NATURE'S GIFT

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2006.08.30
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カテゴリ: 子育て
今日は相方の勤める児童養護施設主催の講演会がありました。

今回の講師は、 3月の育児支援セミナー でもお世話になった秋山先生。
テーマは「子どもの心の発達と親の役割」
相方から「来る?」と誘われたので、にじのはしの参加者と聞きに行きました。

来賓の挨拶では(おいおい)という気持ちにさせられましたが(ーー)、
先生の話術は巧みで内容もわかりやすく、ほとんどが年配の聴講者たちの心を掴んでました。

まず、臨床心理士の仕事について。

それは相手が最終的に「はい」と言いやすいような言葉をかけるテクニック。

A例
「最近成績が落ちてるな!」(うるせえな)
「○○くんは上がってるそうじゃないか!」(関係ねえだろ)
「これじゃ高校も行けないぞ!」(わかんねえだろ)
「もっと勉強しろ!」(やだね)

B例
「中学になると勉強大変だろう」(まあな)
「部活も頑張ってるそうだな。母さん褒めていたぞ」
「体に気をつけろよ」
「もっと勉強しような」


B例だとしても、すぐ「はい!勉強します!」とは子どもは言わないだろうけど(苦笑)、
A例よりはまだ言葉が伝わっていきますよね。

それから、子どもの発達段階に応じた親の役割は、

乳児期(0歳~2歳)
・・・お腹すいた!おむつが濡れて気持ち悪い!寒い!暑い!かまって欲しい!

  ↓
  基本的信頼感「私はここにいていいんだ」
  万能感「私は何でもできる」

幼児前期(~4歳頃)
・・・あれしたい!これしたい!などの行動が出てくるが、やっていいこと、いけないこと、
   ルールを教えるために子どもと向き合わなければならない。=第一次反抗期
   (怒鳴ったり手を上げたり、ではなく、根気良く言って聞かせる)
   昔の心理屋が子どもの好きにさせようと言っていたのは間違っていた。
   こうした経験から「折り合いをつける」ことを覚える。
   ただし、自分で靴を履きたい!などの要求には待ってあげることが必要。

幼児後期(~6歳)
・・・家庭の中でお手伝いの決まりを作る。役割を与える。
   ただし、気が向いたときだけ手伝うものは、お手伝いではなく趣味。
   毎日必ずやってくれないと家族が困るようなこと。
   居場所がない、というのは空間的な問題ではなく、集団の中で役割がない、ということ。

年齢は目安ですが、これを昔の数え年でいうと、3歳,5歳,7歳、
つまり七五三。昔の人は心理学の知識がなくても、ちゃんと子どもの発達を
見極めていて、地域社会の中で子どもが育つようになっていた。

ここまでは、セミナーと重なる話でしたが、何度聞いても、改めて子どもを育てることと、
赤ちゃんが人間として成長していくことの素晴らしさに感動します。
それがすんなりといかないことに現代の問題があり、こういう形で親たちが勉強して
学ぶ必要があるのも、悲しい話なんですけど。でも、こういう話って、例えば
母親学級とかでかいつまんで聞くことができたらいいのに、って思いました。

それから、今回は年配の方が多いこともあり、人生経験を得た方たちの知恵を
下の世代に役立てるために、繰り返し言っていたのは
「言葉を伝えるためには、文脈が大切」
「どんなに良い言葉でも、相手に届かなければ意味がない」
「言葉を伝えるテクニックが重要」
ということでした。
(こういうことは某にも聞かせてやりたいもんだ・・・)

最後に、山本五十六の言葉を紹介してくれました。
「して見せて、言って聞かせて、させてみて、三つ叱って、五つ誉め」

レジメにはもっといろいろなことが書いてあったので、その辺のことも
また機会があったら聞いてみたいです。





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最終更新日  2006.08.31 06:11:22
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