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2005年10月12日
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カテゴリ: ★★☆な本
煙のように上に昇りたがる男たちのはかなくも消える煙のような人生。男が神人となった時、全てが明らかに…『催眠』『千里眼』の松岡圭祐が挑んだ未知領域。燻し銀の推理サスペンス。

『千里眼シリーズ』 (フリーページの松岡氏欄を参照)

愛知県稲沢市で行われる 日本三大奇祭 のひとつに数えられる 「はだか祭」 を舞台に繰り広げられる男たちの戦いです。

「はだか祭」を あくまでもフィクション として仕立て上げたものなので、本物の「はだか祭」や稲沢市とは一切関係ありません、とクドイくらい断り書きがありました。
読んでみて納得。
クドイくらい書いてないと、実際にもこんなことが!?なんて思えてしまうほどのリアルさなのです。
ほんとに、もしかしたら、少しぐらいは・・・!?なんて思ってしまいましたが、あとがきには「実際のはだか祭とは○○も違う、○○も違う」と根底からフィクションであることが何度も書いてありました(^_^;)
ということで、愛知県民の皆さんのためにも、 あくまでもフィクションだと割り切って 読んで欲しいと思います。

読んでみて思ったのは、今までの松岡氏の作品と比べると 「異色」 だということです。

千里眼シリーズ・催眠シリーズ・マジシャンシリーズ(?)全てに共通するといえる、 主人公の着眼点のするどさ は健在でしたが、それ以外では本当に同じ作者?と思ってしまうほど。

最後の、 驚愕の真実 、これには参りました。。。
ドゴーーーンと奈落に突き落とされたような、最悪の真実。
なんともやるせない。。。(-"-;)
正直、読後感は最悪でした・・・。
でもそこまで読者を物語にのめり込ませてしまうのは、松岡氏の筆力ならでは、だとあらためて感じました。
物語には本当に引き込まれてしまいました。

読後感なんていいんだ、物語が面白ければ! という方にはオススメです。


煙
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最終更新日  2005年10月12日 09時31分39秒
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