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2010.05.30

「AKATSUKI」と「イカロス」

カテゴリ：もろもろ B'z

JAXA｜あかつき特設サイト
JAXA｜小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」

「あかつき」「IKAROS」順調に飛行中！

また「あかつき」が5月21日20:50頃、地球との距離が約25万kmの地点で、機器の状態を確認するために撮影した地球の画像が届きました。
同時に打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」も、太陽電池の発電と実証機の姿勢が正常である事を確認して、通信を確立しました。
（「あかつき特設サイト」 5/23付け記事より引用）

「AKATSUKI」、「イカロス」、「17」 と来たら、B'zファンとしては反応せずにいられませんでした(^_^;)
私、本当にかすかにですがJAXA （ジャクサ：宇宙航空研究開発機構）とかかわりがあるので、宇宙に関する話題にはすごく敏感なんです。
2つのプロジェクトを簡単にご説明します。
何かで見かけたら、ちょっとでも気にかけてくれるとうれしいです。

「あかつき」 は金星探査衛星で、今年の12月ごろ金星に到着します。
主な目的は金星の気象を調べること。
金星は硫酸の雲に覆われ、大気のほとんどは二酸化炭素のため、温室効果で表面温度は460度もあります。
また、「スーパーローテーション」と呼ばれる、秒速100mの強風が常に吹き荒れています。

そういった金星特有の気象を調べることが、地球の気象研究にも役立つのではないかと考えられています。

「IKAROS」 は「宇宙ヨット」ともいわれています。
名前は、「Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun」の略。
「ソーラーセイル」という帆に太陽の光を受けて航行するため、燃料を必要としません。
また、セイルの一部に貼り付けた太陽電池に充電することでエンジンを駆動する、ハイブリッド推進もできます。
目的は、帆だけで宇宙空間を航行することと、薄膜太陽電池での発電。
ソーラーセイルのアイデアは100年近く前からあったそうですが、軽くて薄い帆を作る技術がなかったため、いまだに実現していません。
成功すれば世界初となります。

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