猫耳ずきんの らぶれび ぼうけいしょん  介護と猫と人生と

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2025年10月30日
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少し落ち着いてきたので キイコ騒動の顛末を書く

 9月9日 キイコが危篤状態に陥いり
それ以来 介護一色の日々に突入しました

体調急変
その日 早朝 普段とは変な泣き方で私を呼んでいた
いつものようにキイコの所に行くと
後ろ足が立たなくなり 這いずり状態
しかも動く前足でもがいていたようで
本猫もろとも 辺り一帯 糞尿まみれ 

敷き詰めていて 大正解・・・
レジャーシートは捨てればいいが。。。 猫はすごいことに)
呼吸は 荒く 浅く120/分 
声をかけても反応なし 苦しげに頭を振り暴れるばかり 

 脱水を疑い 水を飲ませようにも
 荒い呼吸とヘッドハンギングでは難しく
 頭を支えてシリンジでのませようとしても
 飲み込まず、口の端から溢れるばかり・・・
 これでは 誤嚥の危険があり不可能

とにかく 病院へ連れて行かねば・・・

 あらかたの汚れをペット用のティッシュとタオルでふいて
動物病院に走った

すでに齢18才半 超高齢で持病持ち 看取り期の子
7年ほど前にも 原因不明の吐血で入院
一週間検査を続けたモノノ原因が分からず

「もう 1.2日の命 」との宣告で
匙を投げられ 看取り覚悟で連れ帰った子 
その後 奇跡の回復でそれなりに元気になって
今まで一緒にくらせたけれど 原因不明の病気持ちの子
「何が起こるか分からない
 いつ何時 急変してもおかしくない」と覚悟はしていた

しかし こんな苦しみ方をして死なせるのは嫌だ
なんとか原因を除いてせめて楽にしてやらねば

でもそれなりに元気で過ごしていたから
きっと 老衰で安楽に行かせてあげられる
と勝手に油断していた
まさかこんなことになるなんて なぜ??

呼吸が荒く苦しそう 痙攣のような動きもする

もちろん 治療して治せるモノなら治してやりたいが
もしダメなら
なくなるのは仕方ないが 苦しみながら逝かせるのは忍びない
少しでも楽にしてあげられれば・・・と改めて覚悟を決めた

が・・・獣医・・・新人であまりに頼りない
診断がおぼつかないどころか 的外れ・・・
「呼吸が荒いから きっと肺の血栓か肺炎
水がたまるか何が原因でしょう」という見立て??
「いいえ 舌はピンクです。呼吸困難による酸欠ではないと思います」
大丈夫か?素人の私でも酸欠でない事くらいわかるぞ・・・
「えっと、では心臓の発作ですかね」
「症状の初見から2時間以上って 
 心臓の発作でこんなに長くはおかしくないですか?」
「では詳しく検査をしましょう。
 ただ検査をするとしても高齢でこの状況では命のやり取りのなるかも」
との答え・・・
この動物病院には10人近く獣医師がいるが
回転が速い(短期間ですぐ辞める)ので
素人に毛が生えたような新人が多い
しかし 院長は今日はいない ベテラン医師は長時間待ち・・・

私が見るに。。。
前夜の水入れの水があまり減っていないことから脱水も疑うが
(ここのところ認知症が進み水入れの場所が時々分からない)
この症状はあまりに過激すぎる・・・
何かのパニック?(歩けなくなったことで?)
もしかして 目が見えないことでどこかにぶつけてケガをした?
それがとても痛い?
分からない・・・

素人の私では判断がつかないし 獣医師に見てもらって判断のうえ
鎮静剤か痛み止めの点滴でもしかしたら少し落ち着いて
すこしでも楽にしてあげられるかも・・・と思ったのだが
 あまりにも頼りにならない・・・

