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[金曜日のたわごと]子供のころ、探検ごっこをしませんでしたか?今日はそんなお話です。子供のころ住んでいた場所は埼玉県にありながらど田舎だった。朝方にはキジやらが「ケーンケーン」と鳴きながら田んぼを飛び回っていたりするほどの田舎だったので、探検すべき場所はいくらでもあった。我々は尊敬する川口宏隊長にならい、近所に潜む未知なる物を探求しなければならなかったのである。そう、これは義務であったのだ。ははは、不思議よ、未知よ、今、僕たちが行くからまっていろ!!そんなわけで、小学校のなかよし数人組探検隊は今日も活動するのだった。ある日の探検は、川沿いの道の先にあるという一軒の家だった。すでに人なく、廃墟となっているという。そこに、そこにだ。「なんとな、そこの廃屋にな…死体があったって」「な、なんだってーーーーーーーーーーっ」「さらにな、俺のかあちゃんが幽霊を見たって」「うおおおおおおおおおおおおおおおお?」--廃屋--死体--幽霊--。燃える、燃えるぜ、探検隊魂に火がついたぜ。ここはXX沼川のほとりにある道である。この道の先に見える林に隠れた廃屋、そこに死体があり、幽霊が出るというのだ。我々探検隊は、その噂が真実であるのか、その目で確かめるため、前人未到の危険な舗装道路をぬけて、危険な石がゴロゴロとキバを剥く砂利道に入り、 危険な毒ヘビや人食い植物が潜むという林に突入し、謎の廃屋に突入しなければならない。我々は巨大なトラックの襲撃や凶暴な原住民の襲撃を「こんにちは」しつつさけ、ついに廃屋が隠された林にたどりついた。NPCの数十人がすでに命を落としている。彼らのためにも今回の探検は成功させなければーー。「隊長、みてください!!」「なんだ、おおっ」謎の廃屋--未知の文明が作り上げた不気味な一軒家があった。林にさえぎられ、昼なのに薄暗い。すでに半壊しており、居間とおぼしき部屋の壁はすでになく、外から中が見える。「こ、ここが噂の--!!」我々の視線が一点に集中した。半壊した居間の中央に本が重なっている。「おおおおおおおおおおおおおお」我々は死体を発見したのだろうか? それとも未知の秘宝?「おおおおおおおおおおおおおお、大人の本だあああーーーーーーーーーーーっ!!」 そう、我々は秘宝を発見したのである。居間の中央に重なった本は、いわゆる「すけべえ本」だったのだ!!おネエちゃんが半裸で悩ましいかっこで寝そべっている写真!!「す、すげえええええええーーーーーーーーー」探検隊はすけべな小学生の興味津々な大人文化体験祭りとなりつつあった!!しかし、しかしだ!!秘宝には守護者--ガーディアンがいたのである。その時、ガサッと音がしたのだ。我々は全員、びくっと緊張した。背筋に走る悪寒・冷や汗--そういえば、誰かが言っていていたな。幽霊を見た--と。「ゆ、ゆうれい…」その時、物音がした方から、影が飛び出したのだ。デ、デカイぞ、僕たちの腰くらいまである巨大な影--二本足で、黒くて--な、なんだ? と僕たちが思うより速く、その影は怪鳥音を発しながら襲ってきたのだ!!「キャッシャアアアアアアアアア!!」「しゃ、しゃも? 軍鶏じゃないかああああああああああ!!??」しゃも とは闘うニワトリだ。格闘家だ。軍人だ。だが、今はそんな事はどうでもいいのだ。ヤツは、殺気をその身から発し、居間の奥から僕たちに向かって突っ込んできたのだ。目に凶悪な光がある。こ、殺される!?その目を見ただけで、僕たちは無意識に回り右して逃げた。逃げた逃げた、一目散に。一緒だった友達の確認もせずに。ここに、なかよし探検隊解散す。幸い、恐怖の守護者は追ってきてはいなかった。しかし、謎が残った。なぜ、あんなところに軍鶏がいたのか?そういえば、大人の本が積み重なっていた手前に、なんか膨らんでいる所があったような?新聞紙がかかってたけど…人が横になっていたかのような膨らみが…よそう!! この話は深く考えると、怖い何かを思い出しそうだから。
2006.05.05
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[木曜日の創作] 無法の学生記 「支配者」 02 頭が重い。ボーッとしてる。汗をかいているわ。あ…あれ? 手が動かない。あ、足も?いやだ! わたし、手足を縛られてる! 誰? わたしをこんな格好で寝かせて、何をする気? やだ! 人の気配がする! わたしを見ている! 恐くて目を開けられない!「なーんだあ? どーしたんだおめぇ」 はぁ? な、なんてぬけた声? 寝惚けてるような声。男の声らしいけど…。 わたしは勇気を振り絞って、目を開けた。とたん…ここは天国かしら? なんてきれいな顔をした…微笑んだ天使がわたしを見下ろしている…。「手足なんか縛って…マゾなんか? おめえ」 はあ? なに?「ちょ、ちょっとまってよ!」 なによ、この男-顔がきれいだからって-縛ったのはこいつじゃないの?