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「ACTION」


中村 　 え、これは、シングル候補じゃなかったんですか？
松本 　 いや、最初ねえ。
中村 　 うん。
稲葉 　 うん。
松本 　 あのお～、もっと全然違う。 メロディーだけはこうだったんだけども。
稲葉 　 うん。
中村 　 うん。
松本 　 もっとテンポもゆっくりでぇ。
中村
松本 　 結構なんか…、ちょっと、オールドスクールというか、古～いタイプのロックの曲だったのね。
稲葉 　 もうちょっと渋かったよねえ。
松本 　 し…、そう。
稲葉 　 ね。
松本 　 もうちょっと渋めだった。 ブルージーで。
稲葉 　 そそそ。
中村 　 ふーん。 だから、シングル1曲目って感じではなかったんだ。
松本 　 全然全然。
稲葉 　 うん。
中村 　 あ、そうなんだ。
松本 　 でなんかぁ、おれ、「メロディー、結構いけると思うんだけどなあーー」。
中村
松本 　 「なんかイマイチこう、しっくりいってねえよな」 とか思っててえ。
中村 　 うん。
松本 　 で結局もう、みんなでいろんなこと考えて、テンポをものすごいアップして、ここにリフ付けたりとか。
稲葉 　 うん。
松本 　 こういうふう…な曲に、出来上がったら、「これ、シングルじゃないの」 と。
中村
松本 　 いう感じだったんでねえ、ほんとに。 これは相当…、紆余曲折して、ここまで来たって感じだよね。
中村 　 あ、そうなんだ。
松本 　 うーん。
中村 　 あの、サマーソニック'07に。
松本 　 はい。
中村 　 今年は出られたわけですけれども、そこでこの曲やって。
松本 　 うん。
稲葉 　 うん。
中村 　 ファンの皆さんだけじゃないわけじゃないですか。
松本 　 はい。
中村 　 ああいうフェスって。
稲葉 　 うん。
中村 　 いろんなバンドの。 そういうところでも、「お、これはいい感じだな」 っていう感触が。
松本 　 よかったよね、サマーソニックはすごく。
稲葉 　 うん。
中村 　 うーーん。
松本 　 うん。 なんか、やっぱりちょっと最初はアウエーで、「どんな感じかなー」 なんて思ってたんだけどもぉ。
中村 　 うん、うん。
松本 　 もう、1曲目始めた…、て、すぐにもう、「今日はこれ、いけるな」 っていう感じ、でしたね、はい。
中村 　 うーん。 すごいですね、わざわざアウエーのとこに行くっていうのが、この20周年のキャリアと人気があっても。
松本 　 それはやっぱ、行かないとなあ。
中村 　 （笑）
稲葉 　 うん。 んまあ、おもしろいっていった感じ（笑）
松本 　 うーん。
中村 　 あ、そうなの。 おもしろいのね、突然どこに行ってるやるっていうか。
稲葉 　 だからまあ、チケット完売したあとーに発表したからぁ。
松本 　 うん。
中村 　 そうですよね。 もう、だからもう。
稲葉 　 基本的にはだから。 ま、ファンの人も当然まあ、いる…、洋楽好きな人もいますからね、いるでしょうけども。
中村 　 うん。 それは偶然の人だもんね。
稲葉 　 うん。
中村 　 あの、重なってるから好きだっていう。
松本 　 そうですね。
稲葉 　 ええ。 で、何会場もあって、会場と会場、ねえ、みーんな、ブラブラブラブラ歩いてるじゃないですか、ずっと。
松本 　 うん。
中村 　 うーん、うんうんうん。
稲葉 　 で、その人たちの足を、いかに引き留めるかみたいなところですからね。
中村 　 あ～。
稲葉 　 ええ。
中村 　 ドキドキしますし。
稲葉 　 人がこう、集まってくんのが分かるわけですよ、やってて。
松本 　 うん。
中村 　 へー。
稲葉 　 それがすごい楽しいし。
松本 　 うん。
中村 　 いいですね、ワクワク感がね。
松本 　 うん。
稲葉 　 うん。
中村 　 その、初期衝動って、初めのころのこととか。
松本 　 普段ともう、全然、感じが違うから。
稲葉 　 うん。
中村 　 ああー。
松本 　 うん。
中村 　 あのまた、初めのヤツはみんなが待っててくれてて。
松本 　 うん。
中村 　 自分たちのを待ってるっていう 「ワー」 もいいし。
松本 　 そうですね、うん。
稲葉 　 うん。
中村 　 音で集まってきてくれる感じ。
稲葉 　 そうなんです。
松本 　 うん。
中村 　 また、ザワザワッてくるのが。
松本 　 うん。
中村 　 すごく、両方じゃあ、楽しめた感じですね。
稲葉 　 うん。
松本 　 うん。