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「SAPPORO BEER “OTOAJITO”」



「Part 5」 はこちら

☆BGM　 Don't Stand So Close to Me 　The Police

クリス 　「SAPPORO BEER “OTOAJITO”」、今夜は稲葉浩志さんをお迎えしています。
ちなみにここに、思い出の曲で 「高校教師」 っていうのがあるんですけど。
稲葉 　 ええ。
クリス 　これはやっぱり、自分にかぶる部分があるんですかねえ。
稲葉 　 いや、高校教師は別に（笑）、特に関係ないんですけど。 しかしこれ、なんで 「高校教師」 っていう邦題なんです…（笑）
クリス 　これ、何なんですか？　これ英語のタイトルは。
稲葉
クリス 　あ、そうなんだ。 へー。
稲葉 　 ええ。 これは先生の話かな。
クリス 　うん。
稲葉 　 「Young teacher」 で始まる。
クリス 　これやっぱり、じゃあ、スティング～も。

稲葉 　 これ、ポリスが実は僕、いわゆる外タレのコンサート観たの、最初のアーティストなんですよ、実は。
クリス 　あ、そうなんですか。 へー。
稲葉 　 ええ。倉敷市民会館っていうとこで。
クリス 　ふーーーん。
稲葉 　 そのころみんな、細かく回ってたじゃないですか。
クリス 　あ、そうかそうか。 これは、おいくつぐらいの時だったんですか？
稲葉
クリス 　じゃあ、すごいインパクト大。
稲葉 　 もう、キョーリョクでしたね。（ちょっと声が裏返る）

（しばらく曲を聴く）

クリス 　でもやっぱり、ファーストコンサートってすごいですよね、あのインパクトは。
稲葉 　 そうですね。 やっぱり、その道中とかも含めて全部覚えてましたね。 ええ。
クリス
稲葉 　 その、電車に乗って行かなきゃいけなかったんで、遠くて。 離れたとこだったんです、60キロぐらい（笑）
クリス 　あ、60キロも離れて。
稲葉 　 だから、高校～、授業、早退して（笑）
クリス 　う゛ーん。 じゃ、その日はもう、学校～ふけて。
稲葉 　 ふけて、はい。
クリス 　でも、60キロ。
稲葉 　 ぐらい、ですね。 田舎だったんで。 はい。
クリス 　う゛ーーん。 そうか。 じゃあ、すごい衝撃ですよね、これねえ。
稲葉 　 そうですね。 ええ。

クリス 　80…2、3…、そんな…。
稲葉 　 82、3年かな？　だから……。 あ、でも、30年ぐらい前ですよ。
クリス 　う゛ーーーーん。
稲葉 　 要するに。
クリス 　そうか。 おれ、この時期、リアルタイムで観てないんですよね、ポリス。 再結成、こないだ初めて観て。
稲葉 　 ああ。
クリス 　うん。
稲葉 　 ほんとにもう3人で（笑）、全部やってましたからねえ。

クリス 　ふーーーーーん。 歌うきっかけは、さっき、学園祭で歌って。
稲葉 　 うん。
クリス 　そこから結構、普通に歌い始めたんですか？
稲葉 　 …そうですね。 あの、バンド～はやってましたねえ。 あと大学、出てきてからも、なんか、友達のバンドとかをやってましたけど。

クリス 　そのときもずっとハードロック。
稲葉 　 …そうですね。 最初、が、ハードロックだったからそうなっちゃったのかどうか分かんないですけど、基本的にはハードロックでしたね。
クリス 　それはどんな。 やっぱりツェッペリン、パープルとか。
稲葉 　 そっち系のとかですね。 うん。

クリス 　歌は誰を。 誰のようなスタイルになりたいと思ってたんですか？
稲葉 　 やっぱり、ツェッペリン、カバーして、最初はロバート・プラント、とかもまねしてたし、あと、あの～、ポール・ロジャースとか。
クリス 　あ、はいはいはいはいはい。
稲葉 　 その辺ですかねえ。

クリス 　うーーん。 スティングもでも、結構、影響は受けたんですよねえ？　でもない？
稲葉 　 その、歌～にはなかなかアレですけどもね、あの、スタイルも全然違うんで。
クリス 　うん。
稲葉 　 やっぱり、でも、あこがれますよね、あの見た目、そしてあの声、みたいなね。
クリス 　でも僕は、スティングが、いまだ、僕はヒーローですね。
稲葉 　 あ、そうですか。

☆BGM　 Fragile 　 Sting

クリス 　うん。 3～4回ぐらいインタビューしたんだけど、ほら、年～が、まだ60は行ってないけど、すーごいじゃないですか、あの人。
稲葉 　 なんか、相当やってるみたいですね、やっぱり。
クリス 　やってる。
稲葉 　 ええ。
クリス 　あれがかっこよくて。
稲葉 　 なんか、あれですよね。 なんでか知らないけど、いつもアンコール、上半身裸で出てきて 「Fragile」、弾き語りしてました、昔（笑）
クリス 　まあ、まあ、あの人はちょっとまあ、若干そういうとこも。
稲葉 　 （笑）
クリス 　でもやっぱり、僕は 「カルナル」 って言ってんだけど。
稲葉 　 うん。
クリス 　やっぱり、軽くナルシストじゃないと、やっぱりだめじゃないかな。
稲葉 　 それはすごいよく分かります。
クリス 　ねえ。
稲葉 　 ええ（笑）
クリス 　やっぱり、ロッカーたるもの。
稲葉 　 ええ。
クリス 　おれは、「頑張ってくれよ」 って感じしますよね。
稲葉 　 鏡の前に立ってしまうみたいな。
クリス 　そそそそそ。
稲葉 　 ええ。
クリス 　それがねえ、絶対。 特に、年をとれば取るほど、やっぱり、ねえ。
稲葉 　 ええ。
クリス 　やっぱりわれわれ、こう、すごくイメージ抱いてるんで、それを崩さないでいただきたいなと。
稲葉 　 この間、あの、ニューヨーク、に、ちょっとだけいた時に。
クリス 　ええ。
稲葉 　 スティング、あの、メトロポリタンのオペラハウスで、コンサートやって。
クリス 　うん。
稲葉 　 その後、アップルストアで、ゲリラライブをやってました。
クリス 　あ、そうなんすか。 へーーー。
稲葉 　 はい。

（しばらく曲を聴く）

クリス 　いやでも、あの、かっこいいですよ、この人、ほんとに。
稲葉 　 いや、かっこいいすねえ、ええ。
クリス 　うーん。 大好きですね。 僕もやっぱり、結構思い出だな、この人の東京ドームのソロのコンサート。
稲葉 　 ああ、まーた、髪がこう～、なってた時ですか？
クリス 　はいはい、長い時ですね。 よかったですね。