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2009.12.14
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カテゴリ: ラジオ B'z
THE CIRCLE放談 B'z×熊谷達也 ~音楽と小説の邂逅~



石垣   ざっくばらんに、疑問・質問、個人的なことから(笑) 質問コーナーに行きたいと思います。
松本   ハハハハハッ
稲葉   (笑)
石垣   はい(笑) じゃあB'zのお2人の方から、熊谷さんに何か質問があれば。

松本   あのー、いわゆるその、お仕事が。
熊谷   うん。
松本   ものを書くということでしょ?
熊谷   はい、うん。
松本

熊谷   僕はー、いちばんよく、あの、リフレッシュで使うのは、やっぱりバイク~を。
松本   ああ。
熊谷   ずーっと乗っているんで。
松本   はい。
熊谷   え~、キャンプ用具をバイクに付けて。
稲葉   ああ~。
松本   それで旅しちゃうわけですね?
熊谷   旅、しちゃいますね。
稲葉   渚園もバイクですもんね、雨ん中(笑)
石垣   (笑)
熊谷   渚園も、よくまあ、あんなとこまでバイクで(笑)
一同
熊谷   行ったなあ、みたいな感じ。
松本   へー。
熊谷   でもまあ、無理してでも、夏の時期は。
松本   うん。
熊谷   2週間くらいは仕事入れないで。
松本
熊谷   で~、北海道を自由気ままに。
松本   ああ。
熊谷   今日はキャンプ、今日は、ビジネスホテルで、どっかの飲み屋行こうかとか。
松本   うん。
熊谷   あるいは、疲れたから、ちょっと温泉入ろうか。
松本   ああ。
熊谷   っていうのを、必ず毎年やるようには、してますね。
松本   男の1人旅ですね。
熊谷   まあなんか、かっこいいかなあ、みたいな。 でも、かっこいい、どころじゃないんですね、実際ね。

松本   そういうのやってる自分が好きですか? すごく。
熊谷   なんて言うの。 好きだというよりも、これ、生活の一部になってるみたいな感じなんですよ。
松本   ああ、なるほどね。
熊谷   その時期になると、そうせずにはいられない、みたいな。
松本   ああ~。
熊谷   まだ体の動くうちは。 何歳までやれるか分かんないですけどもね。
松本   うん。
熊谷   うん。 で、あとは、え~、そうですね。 それくらいしかないのかな。 なんて、寂しいなぁなんて思うんですけどもね。

松本   でも、たとえばあの~、ものを書かれる方っていうのは、取材ってよく言うじゃないですか。
熊谷   ああ、はいはい。
松本   なんか、それを書くに当たって、その場に行ったりとかって。 そういうのやっぱりすごく重要なことなんですか?

熊谷   かなり僕はする方なんですよ。
松本   ああ。
熊谷   今回あの~、新しい作品のために、実は、今年になってから3週間ばかり、シベリアとサハリン、行って、あの、間宮海峡って、あの、サハリン島と大陸の間に。
松本   ええ。
熊谷   氷張るんですよ。
稲葉   うん。

熊谷   そこを横断して、サハリンを南下するっていうような、そういうなんか、普通こんな時期に、日本人は絶対来ないぞっていうようなね(笑)
松本   ああ。
熊谷   旅行を、この前してきたばかりなんですけども。
稲葉   うん。
熊谷   そういう、あの、取材は、僕にとっては、すごく大事な。
松本   うう~ん。
熊谷   うん。 取材しなくても、おそらく、ほとんど近いものは書けると思うんですよ。
松本   あ、そうなんですか。
熊谷   うん。 あの、書けなくては小説家じゃないと思うんです。
松本   ああ。
稲葉   ああ、なるほど。
熊谷   見てきたようなウソを(笑)
松本   ああ。

熊谷   うん。 でもやっぱり、数パーセントのところが、実際現場に行って肌で感じるとか。 それがないと、リアリティーがきっと、出てこないんだろうなー。
松本   ね。
熊谷   っていう、趣味と実益があるんですよね。

稲葉   あれは、かなりリアルですよねえ。 あ、あの、僕なんか、だって、全然知らない世界の話なので、その。
熊谷   ああ、あの、
稲葉   『邂逅の』。
熊谷   マタギと一緒に。
稲葉   ええ。
熊谷   クマを、クマを求めて、山の中も(笑)、行きましたね、あれ。
稲葉   あれが、あ、そーですか。
熊谷   ええ。
稲葉   だから、あそこの描写とかも、ほんとに。 最後の方も、ちょと、もうずーっとなんか、体の一部が痛くなりそうな(笑)
一同 (笑)
稲葉   シーンがずーっと続いてですね(笑) こう、どうやったらこんな書けんのかなって、単純に思いましたけどね。
石垣   うん。
熊谷   あの、頭足りない分ね、体を使って書かなきゃ。
一同   (笑)

熊谷   みたいなね(笑) なんかそういう。 うん、合ってるんだよね、性に。
松本   う~ん。
熊谷   性に合ってるんだよね。 だからそういう取材っていうのは、僕にとっては仕事なんですけども。
松本   うん。
熊谷   遊び~。
松本   ああ。
熊谷   半分くらい遊びの要素が入ってる面が、多々ありますね。
松本   うん。
石垣   稲葉さん、何かご質問は。

稲葉   そ、まあ、小説を読んだんで、その話とか、にも近いですけど、やっぱり、バイク、乗る人って、少し、その…。 ま、電車とか車とか、いろん…、乗り物ありますけど、少しまた、時間と距離の感覚が違ってて。
熊谷   うん。
稲葉   普通の…、乗り物より、ちょっと手間がかかるじゃないですか。
熊谷   うん。

稲葉   その、雨も関係あるし。で~、そういう、こう…、なので、普通よりちょっと旅ができるっていうか、そういうふうに思ってたんですけども、その、小説を読んで(笑)、その描写にですね。 ま、当然、昔の話、というか、明治の終わりから昭和の頭に、かけての話だったんで、あれですけど、その、鉄道が敷かれ始めるころの話なんで(笑)
熊谷   そうですね(笑)

稲葉   すごい、セリフの中で、「あと半日~も歩けば着くところだったのに」 とか書いてあると(笑)
一同   (笑)
稲葉   やっぱり、全然、この(笑)
熊谷   うん。
稲葉   時代って、すごい変わってるんだなって思いましたよね。 ええ。
石垣   ああ~。
稲葉   ええ。 だから、そういうのをすごくリアルに、あの、感じたんで、僕もページも、その、テクニックが効いたせいだと思いますけど。
一同   (笑)
稲葉   バンバンめくっていきましたから。 はい。
熊谷   うれしい。

稲葉   いや、だから。 でも、ああいうストーリー、僕、読んだことないんで、うん。 すーごい、こう、うーん。 獣のにおいがする(笑)
一同   (笑)
稲葉   小説でした、すごく(笑) 人間もちょっと、なんか、獣に。 今より獣に近いっていうか、みんなこう、欲と戦ってて。
熊谷   うん。
稲葉   うん。





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Last updated  2009.12.14 05:15:58


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