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「ペルシャ猫を誰も知らない」を見て

【27%OFF】［DVD］ペルシャ猫を誰も知らない2009年イラン映画です。英題は、"No One Knows About Persian Cats"、原題は、"Kasi As Gorbehayeh Irani Khabar Nadareh"です。2009年カンヌ国際映画祭＜ある視点＞部門特別賞、東京フィルメックス審査員特別賞、サンパウロ国際映画祭批評家賞、ミドル・イースト国際映画祭観客賞・最優秀男優賞を受賞した作品です。イランの首都テヘランに暮らす青年アシュカン(アシュカン・クーシャネジャード)といつも一緒にいるバンド仲間で彼女のネガル(ネガル・シャガギ)は、自由に好きな音楽を演奏したり歌ったりできないイランから出たいと思い、その方法を探り、音楽仲間のツテで助けてくれそうなナデル(ハメッド・ベーダード)と知り合います。ネガルは、アシュカンとネガルを偽造パスポートと偽造パスを作ってくれる人のところにつれて行き、またいろいろなアングラ音楽をしているミュージシャン達を紹介してくれます。出国前にこっそりとコンサートを開きたいと思うようになったアシュカンとネガルは、会場を探し回り、一緒に演奏してくれるミュージシャンを探し回りますが、…。西洋文化は禁止されているであろうイランにもラッパーやヘビメタバンドがいただなんてっ！w(￣▽￣;)w　オドロキ～!!演奏許可がないと演奏できないし、その許可はなかなか出ないから、皆隠れて練習し、コンサートを開くのだそうです。警察に通報されて摘発されると、逮捕され刑務所に入れられ、楽器は没収なのだそうです。それでも、また隠れて練習して音楽を止めようとしない打たれ強いイランのミュージシャン達。　スゴイぞ～。　く(￣△￣)ノ無許可のゲリラ撮影されたという、日頃見られない街中の様子や人々の暮らしぶりが垣間見れてよかったです。バフマン・ゴバディ監督と主役の2人アシュカンとネガルは撮影終了後イランを出たのだそうです。他のミュージシャン達は国内にいてはたして無事なのでしょうか。気になります。☆☆☆☆↓↓↓　サントラ盤も気になります。ワールドミュージック好きの私はダールクーブと、ヘビメタの二カインが気になってます。(〃'∇'〃)ゝ【送料無料】No One Knows About Persian Cats 輸入盤【CD】↓↓↓　こちらは以前ご紹介したイラン出身の女性漫画家が自身の体験をアニメ化した作品です。こちらも合わせて見ると、何故イランで西洋文化が禁止されているかがわかります。【27%OFF】［DVD］ペルセポリス

