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2005年06月13日
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カテゴリ: ★★☆な本
映画、ついに公開されましたね~
演技派俳優の純ちゃん(by北の国から)が主人公の天才ピアニストを演じます。

第一回「このミステリーがすごい!」大賞・金賞受賞作。
といっても、ミステリファンは期待してはいけません(汗)。
何故なら、まっったく、ミステリーではないからです(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
本を手に取ったときはそういう賞を受賞した作品とは知らなかったのですが、読後あとがきの部分に「このミステリーが」うんぬん、の文字を見つけたときにはのけぞってしまいました。
審査員は一体どこをミステリーと評したのか、それこそがミステリー(しつこい)。



脳に障害を負いながら音楽に天賦の才を持つ少女・千織。
そして二人が、家族を失いながらも島の療養センターで明るく働く1人の女性・岩村真理子に出会い、遭遇した奇蹟とは・・・。



この作品はきっと、映画で見るとすごく面白いだろうな~!!と思います。
というのも役柄、ピアノを演奏するシーンがよく出てくるからです。

この映画の役作りのために、全くの素人で譜面も読めないそうなのに、純ちゃん(・・・・)は映画の中で演奏できるほど練習を重ねたのだとか。
一体どんな演奏を聴かせてくれるんだろう!!と興味があります。

ストーリーとしては、うーーん、評価がわかれるところかもしれません。
私は大筋では面白かったと思っていますが、まずピアニストの如月が、なんていうのか・・・・はっきりしない奴!という印象。
そして途中から、オチがよめてしまう展開。
あまりにも詳細なところまでよめてしまったのが残念かな・・・。(^_^;)
文体はとても読みやすかったのですが、登場人物にあまりにも語らせすぎるところが、ちょっとウルサイ印象も受けました。
「悲しい、つらい、怖い」とストレートに言うのではなく、読者が感じ取れるような繊細な描写があればなぁ、と思いました。

とはいえ、映画は見てみたいと思います(^^*
評価は三ツ星か二ツ星かですごく悩んでしまいました。





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最終更新日  2005年06月14日 22時03分28秒
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