「 イエナプラン教育
」を実践しているオランダの小学校を
取材していました。
イエナプラン、初めて聞いた名前でしたが、
もともとはドイツのイエナ大学で始まった教育法で、
現在はオランダを中心に広まっているそうです。
特徴は
・4歳~6歳、7歳~9歳、10歳~12歳、 ごとのクラス分け、
複数学年が混在して授業を受けること。
・生徒同士の話し合いの時間があること。(テーマは様々)
・1週間のうちにこなすべき教科がいくつかあるほかは
決まったカリキュラムはなく、どういう順番でどのように
学ぶかを子どもたちが決めること。
・授業時間のなかでは遊び的な活動を交え、班毎に
違う活動をしていたりすること。
・教師は子どものなかにもともとある潜在能力を引き出す存在であること。
アメリカ発祥の「 サドベリースクール
」にも似てるかな?
サドベリースクールの根幹は
「子どもは生きていく上で必要のあることは自分で学んでいくことができる」
というもの。
イエナプラン教育の方がもう少しシステマチックかもしれませんが、
やはり子どもの個性と自主性を伸ばすことに重点を置いています。
近年、欧米では「学校選択権の自由」が定着していて、
イエナプラン教育の学校に行く場合も
義務教育なので授業料無料なんだそうです。
しかも、オランダは憲法で「教育の三つの自由」が保障されていて、
設立の自由 200人の子どもを集められれば、自分たちで学校を作ってもよい。
理念の自由 宗教色を出しても、他のことで特徴を出しても良い。
教育方法の自由 教育内容、教材の裁量権が自由。
だそうです。
う、うらやましい。
でも、ヨーロッパの国々の場合、小学校卒業時か中学卒業の時点で
学力に応じて大学進学校か、職業専門校か
分かれてしまう現実があります。やり直しは可能らしいですが。
(階級社会のなごり?)
そんな年齢で人生の方向性を決めなければならないことに
疑問を抱く人たちの間では、まさにオルタナティブ(代替的)な教育の場として、
シュタイナー教育
やイエナプラン教育などが人気なのかもしれません。
ただ、昨日のバリ島の環境教育を重視する学校(グリーンスクール)
紹介でもそうでしたが、VTRの後でスタジオの各人がコメントするとき、
なんとなく否定的なニュアンスで締めくくられるので、嫌~な後味でした。
長女などを見ていると、
「学校という狭い世界に自分を合わせている」
感がひしひしと伝わってきて可哀想になります。
こういう教育方法をもっと参考にして
日本の学校も風通しがよくなって欲しいと思ってしまいます。
日本イエナプラン教育協会HPへ
格差を乗り越える 2014.04.30