B'zFan ON★THE★NET

「ACTION」


シュウ 　 はい、もう寒なったんでね、あの、ちょっとー、薪にね。　やっぱり、暖炉囲んで、しゃべろかなあと思ってね。
稲葉 　 うん。
松本 　 うーん。

☆BGM　 パーフェクトライフ

シュウ 　 先ほどお送りしました、 「パーフェクトライフ」 。　このイントロの感じ。　気持ちよさそうですね。
松本 　 ウン。
シュウ 　 これはどういう曲でしょ。
稲葉
シュウ 　 うん。
稲葉 　 その……、結局なかなかパーフェクトに、みんななれない。
シュウ 　 うん。
稲葉 　 って、すぐ、やっぱ、思…、それを知るじゃないですか、やればやるほど。
シュウ 　 そうね。
稲葉 　 んーま、その、過程が、ナニ？　すごく…、その瞬間がパーフェクトなんだという。
シュウ 　 ウン。
稲葉 　 その、こう、目指して、こう頑張ってるその瞬間が、みたいな。
シュウ 　 うん。　ま、歌詞の中にもね。
稲葉 　 うん。
シュウ 　 「完璧に見える人も　みな見えないところで　青筋たてて　苦しんでる　何かに向かい　手をのばし　もがいている その姿　それこそが　パーフェクトなライフ」。　松本さん。
松本
シュウ 　 ここが先生とゆえる。
稲葉 　 （笑）
シュウ 　 ゆえんでございますよ。
松本 　 はい。　いや、そのとおりだと思いますよ。　うん。
シュウ 　 ほんとに素敵な言葉をね。
松本
シュウ 　 サラッとロックにしてしまう。
稲葉 　 教壇で言えないから、たぶん、そうやってるん…（笑）
松本 　 ハハハッ
シュウ 　 いや、もうねえ、でもね、完ぺきよ。　いやもう、ほんーま、冗談抜きで。　いやー、ナニが殿堂入りてねえ。
松本 　 うん。
シュウ 　 たぶんねえ、あの、審査した人でもね、ここまで分かってないでしょ。
稲葉 　 それが、全然それと違う人が（笑）
松本 　 アメリカ人だから、向こうは（笑）
シュウ 　 え？　ちゃうやん。　それは本格的な、結果的な話やろ？　おれが伝えたいのは、日本語を、ロックにしてぇ。
松本 　 うーん。
シュウ 　 それでさらにぃ、ものすごい大切な、今の時代の若い子ぉらに、メッセージとしてぇ。　それも分かりやすくよ。
松本 　 うん。
シュウ 　 伝えてるっていうところを、評価。　されてないのね、まだ。　そこまで日本語分かってないもんね。
松本 　 うーん。
シュウ 　 でも僕はもう、そこがすごいと…、思い、ます。
稲葉 　 アリガトゴザイマス。
シュウ 　 ええ。　だって、歌い始めが、「敵は作りたくはないからね　誰かを責めてもその最後には　自分も　おとしめ　お茶にごす」。　ねえ。　そうなんですか？
稲葉 　 ソウです。
シュウ 　 （笑）
稲葉 　 はい。
シュウ 　 そういう自分が、イライラしたりするときあるんでしょ？
稲葉 　 なりますね。
シュウ 　 そのときはどうするんですか？
稲葉 　 ん ？
シュウ 　 そういうとき。　バイク？
稲葉 　 …歌に。　歌にするしかないですね。
シュウ 　 最近はバイクは？　ハーレーは。
稲葉 　 ハーレーは（笑）　でも、乗ってもなんか、そのときは忘れるけどぉ。
シュウ 　 うん。
稲葉 　 ねえ。
シュウ 　 おお。
稲葉 　 帰ってきたら、また悩まなきゃいけない、それだと。
シュウ 　 （笑）　だから、曲にできると。
稲葉 　 んま、そういう意味では幸せですけどね。　そういうところに、こう。
シュウ 　 幸せやわー。
松本 　 うん。
シュウ 　 そういう意味では。　まあでも、あの、ここにもね、あの、「Go on これが MY WAY　涙ながらに　戦いつづける　コンプレックス　燃えあがらせ　武器に変えるまで」。
ここもですね、先生。
稲葉 　 ふっ
シュウ 　 コンプレックスこそ武器になるっていう、メッセージ。
松本 　 うんー。　まあだから、それを武器にできるやつって。　できないやつが、なかなかいるからねー。
シュウ 　 そのために、アクションなんですよ！
松本 　 はい。
シュウ 　 （笑）
稲葉 　 だんだん、熱くなってきましたね。
松本 　 うんー。
シュウ 　 （笑）
稲葉 　 （笑）
シュウ 　 このアルバムは、そういう意味でも、すごいですからね。
松本 　 うん。　だから、武器にしてほしいよな。
稲葉 　 うん。
松本 　 ほんとに。
シュウ 　 ええ。　いや、そういう意味では、次の曲ですよ。　 「一心不乱」 。