Keyword Search
買っちゃったよ~
サン・マルコ広場を出て、今度はヴェネツィアングラス工房の実演を見学した。職人さんがささっとガラスを膨らませて、ハサミでチョキチョキ切れ目を入れて、瞬く間に馬を作ってみせる。すぐにガチャンと割って壊す。

そんなわけで、見学も瞬く間に終わった。本物のヴェネツィアングラスを一式作るところを見せてくれるわけではないのね。(^^;)
ここでのメインは物品販売だ。まあ、ツアーでは全5階の土産屋行きが明記されているので仕方ない。「はい、こちらへどうぞ~」と2階の売場に案内されて、ヴェネツィアングラスの説明が始まった。
現在、ヴェネツィア本島では窯を置くことが許されておらず、ヴェネツィアングラスの工房はすべてムラーノ島に集められている。品質の良さから需要も多いが、工房の数はそんなに多くない。しかし、ヴェネツィアングラスと称したものを売っている店はヴェネツィア内だけでも2200店(だっかな?確かそう言っていた)存在し、さらにミラノ等の他都市でも売っている。つまり、ほとんどが偽物ということだ。
ちょっとだけ話がそれるが、窯を置いちゃ駄目!...ということは、ピザも焼けないということだ。添乗員Kさん曰く「 ヴェネツィアではピザを食べちゃ駄目ですよ。ドミノピザを食べるようなものですから。
」との事。
そんなわけで、本物を見分ける方法はグラスに貼られた認証シールの有無。でも、シールだし。(^^;)....本物を買うためには、むしろツアーと提携している店の方が安心かもしれない。偽物を売る店に案内したなんて噂が広まれば、旅行会社は困るだろう。
それにしても高い。(^^;) そもそも初日のローマであれこれ買っているので、ここでは買わないつもりだ。...つもりだった。
カクテルグラスを5色..
「買っちゃったよぉ~!」
店員が素っ頓狂な声を張り上げる。客が何か買うたびに、どの店員も決まってこう言うのだ。誰か、正しい日本語表現を教えてあげてくれ。(^^;)
鳩とたわむる
ところで、サン・マルコ広場には鳩が集結している。話には聞いていたが、ほんとに多い。確か「007ムーン・レイカー」でゴンドラ型の秘密メカに乗ったボンドがそのままサン・マルコ広場に乗り上げようとした時にも、鳩が驚いて飛び退いていたと思う。
この日も、どこかの国の子供が餌をやって鳩にたかられていたが、むしろ襲われていたと言った方がよいくらいだ。
ヒッチコックの「鳥」か?!
一方、鳩を見ると追い立てる習性を持つ我が妻(まあちゃん)は、ここでも「ポーッポッポッ!」と挑発しながら、鳩を追い立てるのだった。

まさに鳩の天敵である。
ゴンドラで災難?
さて、鳩も撃退したところで、いよいよゴンドラツアーだ!カンツォーネを歌ってもらいながらゴンドラで運河を巡るという、30~40分の優雅なお楽しみ。一瞬、脳裏に平安貴族の船遊びが浮かんで消えた。(^^;)

しかし、ゴンドラの定員は5名。我々のツアーは26名。しかもカンツォーネを奏でる一艘には歌手1名+演奏家1名が乗り込むので、残り3名しか乗れない。
今回ツアーのほとんどはカップルで、3人で参加しているのは2組だけ。どうするんだろう?と思ったが、添乗員Kさんはくじ引きを決行。案ずるより産むが易しで、何とうまい具合にその3名組が当選(?)した!...が、「あのぉ、辞退してもいいです」と言い出した。(^^;)//(たぶんKさんが「運良く当たった方は、皆さんの分までしっかり演奏を盛り上げてくださいね!」と言ったせいだと思う。)
後で聞いた話だが、実はこの時カンツォーネ舟に乗りたいと願っていた人がいたのだ。当選者辞退を受けて名乗り出ようとしたら、奥さんに「まあ、いいんじゃない?」と言われて諦めちゃったらしい。(^^;)

結局、当選した3名がカンツォーネ舟に乗り込み、ゴンドラツアーが始まった。カンツォーネ舟を中心に、他の4艘がついていく。
考えてみれば、ヴェネツィアの周囲はアドリア海だ。海原にこんなに小さな舟(うちの隣の親水公園にある手こぎ船より少し大きい程度だ)で乗り出しちゃうんだから、浮かれている場合じゃないんじゃないの?(笑)という気もする。実際、左右に大きく揺れる時は少し怖い。舟の内側に身体を起こしてバランスを取ろうとすると、船頭(←ゴンドリエールと言え>自分)がぶすっとした顔で「身体を起こすな。水面に向けて背をそらせろ」と手で指示するのだ。今にもひっくり返りそうなのだが、それでいいらしい。でも、やっぱり"舟"は楽しい。ゆらゆらぷかぷかな感じが大好きだ。

ふと思って、またFOMAで日本にTV電話をかけた。そろそろ夜の8時か9時くらいだろう。どうせまだ仕事だろうし、せっかくだからゴンドラツアーを体験してもらおうと思ったのだ。左手でFOMAを構えながら、右手でデジカメを持って風景を撮る。難しい。(^^;) 気がつくとFOMAが変な方向を向きそうになる。途中から妻がFOMAを持ってくれたので、僕は撮影に専念した。

ゴンドラは水路に入り、建物に囲まれた中をゆっくり進んでいく。ぶすっとした船頭(←だから、ゴンドリ..)は無言で漕いでいる。途中途中に運河を渡る橋がかかっており、ゴンドラがその下をくぐるたびに船頭がぶすっとした顔のまま(お辞儀するみたいに)背をかがめる。顔がにゅーっと近づいて、なんか面白い。(^^;)
カンツォーネ舟が「ゴッドファーザー」を奏で始めた。「いいねぇ..落ち着くねぇ..」雰囲気満点、ほんとに優雅な船遊びだ。水の匂いを除けばだが。
と、突然何やら白いものが視線の端を上から下に通過し、見ると膝に鶏の糞がびちゃっとついていた。
「 あはは、運がついたね~!
」
妻が持つFOMAから、日本にいるスタッフSの声が聞こえてきた。
「運のつき、とも言うね。」
やけくそ(?)になって言い返した。くそぉ、なんでこんなものを国際生中継しなければならんのだ。(^^;)
ツアーは時間にして30~40分。あっという間で名残惜しかった。
一緒に乗った"妻に阻まれた"人が「ゴッドファーザー、良かったねぇ。じーんと来たねぇ。..」と僕に声をかけた。同感だった。
< つづきはこちら >
2013ドイツ・イギリス旅行記[13]帰国 2013/11/12 コメント(2)
2013ドイツ・イギリス旅行記[12]ウィン… 2013/11/12
2013ドイツ・イギリス旅行記[11]ウィン… 2013/11/11
PR
Calendar
Comments
Free Space