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2005年02月13日
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カテゴリ: ★★★な本
辻氏の 「いまこの瞬間愛しているということ」 「代筆屋」 と読んできて、どちらもとても良かったのでこの本を手に取ってみました。
もしかしてこの本って、ドラマ化したんでしたっけ??
管野美穂ちゃんが「愛をください」って歌、歌っていたような・・・。
例によってドラマを見ていないので、なんとなくおぼろげな記憶なのですが。
誰か知ってる方がいたら教えてくださいm(_ _"m)ペコリ

幼い頃に両親に捨てられ、児童養護施設で暮らす李理香という女性(18歳)が主人公です。
両親に捨てられたという過去から、人間を信用することができない。
愛する、ということがわからない。

差出人は過去に李理香と同じように両親に捨てられ、児童養護施設で暮らしていたことがあるという「基次郎」。
「基次郎」との手紙でだけは嘘をつかない。
そして、絶対に会わない。
そういう約束をして、二人の文通は始まり、いつしかこの手紙が李理香の心の支えとなるのですが・・・・という内容。

読んでみて驚いたのですが、この「基次郎」と「李理香」との文通のみで物語が展開されるのです。
内容はすべて手紙。
どの手紙にも日付が入っていて、その日付順に手紙を読む形で進みます。
時々「李理香」が何通も続けざまに手紙を送ったり、その逆だったりして、その手紙の内容で二人がどういった状況にいるのかがわかります。
「代筆屋」の時にも思ったのですが、辻氏は本当に手紙を書くという才能があるのだなぁと。
時に畏まった口調で、時にはくだけた明るい口調で、男性と女性の区別もあり、手紙だけでこんなにも情感あふれる本ができあがるなんて・・・と驚きます。
最後に明かされる真実、そして・・・


最初は単純に、恋に発展するのかな~なんて思っていたのですが。
手紙には毎回『追伸』がありますが、この追伸にはたくさんの思いが凝縮されています。
「基次郎」からの追伸、本当に感動しました。
本当に、いい本だったなぁと思います。





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最終更新日  2005年02月13日 23時26分59秒 コメント(2) | コメントを書く


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