしてもこう、その、飽きたっていうんじゃないけど、その、そこにハマらないように、やっぱ、したい気持ちもあってぇ。　その…。
佐伯 　 ああ、自分のスタイルに。
稲葉 　 うん、そうそうそう。　そういうところで、そのー、あのー、まあ、苦心したりするんですけども。　その、音楽ライターとしての佐伯さんはですね（笑）
佐伯 　 はい。
稲葉 　 そういうところは、どういうふうに、やられてるんでしょう。　ええ。
佐伯 　 それ、難しいですよね。
稲葉 　 ええ。
佐伯 　 自分の文体っていうのがないと。
稲葉 　 そうなんです。
佐伯 　 「あ、佐伯さんの文章だ」 って、分かられないで。
稲葉 　 それは、ある…、のことは、すごくいいですよね、まずね。
佐伯 　 ええ。　だけど、そればっかりだと、うーん。　新しくなれないじゃないですか。
稲葉 　 うん。
佐伯 　 だから、自分の文体を持ちつつ、なんか違う。　今まで使ってないフレーズとか、ボキャブラリーとかを持ち出して。
稲葉 　 うん。
佐伯 　 それで、まあ、抜本的には変わりませんが。
稲葉 　 うん。
佐伯 　 ちょっとした変化を付けるって。
稲葉 　 まあでも、抜本的に変わんないとこが、テイストですからね。
佐伯 　 そうなんですね。　だから、一度つくったスタイルってのは、難しいですね。
稲葉 　 うんうんうん。
佐伯 　 うん。
稲葉 　 ですよねー。
佐伯 　 B'zのお二人もそうだと思いますけど。
稲葉 　 はい。
佐伯 　 ええ。　いきなりねえ、こう、違うスタイル？
稲葉 　 まあ、それがいいかどうかっていうとこもまあ、ありますからね。
松本 　 うん。
佐伯 　 ねえ。　そこをなんか、やり続ける以上、戦っ…、戦うっていうのも大げさだけど。
松本 　 うん。
稲葉 　 ええ。
佐伯 　 自分らしさと、ある種、対決していかなきゃならないとこってのは、あると思うんですね。
松本 　 うん。
稲葉 　 なるほど、はい。
遠藤 　 それではここで、12月5日にリリースされた、B'zのニューアルバム、「ACTION」 から、この曲、お届けしましょう。　曲紹介、稲葉さん、お願いします。
稲葉 　 「純情ACTION」、聴いてくださいっ。

♪ 純情ACTION ♪