「ふざけないで! さっさとほどいてよお、変態!」 男の口が、への字に曲った。「礼儀をしらん女だなあ」 男はブツブツ言いながら、縄をほどいた。手足が自由になったら、チャンス! わたしだって…「なめないでよ! これでもわたし、柔道部なんだからあ!」 そう、前の学校では柔道部に入ってたのだ。この、瞬時に立ち上がって構える腕のよさ。へへ、どうだ、変態めって、あれ? いない。さっきの男が。「おい、礼儀しらず。下だ、下」 声が下から聴こえた…あら、まあ。てっきり背の高い筋肉変態だと思ってたら。「か、かわいい」 つい、口に出てしまった。わたしだって、背が高いほうじゃない。でも、この男は、わたしの…頭二つ下…140センチあるかないかという…。「ば、ばかにするんじゃねえ! 礼儀しらず、いや、恩しらず!」 きれいな顔をした背の低い変態は、部屋の扉からダッシュで消えた。泣いていたかもしれない。…罪悪感がちょっとわいたけど…いいきみだわ。 すでに4時間目が終って、お昼の時間も終わりかけていた。 まったく、転校早々にこんな目にあうなんて。しかも大遅刻なんて。 とりあえず、職員室に行く事にした。 本当なら、登校して一番に行く所だったのに、なんで、あんな部屋-理科室だったのかな?-に行かなきゃならないのよ。 あのチビスケ変態が全ていけないんだわ。 制服着てたから生徒よね。先生に言いつけてやる。 「職員室」と書かれた扉をガラッと開けた。 わたしは、呆然としていた。 先生が-ほんとに先生?-いる。いるけど、あれは何? 机の上に祭壇を作って護摩を焚いて経を唱えてるメガネのガリガリ先生、真剣で汗水垂らして百本打ちやってるスマートな女教師、試験官を片手に怪しげな薬の調合しているバーコード頭の中年教師、異常に膨れ上がった右腕の筋肉で1トンと書かれた鉄アレイを上げるジャージの体育教師。 見てはいけない秘密の儀式のような雰囲気。 わたしの頭にあった先生のイメージがガラガラと崩れていく。 その時、いきなり肩を叩かれた。振り向くと、そこには-長い白髪を垂らした、幽霊が立っていた。怪談映画に出てきそうな白衣の男幽霊!「きゃああ!」 わたしは、悲鳴を上げた。先生達の視線が、じろりとわたしに集まる。「み、見てませんっ! わたしは何も見てません!」「何を言っとる~、おまえ、新田秋子だろ~」 肩を叩いた幽霊が、ぴったりな声で言った。いやだ、この幽霊、わたしの名前を知ってる! 恐い! 助けて!「しっかりせんかい~担任の幽鬼だ」 とたんに、職員室が大爆笑になった。恐怖から、いきなり笑いになって、わたしは混乱した。 信じられない。この人達が先生? この、どう見ても幽霊にしか見えない人が? 朝から変な事が多すぎるわ。夢見てるのかしら、とびきり恐い悪夢を。「今までどこで、さぼってたあ~」 さぼってた? え? 違うわ! わたしは--やっぱり先生だわ、この幽霊。「よく、わかりませんが、理科室みたいな教室で縛られてました。 さぼりじゃありません!」「ほお~」 え? あ、しまった。「ち、違うわ! 変な事じゃないです。登校中に……」 そこまで言って、幽霊教師の表情が違うのに気がついた。いやらしい想像をした顔じゃない。「理科室か。あそこは一年前から消えちゃってなあ~」「は?」「いや、後で話してやる~。とにかく、教室へ行くぞお~」 この先生は、わたしが縛られていた事には、まったく興味ないみたい。で、理科室が消えた? 一年前から? はあ。 ま、とにかく、やっと教室に入れるのね。 階段を上がって…あれ? 四階分くらいは上がった気がしたんだけど、廊下に3の字。おかしいな。「あれ先生、ここ、四階じゃあ?」「よくあることだ~。ここは三階~」 はあ。まあ、いいわ。 おお、見えた。一年四組の教室。 友達いっぱい、できたらいいな。素敵な男の子いるかな? わくわくするなあ。 木製の扉の向こうでは、クラスメイトになる生徒達のワイワイ声。どんな話しをしてるのかな?「あぶないぞお!」 扉の向こうから聞こえた。へ?「新田、あぶないぞ~。どけ」 幽鬼先生が言った。へ?? 扉がわたしに飛んできた。へ???「いたあ!」 直撃。いたい! 衝撃で廊下に尻もちついた。扉がわたしの上に乗ってくる。「ぐわおお!」 声がした。一瞬。でも、心が瞬時に凍りつくような声。いえ、鳴き声? お尻の傷みをこらえて声の方を見たら、いた。いたけど、なに? 犬、いえ狼? 茶色の毛で包まれた四本足の獣がいる。目があった。黒い目がわたしを見ている。ぱっくり裂けた大きな口から、鋭い歯の行列が見える。動けない。声も出せない。これが、金縛りなの?「まちやがれ、犬狼!」 その声が、わたしを金縛りから解き、狼を怯ませた。 狼は、一声鳴くと、廊下を失踪していった。「こらあ~犬狼! 廊下は走っちゃいかん~」 幽鬼先生の声。狼がこけた。 呆然。また、呆然。廊下に座り込んだまま呆然。左肩には、外れて倒れてきた扉が乗ったまま。「無法~、また喧嘩か~?」「幽鬼先生! 