「じゃ もういいです。連れて帰るので点滴だけしてください」
とお願いした・・・「はい」と新人君は引っ込んだが
すぐに かわりのベテラン獣医師が出てきて
「レントゲンだけなら体に負担もかからないし受けてみてはどうか?
肺に水が溜まっていたら点滴は危険だし
(いや 水は溜まってないと私は思うが)
のどに何か詰まっているかしれないし・・・
とにかく 念のため、レントゲンで見てから点滴をしましょう」
というので まあ、しかたないので 承諾したら・・・・
案の定 私の予想通り 肺はきれい のどに詰まりもない
しかも レントゲンは失敗して2度撮り(二回分請求されていた)
さらに「吐き気止めと抗生剤 ステロイドを入れておきました」って??
もとから 吐き気なんかなかったし 炎症反応もないのに??
まあ 元気を底上げするべくステロイドは分かるとしても
なんで 吐き気止めと抗生剤? 営利優先ね。。。
老猫に やみくもに抗生剤は百害あって一利なしなのに

素人相手だし もう死期間近だし 打てるもん打ってもうけてやれ
という 魂胆が丸見えで・・・怒りを通り越して げんなり

点滴はしたけれど きいこの症状はまったく改善せず
 「これで少しは落ち着きますか?」との私の問いに対して
 「無理だと思います。このままで・・・良くなる可能性はないです」
「他に少しでも楽にしてやる方法はありますか?」と尋ねると
「楽にするには酸素ハウスくらいしか
(ビニールハウスみたいなヤツ ちいこの肺がん末期に予約していたヤツ)
方法はない。それをしても長くはもう持たない。
このまま 苦しみ続けて亡くなるでしょう」
との宣告 
どうしよう。。。と思った
自分自身なら 安楽死尊厳死を迷わず選びたいところだが
キイコの事を諦めきれない

酸素室の予約や手配をしている間に命はつきるという見立て
なら 仕方ない 7年前にそうしたように
今日から 亡くなるまで ずっとそばで看取ろう

仕方なく連れ帰って
まずはケージ(畳2/3ほどの結構大きめのもの コトコが使っていた)の準備
汚れを直ぐ取り替えられるように
小さめのベットシーツを互い違いに三重に敷き詰める
きいこお気に入りの愛用バスタオルをしいて ソコに横たえた
相変わらず 呼吸は荒く苦しそうに頭を振リ続けている
声をかけても 意識朦朧なのか 全く反応無し
ただただ 朝からの苦しげな様子のまま

辛そうなきいこを見て 私も辛い
安楽死を選べなかった私の迷いを申し訳なく思う
すまん きいこの苦しみよりも 
生きていてほしい私のエゴをとってしまった
もしかして もしかしたら 7年前のように
絶望の淵 死の一歩手前から戻ってくれるかも
そんな 甘い想いもあるものの 
この苦しみ方は。。。あまりに痛々しい たまらない

なんとか 楽にしてやって・・・
食べることが大好きな きいこ 
美味しいものをもう一度食べさせてやりたい
甘えるのが大好きな きいこ 
抱っこでも なでなででもいくらでもしてあげるから
どうか、少しの間でも 持ち直して 苦痛から解放して・・・
神様 神様 いるのなら お願いします
どうか・・・どうか・・・
私がその苦しみの一部を変わって引き受けてもいいから
どうか きいこを苦しみからこの苦しみから救ってください

その夜は ペットシーツに包んでキイコを抱き上げて
座ったままで抱いて うとうと寝た
次の日も 余り容態は変わらないが すこし呼吸がおとなしくなった
弱ってきているのか 
それでも 少しでも楽になるのなら 良かったと思おう
呼びかけても未だ反応はないが 
シリンジで ほんの少しなら 水を飲ませることが出来た
その夜も いよいよ看取り覚悟で 膝に抱いてうとうと寝た

で 翌日もそんな感じ さらに少しモズが飲めるようになったが
反応は弱々しい
じょじょにあちらの岸に近づいているのかも
それでも 少しは楽になってきたなら 良かった
苦しい峠はこえられた このまま静かにいくのだろう
あと何日持つか・・・
せめて もう苦しまずに このまま穏やかに行かせてやって・・・
そう祈った

