2014.02.08
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カテゴリ: 時には地域情報
  エサの少ない4年ほど前の冬から、野鳥がエサをついばむ風景を見たいがばっかりに、ベランダに鳥たちのエサ台を作りました。狙いはメジロ、スズメでもいいやと暢気に構えて作りました。
エサは頭を下げて近所からいただいた柑橘類と、奮発して小売店で買い求めたパンの耳(1袋10円)になります。 が、狙いとは裏腹に毎日毎日ヒヨドリばかり、目撃した限りでは狙いのメジロもスズメも1度だけの飛来、それもオドオドした態度で直ぐに飛び立って行く始末です。

  ここからが本題、ヒヨドリがエサをついばむ姿(習性)と仲間意識? の発見の紹介です。
いつも2羽で飛来してきます。 この関係が主従なのか、夫婦なのか、恋人なのか、兄弟なのか、赤の他鳥なのか分りません。 が、厳格な関係であることは間違いありません。
その関係、まず1羽がエサ台にむしゃぶりつきます。 でも周囲に気を使いながらキョロキョロ首を傾け、ふてぶてしい態度でゆっくり・ゆったりとついばんでいます。
もう1羽はけなげに近くでじ~と待っています。食べたいのに待っているだけです。
一般的に鳥たちの食事は小食、たくさん食べると身が重くなり飛び難くなるからで、だから食事の時間は短くなります。その代わりこまめにエサを取り、そしてチョコチョコと糞をします。
最初の1羽は食べ終わってもエサ台からなかなか離れません。 意地悪をしているようにも見え、もう1羽は仕方なくじ~と根気強く待っています。見ていて人間も見習いたい忍耐強さです。
どっしり構えていた最初のヒヨドリがやっと飛び立つと、待っていたヒヨドリはすかさずエサ台に入り込み、むせ返るほどの速さで慌ててついばんでいたかと思うと、十分ではない量しか食べていないのに、直ぐに飛び立って行きます。 胃を悪くしてしまいそうな早食いです。
ついばんでいる最中に飛び立ったヒヨドリが戻って来ようものなら、驚いて近くに避難する気の弱さも持っています。 そんな関係を4年間も見せ付けられています。
もしかしてかかあ天下の関係か・・・と思ったり? でも連れ立って飛んでくる関係に変りません。

  考えるに身につまされる光景で、わがままで傍若無人な小生と、我慢強く優しく献身一途な家内との関係を見せ付けられる気分です。料理も、茶道も、華道も、裁縫も免許皆伝、趣味のバイオリンも習ってきた家内の花嫁修業が台無しです。
こんな関係を一寸も反省することなく、もう45年も過ぎてしまった夫婦? 関係としての人生、毎日、ヒヨドリに見せ付けられています。
反省はもう遅きに失して・・・いますから、墓場まで変えることはできませんがね。





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最終更新日  2014.02.10 09:35:47
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