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ずれずれ書房やん

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2019年04月23日
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カテゴリ: 介護
ゴールデンウイークがやってくる。

 世間様が行楽で盛り上がるゴールデンウイークともなると、言葉にしなくてもテレビをみながら「いいなあ」「行きたいなあ」「うわぁ、素敵、見てみたい」と、母のお出かけしたいアピールが強まるのだ。
 ゴールデンウイーク明けの母の日にはお祝いを兼ねて毎年必ず、お泊まりで温泉付きのリゾートホテルに出かけるのだが、連休は連休、別腹扱いだったようだ。

 お出かけとなると、私は七つ道具(七つではないが)の用意を携えてでかけることとなる。
 母の場合、家で見ている間は、体調がよほど悪い時以外は失禁などの失敗はなかったが、お出かけとなると心配なので、転ばぬ先の杖で パッドを付けてもらう。そして、万が一のために、おしりふきと下着、ズボンの替えと靴下をバッグに入れる。持ち帰り用の消臭の大きめのビニールパックも。
 脱水を防ぐために こまめな水分補給をさせるべく、お飲み物も。ペットボトルから直接飲むとすぐにむせたりこぼしたりするので、紙コップもしくはストローも必要だ。

 外食となると、お道具はさらに増える。
 手の力が落ちてきていたのか、ガラスのコップやカップは重くて持ちにくいというので、紙コップ。高級な厚みのある金属のスプーンやフォークも意外と重く持ちにくいと苦情をいうので、軽くて持ちやすいプラスチックのスプーンやフォーク。先の部分に滑り止めの加工がされた、ものを挟みやすいお箸。

 レストランなどでは、お店の人にお断りをいれてから、アレコレ小道具を使って食べさせていた。気の利くお店では、「細かく切ってきます」などとわざわざ対応してくれるところもあった。
 そして、食べるとき、すごくこぼすので、エプロンをさせたいが、施設で使うような本格的なエプロンを外出先のレストランなどで付けるとなると本人の心の抵抗は大きい。そうとう恥ずかしく「要介護」なのだと思い知らされるようで嫌なのだそうだ。(母談)なので、気軽な感じでガードできるよう、私はよく15センチほどのリボンの両端にクリップを縫い付けたものを持ち歩き、食べる際に母の首の後ろにそのリボンをかけてクリップを前にたらし、ハンカチもしくはレストランで出されたナプキンを止めてエプロンにしていた。せっかく食事に行っても およそいきの洋服が浸みだらけになったのでは、私の気持ちも落ち着かないので、それを防ぐうえでも このエプロン作戦はなかなかの名案であった。あとお口拭きも重宝する。
  また母の場合、猫背がひどくなるにつれ、座高がひくくなりテーブルが高く使いにくくなる。母はふつうの身長があったのだが、年齢を重ねるにつれ、猫背が進み、、、ちぢむのは胴体の背骨なので、座高だけが低くなる。大人用の普通の椅子に座ると、テーブルが胸の高さになり、まるで小さい子供がすわるような格好だ。しかも、大人なので子供用の椅子には座れない。飲食をするにはテーブルが高すぎになってしまうのだ。なので、お尻に敷く 空気で膨らむクッションなども用意していた。ほんの数センチ高くなるだけでも相当楽になる。母が同窓会に行くときなどにも持ち込ませてもらっていた。
そのうちに持ち込むハンカチも防水にしたりして、対策は年々バージョンアップしていった。

 また、この時期は一日の気温の差が大きいだけでなく、意外と冷房をしている場所は高齢者には寒いので、ショールや使い捨てカイロを夏でも用意していた。
 万が一、公共交通機関での外出の場合は、何かのトラブルで長時間 乗り物に缶詰になってしまう危険があるので、最低ひとり500ミリリットル程度の飲み物の用意と トイレにも行けない可能性があるので、携帯トイレも持って行っていた。

 だから、母の手をひき(もしくは車いすを押し)、大きな荷物をもってのお出かけとなる。荷物が多いのは確かに大変だけれども備えがあれば、安心して楽しめるので、その人に何が必要か、考えて準備してあげたい。それにしても 高齢者とのお出かけは 赤ちゃん連れでのお出かけとよく似ているなあと。。。ちょっと笑える。
 どちらが母なんだか子供なんだか。

 当時は、大変でしんどい日々だと思うことが多かったのに、今思い出すと、そんな苦労も幸せだったなあと。。。そんなところも子育てと似ているのかもしれない。





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最終更新日  2019年04月23日 09時04分34秒
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 ここで紹介されている コウノメソッド こそがこれからの高齢化社会、認知症にとって救世主となるモノだと思います。これから、一人でも多くのお医者さんがコウノメソッドを採用して、本当に患者や介護者を救ってくださることを心から願っています。




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