犬狼の奴、俺を"ちっけー"って言ったんですよお」「またか~」 何事も無かったように続けられる、先生と生徒の会話。なんなのよ、この学校は。やっと、教室に来たと思ったら、変な狼がでてくるし。もう、いや! 悲しくなってきた。目頭が熱くなってくる。いいもん、泣いてやる。 その時、手が出てきた。わたしの目の前に。「わるいなあ、確認する暇がなかったんでなあ」 寝惚けたような声と共に。 その声は、不思議に、わたしの悲しみを解いてくれた。ん? まって。どこかで聞いたような声だわ。 足を見る。スラリとした足が、グレーのスラックスに包まれている。 あれ、もう、身体が見えた。あまり背の高い人じゃない。グレーのブレザーのボタンは止められていない。その下には白いワイシャツ。 黒い長髪に包まれた、奇麗な、それでいて、凛々しい男らしさを感じさせる顔。太い眉毛がそれを引き立てている。 …あれ?「あーっ、チビスケ変態!」 まちがいない、あの、背の低い変態!「なっ…なにぃーっ! 恩知らずのくせに、チチチチチチチチ、チビスケだとお!」「な、なによっ! せ、先生、こいつ、こいつがわたしを……」 ん、先生? いない。「さっさと入れ~授業だ」 え。いつのまにか、教壇に立っている。そして、生徒の爆笑。「えーい、うるさいっ。恩知らずっ、必ず決着つけるぞお」 爆笑をかきわけ、チビスケ変態は席についた。あんな後ろで黒板みえるのかしら。「よし、新田~こい」 先生に呼ばれて、教壇の横に立った。おお、同級生のみんな! とチビスケ。 やっぱり、初めが肝心。緊張するなあ。「転校してきた新田秋子だ~。なんと、理科室に目をつけられたぞ~」「よろしくお願いします! …え?」 同級生の目が変わった。それは、恐怖であり、驚きであり、哀れみでもあり。いったいどうしたの? 理科室に目をつけられるってなに? さ、最悪な初め。どうして? わたしがなにかしたの? 席を指定されて、腰掛けた後も、みんなわたしをちらちら見てる。 孤独…わたし、いきなり村八分にされちゃた。なんで…。 悲しくなって、どうしようもなく悲しくなって、うつむいた時、「おい、恩知らず。腹でも減ったか?」 ん、あれ? チ、チビスケ変態の隣の席だったんだ。「う、うるさいわね。ほっといてよ…変態」 そうだわ。こいつがいけないのよ。すべてこいつが…。「おりゃあ、無法文太っていう。授業終わったらつきあえ」 な、なによ…「なによ、まだわたしに悪さする気!?」「いーや。俺がチビじゃねーって所を見せてやるのよ」 そして--チャイムが鳴り、休み時間になった。みんなは、あいかわらず、変な視線で、わたしを見ている。いや、一人違った。「さ~、来てもらおうか」
2006.05.04
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[水曜日のマンガ]SABER CATS…セイバーキャッツという作品をご存知でしょうか。山本貴嗣先生の作品でもっとも好きな作品です。はるか未来、様々な惑星へ移住されている大宇宙航行時代。そのようなSFバリバリな世界で、武術がメインとなる物語で、非常におもしろい。中国武術の秘宝 八卦掌の秘伝を奪おうとする敵から秘伝継承者の娘を護る活劇と、殺された父の復讐を主人公がいかにして処理するか、という物語が、武術への精神などをからめて進んでいくのである。だが、僕は格闘技やら武術などに対し未経験同然であり、知識なども無い。この作品を見て語ろうとしたら、純粋に「すげーーうおーー」という感想しかでない。 だから、なにかを語ろうとしたなら…キャラクターについて語る事になる。いや、キャラについて語らせてくれ!!主人公は日本人系の青年なのだが、ほぼ中国武術がしめるこの作品に、一人の侍が登場する。白髪のおじいさんなのだが、ものすごくかっちょいいのだ。怒麻先生。ぬま先生である。刀をたずさえ、和服で未来世界を歩むその姿を見ただけでもうメロメロだ。当初、怒麻先生は、武術をその資金力と力で牛耳ろうとする敵の客人として登場する。ハーレム的で治安のわるい電車内で、未来チンピラにからまれる女性を、合気でパパパッとたたんで重ねた後、主人公のライバル(?)の中国拳法の達人の度重なる挑戦をサラッとかたずけ、しまいには、復讐への怒りをひそかに心に燃やし、使命感が先にたち、焦りがちだった通背拳の達人である主人公と相対する。そして、特殊な抜刀術で主人公を懲らしめ、主人公をクールダウンさせる--。実は--敵組織に雇われた日本人格闘家と見せかけて、主人公に、自分を見直させる重要な役だったのだーーーーー!!かっちょいいーーーしぶいーーーー怒麻先生ーーーしびれるーーー!!!可能であれば、セイバーキャッツの続編を読みたい。読みたいが、怒麻先生を絶対に登場させてほしい。あ、怒麻先生だけのお話でもいいです。
2006.05.03
