●○なつ。の本棚○●

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2004年08月14日
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カテゴリ: ★★★な本
長崎に4年ほど住んでいて一番驚いたことは、10月に行われる長崎のお祭り「長崎くんち」と8月15日の「精霊流し」です。

さだまさし氏が長崎の出身であることは知っていたので、以前から興味を持っていた本書です。

私は出身がもともと長崎ではないので、精霊流しのいわれなどは知らず、ただぼんやりと「亡くなった人を送っていく儀式」のように思っていました。

この本を読むと、戦後たくさんの被爆者を出した長崎ならではの「精霊流し」に対するおごそかな空気が感じられます。

が、実際に「精霊流し」を行っている船の担ぎ手達である若い衆(笑)は、お祭りでもやっているかのようにはしゃいでいたり、爆竹を人に向かって投げたりすることがあるため、あまり弔いの儀式というようには感じられないのが残念なところです。

なんといっても爆竹使用量は日本一。

この日ばかりは耳栓なしには街を歩けません(^_^;) 



また、作中で使われる「長崎弁」は、大袈裟でもなんでもなくごく普通に使われているのですが、初めて長崎弁にふれる皆さんは「何のこと・・・・?」とまず思うのではないでしょうか(笑)。

今は長崎市からは離れているのですが、今度「精霊流し」を観るときには今までと違った気持ちで観ることになると思います。






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最終更新日  2004年08月23日 22時22分53秒
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