半北京半日本+αの養生日記

半北京半日本+αの養生日記

2014年01月31日
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カテゴリ: つれづれなる思い
春節快楽!

昨日は、眩しいくらいの良いお天気が、今日は一転してどんよりスモッグ空です。爆竹や花火もすごかったですからね……

さて、今日はアーモンドの話。

中国は、ナッツの消費大国です。
炒め料理にもよく使われるナッツですが、中でもカリフォルニアアーモンドは大変人気があります。
中国語では、「美国杏仁」と言いますが、杏仁豆腐の「杏仁」とは別ものにもかかわらず、ずーっとこのように呼ばれていました。
中国人でさえ、「美国杏仁」(アーモンド)と「杏仁」の区別がつかないという方が多いのです。

アーモンドは、扁桃の種です。(桃の親戚のようなもの)

そして、杏仁は、杏(アプリコット)の種。李の親戚のようなもの。

そして、数年前から、見かけも味も美国杏仁にそっくりな「新疆産巴旦木」というナッツが流通しはじめ、市場には 「大杏仁」 (これ、アメリカ産アーモンドのこと。輸入品なので高い。) 「小杏仁」 (杏仁豆腐の杏仁。国産で値段は安い。漢方的にさらに分けると、北杏仁、南杏仁、苦杏仁、甜杏仁と呼ばれる。) 「巴旦木」 (新疆産のアーモンドのこと。新疆産ナッツは国産にもかかわらず、安くない。)という適当な表記で販売されている時期がありました。

私も3,4年前から、巴旦木をお茶請けとして使っていますが、味も形もアーモンドにそっくり、でも名前は「巴旦木」…。
アーモンドと別物だと思っていたため、人に説明するときは、「桃の種です」と言っていました…

そして、最近になって、カリフォルニア産アーモンドの包装表記も「巴旦木」が使われているのを見て、さらに大混乱…
「一体どうなっているの~!!」
ということで、調べてみると、こういうことでした。

中国にはもともと巴旦木というアーモンドがあり、勿論、杏の種もありました。

結局、語源がちがうだけで、同じアーモンドを指すのですが、1970年代にアメリカから輸入されたAlmondが「美国大杏仁」(アメリカ産の杏仁の大きいやつ)と紹介されたことから、中国各地に広まるなかで、 アーモンド=杏仁 となってしまったのです。

が、30年以上も経った2012年12月8日,Almond Board of California (カリフォルニアアーモンド協会)は、北京で記者会見を開き、中国市場におけるアメリカ産アーモンドの中国語名称を「巴旦木」に統一すると発表しました。

そして、旧表示の「美国杏仁」の在庫分を売り切った約八か月後、「巴旦木」と表記された新パッケージのアーモンドが店頭に並ぶようになったのだそうです。

結局のところ、産地が違うけど、どっちもアーモンドで、扁桃の種。



ややこしい…
けど、誤訳をそのまま信じていた私も恥ずかしい…





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Last updated  2014年01月31日 15時54分38秒
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