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2005年11月18日
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カテゴリ: ★★★★★な本
いくつもの週末にデートを重ね、サラリーマンの彼と結婚した著者。日々の想い、生活の風景、男と女のリアリズム。恋愛小説の名手が告白する、甘く、ときにはビターな「結婚生活」。


結婚してもうじき2年という秋から翌年の秋までに書かれたエッセイ です。
以前 「赤い長靴」 を読んだ時に本書を友人から薦められたのですが、なるほど!と納得。
もう一度、「赤い長靴」を読み返してみたくなりました。

「赤い長靴」は結婚10年目を迎える夫婦、こちらは新婚を脱しかけている(江國)夫婦。
自然、想像してしまうのは、もしかして「赤い長靴」もエッセイに近いのでは・・・ということ。
まぁもちろん、それは私の邪推なのですが。

以前も感じたのですが、私は江國さんの書いた 小説よりも、エッセイの方が好き かもしれない・・・!と、今回も思いました。

数々のエピソードが書かれていますが、そのどれもが、ちょっぴり甘く、せつなく、ビター。
結婚した誰もがきっと共感できることなのですが、さすがに江國さんだ、と感じる絶妙な表現力で書き綴られています。

どれも大好きなお話でしたが、私が一番好きなお話は「一人の時間」。

夫が仕事から帰ってくるとすぐにくっついてしまう著者。
御飯を食べているときは、そばで見ている。
新聞を読んでいる間は、そばで本を読んでいる。
テレビを見ていれば、そばでピアノ(消音機能つきの)をひいている。


あるとき、「こんなにずっとくっついていられたら大変よね。たまには一人になりたいわよね。」とつい、反省をこめて言った著者に対しての旦那さんの反応が、もう・・・。すごくいいんです。 注:甘くないです(笑)

江國さんのように、思ったことを口にできることはほほえましいことだなぁと思ってしまう私は、間違いなく結婚10年目を間もなく迎えようかという(まるで「赤い長靴」のような)主婦なのだな、感じました。

これから結婚を、と考えている方にも、結婚して10年になるわ、というような方にもオススメのエッセイです♪

いくつもの週末
「いくつもの週末」





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最終更新日  2005年11月18日 20時35分26秒
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