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[火曜日の食]「えっ? チーズバーガーダメなんですか?」「はい。こちらのメニューは10時からになりますので」「でも、あそこの壁にチーズバーガー書いてあるじゃないの」マクドナルドに早朝--10時前に入ると、たま~に上記の会話を聞く事ができる。そう、いまさら僕がいうまでもないのだが、マクドナルドの朝はメニューが異なっているのだ。いわゆる朝マックである。そして、僕は、上記のような会話を聞いた時、心の中でそっとつぶやくのだ。「ふん、朝メニューの方がうまいじゃないか…」マクドナルドの朝メニュー、朝マック。僕にはとても魅惑的な早朝限定の一時なのである。それは--ソーセージマフィンとハッシュポテト--この2つの存在があるためだ。食パンの白い部分を円く抜いたようなパンズに、チーズとソーセージ肉をはさんだ「ソーセージマフィン」を初めて食べた時、僕は思ったのさ。「UUUUUUUUUUUUUMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」そして、セットとして脇にあった、荒くブロック的な形を残したポテトをコロッケのようにして揚げたハッシュポテトを初めて食べた時、僕は思ったのさ。「SUUUUGEEEEEEEEEEEEUUUUUUUUUUUMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!」とくにハッシュポテトは、個人的にものすごく好きだ。たしかに油が多くて、何個も食うと胸焼けする食べ物ではあるが、うまさ・食感などがたまらなく好みなのである。サクッサクッとした食感がたまらないのである。一度、昼間になんらかの都合でポテトが用意できない状態だったらしい時、ハッシュポテトが出てきた時は小躍りして喜んだものだ。もちろん脳内のみで。ハッシュポテトを食べたいだけに、1時間ほど早起きして出勤してもいいと思わせる。 思わせるだけだが。マクドナルドに提案。朝メニュー、とくにハッシュポテトを昼でも食べられるようにしてほしい。後は、デリバリーサービスをしてほしい。楽天デリバリーでポイントためてほくほくに。--でも--毎日食べたられたら--飽きるかな、やっぱり
2006.05.02
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[月曜日の嘆き]はじめにおことわりしておきます。本日の内容は、汚いほうの下の話なので、そちらが苦手な方や、お食事中の方は読まれない方がいい、かもしれません。さて、警告はしたぞ。人生最大級のピンチといえる体験がいくつかある。今日は、その中の一つを打ち明けよう。その日は、午前中に出社し、道具をそろえ、神奈川県に移動。午後一番に横浜で仕事をし、夕方より、横須賀で仕事するスケジュールであった。その朝、会社への出勤する混みこみ電車の中で、腹痛の脂汗だくだくな僕だった。会社の席につくなり、タイムカードをカシャンとし、自分の席に荷物をおいて、僕はトリプルアクセルの回転力で身をひるがえし、トイレ訪問へ移動を開始した。腹の中で脱出をこころみるヤツラの門の破壊活動が急すぎる。やばい、やばい、やばい、やばすぎる。しかし、音速の速度は突然、停止した。ああああああああ~~~~まだトイレは先の廊下で、門は突破されたのだ。ヤツラがパンツの中に踊りだし、足をつたって、スラックスの隙間を移動開始した。ここで立ち止まり、乙女のように泣き伏せるのもいいだろう。しかし、それではクソモラシ男で終わってしまう。僕はロボットのように膝を曲げない早足でトイレにかけこみ、洋式便座へ。ここまでで幸運はいくつかあった。廊下・トイレで誰とも会わなかった事。そして、ヤツラがスラックスのすそからコンニチワしなかった事だ。ひどい惨状だった。スラックスの内側とパンツはヤツラまみれになっていたのである。体はペーパーで拭く事ができたが、パンツとスラックスの股がひどすぎる。僕は考えた。どうする? このままここで呆然とするか? 泣いて人を呼ぶか?いや、今日の神奈川の仕事は僕の勝手でお断りできる内容ではない。さて--。なんとかヤツラを流した洋式トイレの便座をながめた。あ!! こんなところに水があるではないか!!!ヤツラを流し終えた便座の奥に溜まった水は、今の状態から見れば清流の水だ。パンツとスラックスの水洗い。広き世界といえど、洋式便座の溜まり水でヤツラまみれのパンツを洗った男など珍しいであろう。洗い終わったパンツは黄土色と化してはいたが、なんとかはける状態となった。濡れるスラックスとパンツは体温で乾かす!!トイレを脱出した僕は、とりあえず、荷物をまとめて京浜東北線へ。ヒーターで暖かい席がスラックスの水分を奪ってくれる。「おかあさん、なんかウンチくさい~」な、なんだってーーーーーーー!!??鼻が麻痺していた。たしかに臭い。水洗いでは匂いまではとれなかったかーーー!!正直者の少女よありがとう。だが、僕はしらばっくれるよ。午後一番に入るお客さんの近くにあったコンビニにかけこみ、パンツを買って「すいませ~ん トイレをかしてくださ~い」買い物袋に黄土色にそまったパンツを叩き込み、かたむすびかたむすび。新しいパンツをはいたら、うお~~~きつい~~サイズが小さい~~しかし、匂いの元はパンツだったらしく、匂いはほぼ収まったように感じた。とりあえず、その日の仕事を終える事はできたのだった。朝の時点では、正直、僕の人生、終わりかとも思った。午後の2番目のお客さまから、夕飯食ってけとうれしい言葉をいただいたのですが、さすがに事情を説明するわけにもいかず、やんわりお断りしてしまいました。その時のお客さま。逃げるように帰ったのは、こういう事情だったのです。
