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本日の出来事
昨日に引き続き、旅行記を書き続けた。後でUPするが、2日目も相当に長い。(^^;)
この調子で書いていくと、まだ何日もかかかりそうだ。しかも、昨日UPした1日目についてもエピソードや写真を追加したりしている。
時間が経てば経つほど記憶が不鮮明になっていくので、早いとこ片づけたいものだ。
..と、そんなことを書いておきながら、新宿に出て呑気に映画を観てきたのだった。
ブレードランナー・ファイナルカット

上映期間がイタリア旅行と被っていたし、観るのは無理だろうなあと思っていたが、好評につき上映延長(^^)/おかげさまで、何とか観ることが出来た。致し方ない、この際「続・三丁目の夕日」は後回しだ。(笑)
「ブレードランナー」は大好きな映画のひとつ。特に梅雨時になると無性に観たくなる。映像も音楽も良いが、あの何とも言えない雰囲気に浸るのが好きなのだ。
劇場初公開は忘れもしない1982年。僕は新宿ミラノ座で観た。この映画はバージョンがもいくつもあるが、僕が観たのは所謂"完全版"で、タイレル博士が殺されるカットがしっかり入っているやつ。よく「当時、完全版は劇場公開されなかった..」なんて書いてある本があるが、それは嘘だ。僕は間違いなくミラノ座で観ている。劇場で目を背けそうになった(残酷で嫌だった)ので、かえってはっきり記憶している。あとでビデオが出た時にそのシーンがなくて「あれ?」と思ったら、後に出た完全版に入っていて、二度「あれれ?」だったのだ。
それはともかくとして、再び「ブレードランナー」を劇場で観られるなんて思ってもみなかった。もう、それだけで涙が出そうだ。内容は昔とだいぶ違うけれど。...それに、今回のDLP上映はびっくりするほど綺麗だった。とても25年前の作品とは思えない。今の技術ってほんとに凄いものだ。
ファイナル・カット版は、いくつかの追加カットが入っているものの、内容としてはほぼ"最終版"に近いと思う。エンディングで青空が出ず、デッカードが最初に登場するシーンとラスト近くでナレーションが入らないやつだ。今回はさらにスピナーの通信中に日本語が入ったりしている。一方で、あの繰り返す変な日本語は何故かそのまま健在だ。画面上の変な漢字ネオンもいじっていない。
(すみません、「ブレードランナー」をよく知らない人をすっかり置いていっています。..^^;)
僕個人としては最初に上映されたバージョンが一番好きだったが、今回のバージョンも悪くないと思う。リドリー・スコット監督が意図していたものも理解できたし、映画全体が思索的でむしろ印象深くなっていると思う。
ただ、やはり少し難解過ぎるんじゃないだろうか? ラストシーンはともかく(あれは確かに今の版の方がいい)、昔の版のナレーションはデッカードの心情を綺麗に説明していた。ブレードランナーの仕事をどう思っているのか、レプリカントをどう思っているのか..、そういったことは映画の中で描写されているとはいえ、あの映画には折り紙や一角獣の夢の意味づけ、果てはデッカードはレプリカントなのか?という解釈の難しい課題まであるのだ。それらを全部観客に推測させるのでは、初めて観る人はほとんど理解しきれないまま映画が終わってしまう。
でも、何度も観て理解力が上がった後はファイナル・カット版の方が味わい深い、そんな感じだ。ストーリーもカット割りもほとんど記憶しているというのに、登場人物達の仕草や表情だけで何度も泣けてきた。
最近の映画で25年後も鑑賞に堪えられるものがいったいいくつあるだろう。
やはり名作だと思う。
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