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まのちゃんがバスケか水泳の
スポーツ物をやりたいと言ったら、
スクール水着の役ならすぐに来ると、
鴻上尚史さんにツッコまれてましたねえ(笑)。
昨日(4/8)、本多劇場で行われた
舞台『ベター・ハーフ』のソワレ公演と
アフタートークショーに参戦しました。
昨年9月のキバコの会以来。
しかも今回は、
最前列ど真ん中という神席で、
最初は逆に緊張しながらも、
鴻上尚史さんの抜群のストーリーテリングと、
下ネタ満載のコミカルな演出に、
爆笑しながらも大いに楽しめました。
さらに、
まのちゃんと鴻上尚史さんのアフタートクショーも、
鴻上さんの大雑把ながらも
ファン心理を巧みに突いた心憎い仕切に、
こちらも大笑いしながら楽しみましたね。
コスプレをするのは楽しいの?とか、
衣装の面積が少ないのはハロプロの頃からの担当なの?とか、
雨が降るのはマノフレの影響なの?とか、
ファンが聞きたい質問をビシバシしてました。
特に、
次はどんな役がやりたいのかという質問は、
ファンにとっても大いに興味があったのですが、
バスケか水泳のスポーツ物をやりたいとまのちゃんが答えたら、
スクール水着の役ならすぐに来るよと
鮮やか過ぎるツッコミに客席も大盛り上がりでしたね。
それでは、
出演者別にレポしてみたいと思います。
●真野恵里菜
まのちゃんは芸能界デビューに野心を燃やし、
そのための資金をデリヘリ嬢で稼ぐ難しい役どころ。
でも作・演出の鴻上さんが言っていたように、
まのちゃんの色香は上品で、
卑猥な単語を連発しても
純真さ、可愛らしさを維持できるのは
まのちゃんの持ち味なのでしょうね。
キュートなアイドルオーラを放ちながら、
全力投球で真摯に取り組むまのちゃん。
下ネタ満載の作品にも、
爽やかな風を吹かせることが出来るからこそ、
鴻上尚史さんや堤幸彦監督といった
ビッグネームに引っ張りダコなのでしょうね。
なおまのちゃんは、
コスプレの時の振り付けを
自ら行なったとのこと。
自分は、
まのちゃんのコスプレ姿を見るだけで萌え萌えでしたが、
まのちゃん自身もコスプレは楽しかったと言っていたので、
気持ちが入っていた分、
よりキラキラと輝いていたのかも知れませんね。
●風間俊介
ふたりの女性(?)の間を行き交いながら、
揺れる気持ちを繊細に演じていた風間さん。
テレビドラマで見ていた時から、
演技力の高さに感心していましたが、
生で見る風間さんは、
スピードもキレもあって、
演技のリズム感も抜群でした。
まるで、
ダンスを見ているようで、
さすがジャニーズだと妙に納得してしまいました。
風間さんの演技が、
作品全体のリズムを作り出していましたね。
●中村中
トランスジェンダーであることに悩みながらも、
愛に対してストレートに情熱を燃やしていた中村さん。
一途に愛を求める姿は、
性別に関係なく美しかったですね。
また、
作中で何度も披露したピアノの弾き語りも
歌声が胸に響いて聴き応えがありました。
演技をしながら、
ピアノの弾き語りを掛け持ちするのは
大変だったと思いますが、
表現者としてのスキルの高さを実感しましたね。
●片桐仁
とにかく
そのパワーには脱帽でした。
”愛されない男”でありながら、
決して悲観的にはならず、
むしろパワーに変えていて、
コミカルな演技に爆笑の連続でした。
でも、
可笑しさだけではなくて、
人間の弱さ、優しさも、
さりげなく見せてくれるのは片桐さんならでは。
ペーソス溢れる人間臭さに、
いつのまにか惹き込まれてしまいましたね。
ということで、
4人芝居のアンサンブルに
大いに笑って大いに楽しめました。
でもそれだけじゃなくて、
恋愛とか、コミュニケーションとか、
生き方について自然に考えさせられてしまうところが、
鴻上マジックなのかも知れませんね・・・。
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