2006.05.01
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[日曜日のアニメ]「なになにちゃん、元気ーっ」幻覚を見た。龍が目覚める時に。夕方にTVで放映していた「超獣機神ダンクーガ」という作品。スーパーロボット大戦でちょくちょく出演する作品なので、けっこう有名な作品のかと思う。僕は、「ダンクーガ」を真剣に見ていた。もっとも、僕の視聴体勢は基本的に「真剣」なので、ダンクーガだけカタイ見方をしていたわけではないけれども。第1話から優等生ではない主人公を登場させ、合体ロボを構成する機体を1機づつ登場させ、野生化モードを発動させる過程を、これまたほぼ1台つつ描く、掟破りな展開を見て、「おおーーっ、こりゃすげー」なんて、ワクワクして見てたこともあり、真剣度も一話事に増していったのだ。主人公 忍が駆る「イーグル」の野生化攻撃が、野生化時の音楽と一体になって敵に特攻&機体で切断しまくる、という演出で、たいへん好みだった事もある。物語中盤で、やっと合体し、ダンクーガが登場するのだが、これまた専用音楽にのりつつ、敵軍団や戦艦をなぐりまくるのが大変好みだった。その上に黒騎士なる変形戦闘機体が登場し、なんだかよくわからないが僕のツボにたいへんはまって、好みだった。極めつけ、自分の基地が攻撃された時、地下に隠されていた秘密移動基地が登場。これが、龍の形だったりするもんだから、もう興奮しまくりである。だが、この龍「ガンドール」が登場する回に、僕は幻覚を見たのだ。イゴール長官が命を捨てて、敵兵に進入された基地に残されたローラという少女を救出する泣ける話でもあるはすだった。ヘルマット艦に動きを封じられ、助けに行けないダンクーガ。艦体にパンチパンチパンチ!!!その瞬間に走った閃光の中に…「理恵ちゃん 元気ー」なんていう日本語の文字が走ったのだ。もちろん、幻覚だ。しかし、イゴール長官が死んでしまうシーンを見ても、龍が目覚めるシーンを見ても、 龍の咆哮でヘルマット艦が一撃で沈むのを見ても、頭から幻覚が離れなかったのだ。あろうことか、ダンクーガが龍の咆哮を背に受けてムゲ宇宙に旅立って作品が終わっても、幻覚が頭を離れなかったのだった。理恵ちゃんて何者だったのか…?
2006.04.30
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[土曜日のゲーム]職場を共にする中学からの友人がいた。その友人と、原因を思い出せないくらいクダラナイ事で喧嘩をしていたのだ。職場で必要最低限の事しか会話しない、寂しい日々が続いていた。その友人とは、よくゲームセンターなどに一緒に行く仲であり、好むゲームのジャンルなども共通しており、つまるところ、STGマニア--すなわちシューターであった。ある日の事。新宿に仕事の用事で訪れた後、直帰となった。新宿西口の煎餅屋じゃなくて繁華街のゲームセンターにふらりとよったのだ。ゲームセンター入り口に見慣れぬ大型筐体のまわりに人だかりができていた。コクピット型の、のりこみ式シートで、ATARIのスターウォーズと同じ操作レバー。さらにその奥にあるゲーム画面を見た時…。僕は宇宙にいた。無限の深遠なる宇宙の奥底から巨大な戦艦が近づいてくる。敵機がウンカのごとく群れる中を切り抜け、戦艦の上面にすべりこみ、艦橋に自機の射線をあわせ、ビームの奔流をたたきこむ。たった一機で敵艦隊を殲滅した後、敵惑星兵器へと降下していく。震えた。ス、スペースランナウェイ、いや、スターウォーズ? いや、スターファイター?ここに、ナムコが誇るUGSFシリーズとの出会いがあったのだ。この興奮は翌日までつづき、職場で会った友人に、喧嘩状態である事も忘れ、「す、すごいゲームがあったよ!」そう言った僕の言葉に友人は「あ、ああ、あれはすごいね!!」--スターブレードの自機は、操縦するパイロットと射撃手で運用する複座型の機体である。 パイロットとガンナーの連携がとれなければ、作戦は遂行できない。奇しくも、そんなスターブレードが、僕と友人の連携をとりもってくれたのだった。関係ないが、スターブレード オペレーション・ブループラネット、一度でいいからやってみたい。
2006.04.29