さすがに 連日 猫とケージののかで寝ることは
私自身の体にも支障が出てきたので
その夜は ちゃんと自分のベッドで寝た
私と離れているときに 一匹でさみしく逝きませんように
と 祈りながら 隣の部屋やで寝た

その翌朝 すっかり 静かに寝ているので
まさか 亡くなったか?と 慌てたが息はしていた

まだ もう少し持ってくれそうな感じ
なら 好きなだけ 存分に甘えておくれ と思う
少しでも 水分を取られようと 猫用のポカリを試したが
飲み込まない 注いでも口から溢れるばかり
水なら 少しは飲めるのだが・・・

かといって 猫の場合 水だけ飲ませていては
 直ぐに腎臓や肝臓に不調を来す危険がアル
なので コレまで好きでのませていた
 オカカと煮干しに熱湯をかけて
かちーゆ のようにした 簡易お出汁にして 
これに 極々微量の塩と オリゴ糖をいれた
スーパーオカカ水スペシャル 手作り猫ポカリ

すると どうだろう なんと 飲むのだ
飲む?? 飲んでる?
はじめは 2.5㏄のシリンジ 一本二本
つづいて 5㏄のシリンジ
小さなシリンジで ちょびちょびでは間に合わない勢い

そのうち お皿から飲めるまでに回復
ならばと 試しにちゅ~るを すこし混ぜてみると
あっと いう間に完食
気がつけば 私が来る度 顔を上げてみせたり
嬉しそうに エアにゃー(口たげ開けて声をださずに鳴く)

一日 ちゅ~るが一本 2本、3本、4本になり
ちゅ~るも 乳酸菌入りやらイミダペプチドと入りやら
乳酸菌総合食やらを取り混ぜ 栄養強化

日々 食欲が増し ちゅ~るでは足りなそうなので
高齢猫用のパウチを食べさせると 大さじ2杯を直ぐに完食
さらに翌日は パウチ半分をついか 翌日にはパウチ一個
という具合で
半月程の間に しっかり 元の大食漢の状態に戻ったのでした

アレ? もう看取りって・・・獣医さん言ってましたけど
というこで 三度目の生還
(7年ほど前とこの夏の始めに そう言われたのさ
夏の初めは 極度の食欲不振だったけど
あれは 歯槽膿漏で歯が抜ける前の痛みが多分原因
獣医にみはなされたので点滴だけしてもらって正解でした)
三度目の正直って言うけど・・・
ほんと キイコはすごい 生命力が強い
奇跡の生還の繰り返し 

今はもう すごいご健啖 食欲が続いていて
とても高齢の老女猫とは思えない
大柄な育ち盛りの雄猫かとみまごう食べっぷり
とても 死期がせまっている という感じではなくなりました

・・・というわけで 素晴らしい生還ではあるのですが
 その分 バリョバリョ食べて モリモリ出す・・・
  排泄に振り回され ヨレヨレの私です

ああでも 大変とは言え
私が願ったことだよね 亡くなるまでに
少しでも 美味しく食べてほしい
美味しい 嬉しいの幸せを感じてほしいって

ということで 
神様が 望み以上に願いを叶えてくれましたってことで

ありがたい 嬉しいって 感謝はするんだけど
この状況 老猫二匹抱えて ただでさえ大変だったのに
さらに 過酷に 
そしてまた 体温管理 保温管理で時間と手間がかかる冬がやってくる

大丈夫のなのか?私・・・
第二部に続く





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最終更新日  2025年11月03日 15時07分50秒
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このブログではドクターコウノの認知症ブログを参考にさせていただいています。
http://nagoyaforest.blog.jp/

 ここで紹介されている コウノメソッド こそがこれからの高齢化社会、認知症にとって救世主となるモノだと思います。これから、一人でも多くのお医者さんがコウノメソッドを採用して、本当に患者や介護者を救ってくださることを心から願っています。




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