「アリー/スター誕生」をみて

「アリー/スター誕生」2018年アメリカ映画、原題は”A Star Is Born”です。1937制作のジャネット・ゲイナーとフレドリック・マーチ主演の「スタア誕生」(原題は同じ)の3度目のリメイク作なんだそうです。最初のリメイクは、1954年のジュディ・ガーランド主演作、2度目が1976年バーブラ・ストライサンド主演作、そして本作が3度目。ブラッドリー・クーパー初監督作でもあります。アカデミー賞主題歌賞をレディ・ガガが受賞した他、67もの受賞があります。アメリカでR指定、日本ではPG-12指定です。あらすじ人気カントリー歌手のジャックことジャクソン・メイン(ブラッドリー・クーパー)は舞台袖で薬を飲みながらコンサートを終え、車に乗り込みますが、手持ちの酒では足りず、どこか近くの酒場に寄ってくれとドライバーのフィル(グレッグ・グランバーグ)に頼みます。すでに酔っていたジャックが偶然立ち寄ったのはドラッグバーで、女装したLGBTの歌手たちばかりの中に1人、女性歌手アリー(レディー・ガガ)がおりフランス語で歌う様を見たジャックはアリ―に関心をひかれます。アリ―の友達ラモン(アンソニー・ラモス)に促され、いきなりアリ―に会いに楽屋に現れたジャック。戸惑うアリ―を尻目に周りの歌手仲間は大喜びでジャックに胸にサインをねだります。一緒に飲みに出掛けた2人は初対面でしたが、実は片耳がほとんど聞こえず耳鳴りに悩まされ酒を飲まずにはいられないこと、そして悲しい生い立ちについてアリ―に正直に話したジャック。アリ―は自分が作った歌を歌って聞かせ、自分の見た目のせいでプロ歌手になる夢は無理だと言われ続けたと話します。朝までジャックと話して過ごして朝帰りしたアリ―は、所詮歌手なんてお前には無理な夢だと言い放つ父と仕事仲間のドライバーらが散らかした自宅を片付けます。そこにジャックのドライバーが来て、アリ―を今夜のコンサート会場まで送り届けると言われます。仕事に行かないといけないからと断って、ホテルのウェートレスの仕事に向かったアリ―でしたが上司に腹が経ったため辞めると告げ、ラモンと共にフィルの車とプライベートジェットを乗り継いで、ジャックのコンサート会場舞台袖にやってきます。アリ―の到着を待っていたジャックは、アリ―が作った歌にアレンジをつけ一緒に歌おうと伝えます。最初はしり込みしていたアリ―でしたが、意を決してマイク前まで進み出てジャックとぶっつけ本番のデュエットを歌い始めます。大成功したアリ―の初の大舞台。その様子はすぐにネット上に動画が拡散し、帰宅するとあれだけ娘を卑下していた父は誇らしげにアリ―を迎え…。あらすじ本作は元々、ヴィヨンセ主演、クリント・イーストウッド監督で考えられていたようですが、紆余曲折いろいろ検討されて、ブラッドリー・クーパー初監督・出演、レディ・ガガで収まったようです。('ε') ボイストレーニングと共に、兄でマネージャーのボビー役を演じたサム・エリオットと違和感のないようにしたいと似た声でしゃべるようになるなど、ブラッドリー・クーパーは並々ならない入れ込みようですね。ジャックとの共演で注目されスターダムを駆け上がっていくアリ―と、置き去りにされ病状も悪化し酒に溺れ落ちていく元スター、ジャック。2人のデュエット曲”The Shallow”を含め本作のサウンドトラックは世界中で大ヒットし、レディ・ガガも本作では本当に熱演しています。w(゜o゜)w これまでにも端役で「マチェーテ・キルズ」で見た記憶はありますが、セリフ棒読みではっきり言って要らない役でした。その映画自体もぶっ飛び作品ではありましたが。(;´▽｀A``なのでなおさら、これほどまでに自然にいい演技がレディ・ガガができるとは驚きでした。うーん、これもブラッドリー・クーパーの演技指導の賜物なのでしょうか。2人のアツアツぶりは受賞式の共演でも話題になりましたが、ブラッドリー・クーパーが妻子と別居したという最新のライン・ニュースを目にしたばかり。やはりこの2人は「第2のブランジョリーナ」になるかもという憶測もまんざらガセネタではなさそうな気がしています。本作ではラブシーン結構ありましたしね。アリ―は素っ裸で風呂から立ち上がるシーンもありましたしね。どうでもいいけど、そんなこと臆する人ではありませんし。以前ご紹介した「レディ・ガガ　ザ・ストーリー」は、若かりしレディ・ガガを追ったドキュメンタリー作品で、なかなか興味深い作品です。よかったら併せてどうぞ。☆☆☆☆

「メアリー＆マックス」を見て

【送料無料】メアリー&マックス2009年オーストラリア映画、原題も同じく"Mary & Max"です。制作期間5年、制作費6億円をかけて作られた、アダム・エリオット監督の長編デビュー作品だそうです。アヌシー国際アニメーション映画祭最優秀長編映画賞受賞、オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ受賞、ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門最優秀長編映画賞受賞と高い評価を受けています。1976年、オーストラリア、マウントウェイバリーのラミントン通りに暮らす8歳の少女メアリー・ディンクル(トニ・コレット)は、友達らしい友達がおらず退屈でした。アメリカ、ニューヨークの誰かに手紙を書いてみようと思い立ったメアリーは、変わった名前の人マックス・ホロウィッツ(フィリップ・シーモア・ホフマン)を選んで、手紙を書いてみます。その手紙を受け取ったマックスは、アスペルガー症候群にうつ病、肥満症、不眠症を患う44歳の男性で、メアリーからの突然の手紙に驚きながらも喜んで返事を書き、オーストラリアで暮らす8歳のメアリーとアメリカに暮らす44歳のマックスの文通が始まります…。大変細かく作られた個性的なクレイ・アニメです。しかも、監督の実体験を元に作られたとか。(￣◇￣;)しかし、メアリーの家族の個性やらマックスの生活が相当ブラック(グレーっていうのかなんというか…）でして、こりゃ子供が見れるアニメじゃないぞってすぐに気づきました。レーティングを調べると、やはりMPAAはPG-13でした。ちなみに、日本はやはりGでした。ちゃんと審査してるんかい？！　(▼O▼メ)メアリーのご近所さんで元兵士のおじいさん、その昔日本軍からピラニアをけしかけられて足を失ったって話し、ちっとも笑えませーん。アマゾン川流域で戦争してたんじゃあるまいし、そんなことあるわけないわいって感じで、ちょっとムッときました。　(ー'`ー;)私も海外文通を中学生の時からしてましたから、手紙を待ってなかなか来ない時の落ち着かない気持ちとか、手紙を開封して読む時のワクワク感とか実感があるので、メアリーやマックスの様子を見ていて、自分のことを思い出してしまいました。(*'▽'*)♪とはいえ私は、中年男性しかもマックスのようなタイプと文通したことはありません。個性的な人達は山ほどおりましたが。(￣∇￣;)今じゃ、メールやチャット、ネットでテレビ通話が簡単にできちゃう時代になっちゃいましたけど、私もそのうち(生きてるうちに)地球の裏側に暮らす各地の友達に会いに出かけたいです。手紙ってやっぱりいいよなあ。あ、それから、どうでもいいことがまた気になってしまいました。アメリカとオーストラリアのポストってなんでも飲み込んでくれる大きな投函口があってすごいなあ。本当かなあ。缶詰でも厚みのある小包でもOKなのかっ？！　w(*゜o゜*)w大人にオススメのアニメです。　子供には見せないように。　×(￣^ ￣ )☆☆☆☆