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[金曜日のたわごと]「なっ、なんじゃ、なんじゃあありゃあああ」僕は興奮していた。バス亭で遅れているバスを待ちながら、何人かバスを待っている人がいたのにもかかわらず、世間体を無視して叫んだのである。ふと青空を見上げた時、その瞬間、日常は非日常になった、のかもしれなかったのだ。青い、どこまでも青い空の高みに、一滴の水銀を垂らしたかのような玉が浮いていた。 キラキラした日光の反射の仕方で、その銀の玉は回転しているのだとわかる。そうだ、間違いない、あれは、あれは…高校生の初夏の休日。オカルトやSFに胸躍らせ、つまらない日常から逃避していたあの日。僕は見たのだ。日常を非日常に変換する物を。矢追さんを、未確認飛行物体を、UFOを…UFOを…ゆー…まてよ。中途半端に多方面に興味を持つ浅いオタクである僕の脳裏に検索光が走る。ダダダダダダダ ダッシュ ダッシュ ダンダンダンダダン 究極超人ダダンダーン近くに入間基地があるな…もしかして…あれは…「ゾ、ゾンデ!? 観測ゾンデってやつか!?」六神合体ゴットマーズの敵で模型化までされた飛行機に変形するゾンデって奴--ではない。ようは観測気球の事だ。突然、非日常は日常にもどり、世間体というわけのわからない物にとりこまれ、僕はタコのように赤く茹で上がったのだった。しかし、だ。「ねえ、なにあれ…」「なんだろ」「ママ、なにかあるの?」周りのバス待ち人たちはようやく、空の銀の玉に気がつきだしていたのだ。勝った…よくわからない満足感にひたりながら、さらに20分ほど遅れたバスに乗り、大遅刻した事を友達に攻められ、敗北感に変わったりする過去の日常風景。
2006.04.28
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[木曜日の創作] 無法の学生記 「支配者」 01 その昔、武蔵の国に、史上最大にして最深の沼がありました。 その沼は、底無しの泥に無数の恨みのこもった遺体をもっていました。 怨念をまとったその沼の名は「魔宮沼」。 しかし、その沼も今では埋め立てられ、町もできました。 人々は希望こめて、その街を「魔宮沼町」と名付けました。 しかし、怨念を消すことはできなかったのです。 怨念はその町の住人に影響をあたえて、数々の異常犯罪者を作りました。 怨念はその町の土地に影響をあたえて、数々の超常現象をおこしました。 いつのまにか……。 「魔宮沼町」は最も奇怪にして、最も危険な町になっていました。----------------- 私の名前は新田秋子。普通の高校一年生です。 この街も今日でさよならです。 住み慣れたお家も、通い慣れた通学路も、友達の春ちゃんや、憧れの鈴木先輩も、今日でさよならです。 明日の朝は別の町の空の下で迎えます。 荷物が整理されて、がらんとした部屋は、わたしの部屋じゃないようです。 いつもは洋服箪笥の後ろに隠されて見えなかった柱。 カーペットの下に隠れてた畳。 いままでありがとう。「秋子! そろそろいくわよ」 お母さんの声。もう出発するんだ。 くるっと部屋の出口に向いて、扉を開けた。そうだ、最期に……「さよなら! わたしの部屋!」 扉の外からもう一度、部屋を見て、深~く頭を下げて。 荷物は先に緑猫武蔵引越センターの人に送ってもらってる。わたしの荷物も、今着てる、白いワンピースを除いてみ~んないっしょ。 ぬいぐるみのクマゴロもいっしょ。 わたし達……お父さん、お母さん、小学5年の弟の家族は、みんな揃って電車で行きます。 新しい町へ。新しい家へ。 東京駅に出たら、もう19時を10分くらい過ぎていました。さすが休日。電車も空いています。ここから「中武魔宮沼線」に乗り換えます。 銀の車体にオレンジのラインが入った車両の連なりが、静かにホームに入って来ます。さすが始発駅。余裕で座れました。「さ、駅についたら起してやるから、少し寝てなさい」 お母さんの優しい声。実は少し疲れてます。あら、伸二ったらもう、いびきかいて。 じゃ、わたしも……。 気がつくと、わたしは暗闇に立っていました。ふと、目の前に、懐かしい人影が。あの、すこし曲がった腰に、優しい顔は……「おばあちゃん!」 去年、亡くなったおばあちゃんだ。とても優しくて、大好きだったおばあちゃん。わたしは、思わず抱きつきました。涙が出てるかもしれない。でもいいや。頭に優しい手の感触。懐かしい温もり。「秋子や」 懐かしい声で呼ばれて、うれしくて、急いでおばあちゃんの顔を見たら、「おばあちゃん、なんで、そんなに悲しそうな顔をしているの?」 笑顔だったはずの顔が、悲しそうな顔だった。なんで?「これから行く町はね、とても、とても恐ろしい町なんだよ。わたしの力じゃ、もう、 秋子を守ってやれないのさ。心配でしょうがないよ」 恐ろしい町? これから行く町が? あれ? おばあちゃんの姿が薄くなってる。「ほら、近くなるにつれて、おお、恐ろしい。なんて怨気なんだい? だめだよ、もう限界。いいかい、秋子! 向こうについたら無法文太っていう……」「おばあちゃん!」 