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2004年10月12日
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カテゴリ: ★★★な本
第17回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブルで受賞した作品。

先日感想を書いた 「ワイルド・ソウル」 の著者のデビュー作になります。

旅行代理店に勤務する主人公が、失踪した父親を探す少年に同行しベトナムを訪れることから物語は始まります。

現地で雇ったタクシーの運転手やガイド役の娼婦などの登場人物を加え、ベトナムで捜索活動をする一行を待ち受ける様々な出来事、そして最後に辿り付いた真実とは・・・?


「ワイルド・ソウル」のルーツがここに、確かに感じられます。

著者の垣根氏は旅行代理店に勤務しながらこの作品を書いたそうで、なるほど~と思わせる詳しい描写が多々あり、とても面白いです。

「ワイルド・ソウル」ほどのインパクトはないものの、ストーリーの展開といい、魅力的な登場人物達といい、読んで損はない1冊でした。

(というか、「ワイルド・ソウル」ほどの一冊には今後いつ巡りあえるかわからないのですが(^_^;))



ミステリーもあり、友情もあり、親子って・・と考えさせられるところもあり。

ちなみに「ルースター」とは一番鶏のことだそうです。

「この街で、この国で、一番鶏の鳴き声を聞かなくなってから、久しい。」(本文より)

本を読み終えた後、しみじみと考えてしまう言葉です。





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最終更新日  2004年10月13日 10時04分47秒
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