●○なつ。の本棚○●

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2005年09月14日
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カテゴリ: ★★☆な本
もう夏も終わりなので、ホラー小説の感想を慌ててアップします(^_^;)

恋人の茜と別れた輝樹は、彼女が殺されたことを知る。自分を束縛してきた茜が死んでホッとする輝樹だが、ある日、差出人不明のノートが郵送されてきた。それは、捨てられた茜が残した日記だった。

恋人だった茜を裏切った輝樹。
裏切られたけれど、輝樹を忘れられない茜。
輝樹が毎日楽しく過ごしている傍らで、茜は輝樹を想いながら孤独の日々を日記に書き綴っています。
その対比がこれから起こる出来事を予感させて、ますます怖くなります。(-"-;)

「誰かが幸せになる背景では誰かが不幸になっている」(本書より)
ちょっと極論(汗)だとは思いましたけど、納得できる部分も少しありました。
恋人に別れを告げるときには、気をつけないと・・・・・(自主規制)

吉村達也さんの本は何冊か読みましたが、本書が一番怖かった・・・かな?
「文通」
終盤では予想もつかない展開に。
ただ怖いだけではなく、「日記を送ってきたのは誰なのか」「茜を殺したのは誰なのか」などミステリーの要素もあり、なかなか面白い内容でした。

かげろう日記







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最終更新日  2005年09月14日 09時00分24秒
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