おばあちゃんがいない。あるのは、電車の椅子と家族。「夢……?」 体中、汗だらけ。横で寝ていた伸二も、はあはあ言って、飛び起きたみたい。「恐い夢を見たのかい?」 心配そうにお父さんがわたし達を見つめてる。あれ、おかしいな。お父さん、なんだか、悲しそう。 20時25分。魔宮沼町駅につきました。 新天地への第一歩を践んだ時、背中に冷たい氷でも入れられたみたいに、寒気が走りました。 空気がひどく冷たい。 「極楽口」と書かれた改札を出た時、お父さんが「みんなすまん……」 と言ったような気がしましたが、それがどんな意味を持つのかは、まだわかりませんでした。 朝が来た。新しい家は和風なムードで一発でお気に入り。 2階の6畳をわたしの部屋にしてもらって、もう最高。こんな広い部屋が、自分の部屋なんて夢みたい。 窓を開けて、新しい町の空気を吸う。おいしい! 都会の空気と全然違う。 住宅街なのに、隣の家との間は充分すぎるほど開いている所もいい。 深い緑色の山が、三つほど風景にあるのも、自然とのバランスがとれていて最高! 寝巻を脱いで、新しい制服を着ると、くるっと1回転。スカートがひるがえる。 紺のブレザー。胸に大きな、赤いリボン。いいなあ、これ。これからの学生生活に、 すごーく期待できそう。「いってきま~す!」 元気よく言って、道路に出た。新しい黒皮靴が、気持ちよく道路の感触を伝えてくる。ああ、なんだかスキップしたい気分! 最高の気分。 少し高いフェンスの向こうに見えてきた。 あれが、新しく通う「魔宮沼高校」か。白い鉄筋5階立てで、大きいアナログ時計がシンボルみたいな、すてきな学校。校庭も広いし、プールもある。体育館もあるじゃない。少し離れた建物は食堂かしら。男女生徒が入っていく、あれが校門ね。 わたしが校門へ行こうとした時、後ろに人の気配がした。振り返る瞬間、おなかに痛みを感じて気が遠くなっていく。誰? 男性の声が……不気味な……声が……。「ようし、いい物が手に入ったぞ」
2006.04.27
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[水曜日のマンガ]「このターンXすごいよ! さすがターンエーのお兄さん!!」ターンエーガンダムに登場する、ターンエックスというMSを駆る御大将の叫びである。このターンエックスは、画像のように体の各パーツをバラバラに分解し、それぞれパーツ事に独立した一斉攻撃をしかける事ができる。すごい! かっちょいい!! MGだせバンダイ!!!だが、もし、あなたが刑事剣士Xカリバーというマンガを読んだ事があるのなら、ターンエックスのバラバラ攻撃を見た時、こう叫んだであろう。「襲撃全身拳!? しゅうげきぜんしんけん じゃないか!!!」そうでしょう? そうだよね? たぶん きっと おそらく。刑事剣士Xカリバーとは、スーパーロボット大戦α外伝に登場する、スレードゲルミルというドリルと巨大な斬艦刀をあやつるロボットをデザインした、富士原昌幸先生が描く熱血ギャグ戦闘マンガである。悪の組織に改造されたスポーツ選手達の侵略に立ち向かう剣道男こと、Xカリバーがその竹刀でバシバシ闘う熱いマンガなのである。で、Xカリバーに襲い掛かる強敵の一人に、カラテ男という怪人がいるのだ。このカラテ男こそ、「襲撃全身拳」をつかうのである。だが、だが、本当の恐怖は、そんな全身ばらばらバラタック攻撃ではない!!このカラテ男は、読者に対して恐るべき攻撃をしてきたのだ!!ここから先を読む方は、もしかしたら攻撃を受けるかもしれない事を覚悟してほしい。 もし、僕のように直撃を受けてしまったとしても当局は補償しないのでそのつもりで。 さあ、一行まったぞ。その恐るべき攻撃とは--。このカラテ男は、重いトラウマを背負っていたのである。「盲腸恐怖症」というトラウマに!!! (BGM 矢追さんのUFO番組のアレ)カラテ男は小学校の時、見てしまったのだ。それまで普通に授業を受けていた友達が突然、右下腹部を押さえ、うずくまってしまったのを。冷や汗をダクダク流しながら、うめきながら、ゲボゲボ吐きだしたのを。救急車で運ばれ、盲腸という病気だったと先生に説明受けた上で、「いずれ、みんな、盲腸になるんだぞ~」などと言われてしまったのだ!!!!それからカラテ男は、事あるごとに右下腹部をさすり、ちょっと「そのあたり」に痛みが走ると、「自分は盲腸なんじゃないか?」「自分は盲腸なんじゃないか?」と、思い込んでしまうようになったのだ!!そして、哀れなカラテ男は、「盲腸恐怖症」のスキをつかれ、Xカリバーの必殺技「Xカリバー断!!」を喰らって敗れてしまう。ただでさえ、僕は過敏性大腸炎もちだったので、この「盲腸恐怖症」の描写が頭からはなれず、いつのまにか、僕も「盲腸恐怖症」になってしまったのだ!!!!僕は悟った。その情景を描写された場合、トラウマは伝染する事がありえるのだ、と!!!ちくしょう、カラテ男、いや、作者め~。数年洗われずにいた年季物の匂いを混めた剣道の小手で相手の口鼻をふさぐ恐怖の必殺技、「Xカリバー臭!!」をくわらせてやる~~~
