丑のゐどころ-Ushi no Idokoro

丑のゐどころ-Ushi no Idokoro

2005.01.11
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カテゴリ: ほーん
佐藤賢一 2002. 『王妃の離婚』集英社文庫.


小難しさ度:★
切れ度:★★★★
読み応え度:★★★★

【感想】
解説に裁判の話と書いてあったので
難しいかなと思ったけど,どんどん読めた.

他の小説よりも時間はかかったけれど.



「新しい弁護士は俺だ」と

主人公の辣腕弁護士フランソワが,
不正な裁判にたった一人で立ち向かう王妃の弁護に
立ち上がるところ.

先王に人生を奪われたフランソワが,
その娘など絶対に弁護しない,という拒絶から

「愚かだと分かっていても,
 言葉だけは捨てられない」と

心境を変化させていく1分ほどの描写が
生き生きとしていてとても良い.

映画を作ったら,ここが


p.162.の1日目の弁護が終わるとき,
フランソワの独白
「男と女は,いつも両刃の剣で向き合っている」
も大迫力.





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Last updated  2005.01.15 11:09:24
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