●○なつ。の本棚○●

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2006年09月02日
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カテゴリ: ★★☆な本
男を奪ったことはない。男が私を求めるのだ----煌くバブル期、金と名誉ある男を次々虜にし、女たちの羨望と憎悪を一身に浴びた女子大生を描く恋愛長編。




久々に読んだ林真理子さんの本は、「週間新潮」で2004年9月~2005年5月まで連載されたもの。

ひょっとしてノンフィクション??と思ったのは、バブル期の女王と言われた「アッコ」に、週間雑誌に連載するために、作家がインタビューをしたところから物語が始まっているからです。

バブルの時代には私はまだ子供だったので(たぶん)、バブルはすごかったと言われてもイマイチぴんとこないのが本当のところでしたが、

この本はその当時女子大生だった「アッコ」の目を通して、「バブル期」どんなことが夜の街で起こっていたのかわかりやすく書いてあり、興味深く読むことができました

でも、結局のところ、それだけ。かなぁ?と読了後は冷めた印象を持ちました・・・

時代の恩恵を受けて、そりゃあいろんなことを経験した、あんなことも、こんなことも私にはできたのよ・・・・


あっそう。って感じです。

なんというか、ただ単に「バブルってすごかったんだな」という印象しか持つことが出来ませんでした(-"-;)

そういう時代があった、という当時女子大生だった人のエッセイとしては、まあまあ楽しめたと思います。

バブル時代にその恩恵を受けていた人は、また受ける印象が違うのでしょうね。



アッコちゃんの時代
「アッコちゃんの時代」





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最終更新日  2006年09月06日 09時29分41秒
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