「イタリアは呼んでいる」をみて

｢イタリアは呼んでいる」2014年イギリス映画、原題は"The Trip to Italy"です。アメリカのレーティングはなし、日本ではGです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】イタリアは呼んでいる【Blu-ray】 [ スティーヴ・クーガン ]価格：3,807円（税込、送料込）あらすじロスに暮らすイギリス人俳優スティーヴ・クーガン(スティーヴ・クーガン)は、気の置けないイギリス人の友人でコメディアンのロブ・ブライトン(ロブ・ブライドン)からイギリスのガーディアン紙のグルメ取材旅行でイタリアの旅に付き合わないかと誘われます。テレビの仕事はひと段落ついたからいいよ、と応じたスティーヴ。月曜日。合流した2人は、イタリア北部ピエモンテ州。葡萄畑が広がる丘陵地帯をレンタルしたミニ・クーパーのオープンカーで走り、トラットリア・デッラ・ポスタという老舗レストランへ。料理を食べながら、2人はイギリス人俳優の皮肉たっぷりな物マネ合戦を始めます。ジビエ料理が出てきたら、アンデス山中で飛行機事故で遭難したら、瀕死の陸上選手を食べるか、食べたくない足の持ち主は誰かという話題でやたら盛り上がる2人。ロブは、バイロンとシェリーの旧居などに立ち寄って取材用の写真を撮りたいといいます。火曜日、ヨット、ペイシャンス号に乗りサンフルットゥオーゾへ向かい、そこのレストランでタコのポテト添えを食しますが、2人はイカ料理だと思い込み、また好き勝手にあれこれを言い合って…。【送料無料】イタリアは呼んでいる【BLU-RAY DISC】価格：4,568円（税込、送料込）私の感想じ↑↑↑　高いセットには本作のブックレットがついているようですね。主演のスティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンはそれぞれ本人役を演じていますが、物語の設定や他の脇役は本人ではなさそうです。作中で「前回は…」と言っていましたが、もしかして「スティーヴとロブのグルメトリップ」の続編なんでしょうか。私は前作を見ていませんので、よくわかりません。イタリア北部から南部(といってもカプリまで)へと5泊6日のロード・トリップで、さりげなく絶景の高級・有名レストランでの食事、もちろん星がついていそうな高級ホテルの絶景の部屋に宿泊する贅沢な旅です。料理は、厨房での盛り付けシーンとテーブルで待つ2人のところへ運ばれてきたシーンだけです。それらを見てるだけでも、名所旧跡にツアー旅行で連れて行かれるだけでは知り得ないイタリアには贅沢な魅力があるんだなあと知ることができます。それにしてもよくしゃべる男性2人です。　(;￣ー￣A とりわけ、ロブは口を開けば、すぐに物マネと皮肉を言い始めます。高級レストランであろうと遠慮なんかあったもんじゃありません。スティーヴもまんざら嫌がるわけでもなく、一緒に物マネをしたり、映画の批評など持論を展開し、ロブの機関銃トークに火に油を注いでおりました。デコボココンビというわけでもなく、スティーヴも無口というわけでもなく、結構おしゃべりに応じてましたが、似た者同士なんでしょうか。(￣∇￣;)ロブ・ブライドンは、イギリスのコメディアンなんだそうです。知らなんだー。アル・パチーノの物マネが得意なようです。スティーヴ・クーガンはアメリカ映画にもよく出るようになったので、知られているとは思います。最近では以前ご紹介した「メイジ―の曈」、「あなたを抱きしめる日まで」、「ナイト　ミュージアム」シリーズにも出演していましたね。スティーヴとロブの会話についていくには、イギリス人俳優・ハリウッド映画などの知識が必要です。(・m・ )☆☆☆　スティーヴとロブのグルメトリップ／スティーヴ・クーガン【後払いOK】【1000円以上送料無料】価格：5,184円（税込、送料込）【数量限定グッズ】インテリアに！DVD等とコレクションも【映画ポスター】ナイトミュージア...価格：9,200円（税込、送料別）