出産~手術当日

*  いよいよ出産~手術開始 *
手術当日の朝、私は何やらの違和感を感じて目が覚めた。
平日だったので、夫には送ってもらえず、タクシーで行く予定にしていた。まぁ電車でも良かったが、荷物もあるので。
ところが、なんか規則的にお腹が痛い。強烈でないけど、生理痛みたいな感じ。
もしかして??
試みに時間を 測ってみる。7分・・・7分・・・ほぼ規則的な間隔での腹痛。そう、陣痛だった。
あんなに自然分娩になる可能性はないといってたのに、陣痛きたで、先生・・・。
とりあえずシャワーを浴びる。おしるしらしいかすかな出血も確認した。食事もして、荷物もって家を出る。
夫の親も近くの会社で一緒に働いているので、会社に挨拶に行った。陣痛きてるみたいなんですというとびっくりして、夫が仕事を抜けて送って行ってもいいと言う事になった。
言われてた10時には早かったが、受付に陣痛らしき痛みがある事をつげ、まず外来で受診にまわしてもらう。さすがに受診の順番はすぐにきた。
前駆陣痛の可能性も先生は考えたのかもしれない、間隔のメモした紙を渡し、内診・エコーとしたあと、どうやら陣痛のようだが、少し様子を見る、といった。
様子を見ると言う事なので陣痛室ではなく、ナースステーション横の処置室に案内される。計測用の色んな器具をつけて、横になる。お昼時間になり、出てきたカレーライスを食べた。おいしい。
午後になり先生がやってきて、「本当の陣痛のようだけど、かなり弱いね。これではかなり時間もかかるから、最初の予定どおり帝王切開で宜しいかな」といわれる。
時々見にきてくれる助産婦さんも、子宮口が固い、と言う。
陣痛が苦しいので、ウテメリンの点滴を継続して夜まで行い、陣痛を抑える事になった。
朝9時過ぎから、結局は晩の8時まで、陣痛は人工的に抑える事に。
あまり動けないので退屈で寝るしかない。
いよいよ、手術室に移動するから、と看護婦が私を運んでいく。
手術室は混乱していた。
予定帝王切開の場合、私の時のように麻酔の先生が外部からくる事はあるようだ。その先生が複数おり、私の時の麻酔の先生はあまり来ない人のようだった。準備する器具があまり使われないものらしく、看護婦もあたふたしていた。
しかも麻酔の先生か院長か副院長が遅れたらしく、8時からと聞いていたが、実際は8時半からのスタート。
既往症を麻酔の先生に聞かれる。目の病気があるのでその病名を口にしたが、誰も知らなかった・・・(後日眼科医に爆笑されたエピソードだったりする)。 院長と副院長も入ってきて、経過を説明、人のお腹の上で病院内のうわさ話をはじめる(麻酔がきくまで待機だから)。
おまけに院長が私の足を「インドゾウの足・・」と連呼。
ここは素直に抗議したけど。
左腕につけられた血圧計が190をマークする。
私のように全身麻酔の場合が一般的にその方法か分からないが、私は麻酔を口から吸引した。
息を吸って・・・消毒薬のような匂いが鼻につく。
もう一回大きく息を吸って・・・。
2回程大きく吸い込んだ。
意識はそこから途切れた。


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