2006.04.26
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[火曜日の食]もつ煮定食!!僕にとって、もつ煮とは苦手な食べ物だった。「ここ」のもつ煮を食べるまでは--。群馬県の国道17号線ぞいに「永井食堂」というお店がある。トラックの運転手に非常に人気があるらしいお店「らしい」。山盛りのご飯には足りないんじゃないかと思える「もつ煮」の量。しかし、ピリ辛うまいタレ、臭みのないもつをつつくうち、気がつくと、汗をダラダラ流しながら夢中になって食べて「いる」んだそうだ。白状しよう。僕自身は永井食堂のノレンをくぐった事はない。父や母が川場温泉や沼田の田舎に帰った時に食べて帰ってくるのだ。「もつ煮パック」をおみやげに。温めた「もつ煮パック」。これだけが僕の「永井のもつ煮」体験なのだが…たしかにうまい。食欲をそそるピリ辛うまくておいしいタレと食べやすいもつ。いや、正直言うと、タレだけでもごはんをおいしく食べられました。永井食堂の店内で食べてみたいなあ…残念ながら、現在、楽天市場では「永井のもつ煮パック」は購入できないようです。
2006.04.25
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[月曜日の嘆き]「どうするどうするどうする? 君ならどーするう~~~」そんな歌が脳裏に響いた。残金 \170-昼飯には、ご飯を弁当箱につめて適当におかずをぶちこんだ。残る問題は飲み物だ--。僕は一日5本は飲み物を飲んでしまう男だ。コーヒー豆乳、ドデカミンV黄金、ミネラルウォーター、お茶、飲むブルーベリーヨーグルト…最低、これらは飲まないと我慢できないのだ。飲まないと、集中力が続かないのだ。続かないったら続かないのだ。だって続かないんだもん。まあ、そんなわけで、糖尿病まっしぐらな僕が、残金 \170-でどうやって1日仕事をこなす事ができたのか--。画像のRoots AROMA BLACK だった。\130-なり。ブラックコーヒーとしては好評の商品のようだが、僕はこれ一本で一日もたすために…水で割ったのである。水割りコーヒーだ。半分まで飲んだら、水道水をたし、シェイクシェイクシェイク!!!また半分まで飲んだら、水道水をたし、シェイクシェイクシェイク!!!またまた半分まで飲んだら、水道水をたし、シェイクシェイクシェイク!!!またまたまた半分まで飲んだら、水道水をたし、シェイクシェイクシェイク!!!はあ、みじめだ。心が苦しくなって、胸がつまって、クォーター水割りコーヒーが喉を通らないぞ。あああ、だれか炭酸のジュースをのましてくれ。ああああああああああああああああああああああああはやく、金が入ってくれ
2006.04.24
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[日曜日のアニメ]「ヤック!? (なんだ!?)」女性だけのメルトランディ軍のミリア艦の主砲を受けて、約1Kmの巨体で腰を下ろしてしまったマクロス。絶体絶命のピンチに、どこからか聞き覚えのある歌い手のメロディが。両軍の動きが止まった時、水平線の向こうから無数の大艦隊をひきいて、巨大な影が浮上してきた。映画館のスクリーンいっぱいの水平線の向こうから、とてつもなくデカイ影が登ってきた時。「うおおおおおおおおおおおおお!!」映画館なので他のお客さまに迷惑にならないように、心の中で僕は叫んだのだ。僕は敵の要塞が好きだ。イデオンの「バイラル・ジン」「ガンド・ロア」、ヤマトの「彗星都市帝国」「ゴルバ」「ウルク」、グラディウスの「ゼロス」などなど。巨大で、存在感があって、強ければ、もうメロメロである。さて、マクロス映画版のボドルザー艦であるが、画像の水平線から登ってくるシーンで惚れてしまったわけだが、ここで、TV版のボドルザー艦を思い出してしまう。実は、TV版のボドルザー艦の方がデカイ。映画版は全幅約600Kmだったが、TV版はたしか、日本列島と同じ長さだったかと記憶する。形は、超巨大なおいもなのだが。日本列島と同じ長さのおいもであった。だったら映画版のボドルザー艦はサボテンではないか、と妹に言われたが、それは違う。 映画版は主砲発射口が目みたいでえらくかっちょいいではないか。単なるサボテンでは無い。目があるサボテンなのだ。しかし、スーパーロボット大戦αに登場した映画版ボドルザー艦は、とても悲しかった。 射撃300で気力最大のアムロ搭乗したνガンダムの、魂こめた攻撃力最大フィンファンネルの一撃で撃沈してしまうのだから。まあ、アムロのνガンダムだからいいけど。さて映画版マクロスといえば、クライマックスで、一条輝のバルキリーが敵中心にひそむボドルザーへの最後の扉を破壊する為にミサイルを発射した時に、そのミサイルの中に 「ハイチュウ」だか「タコチュウ」だか落書きされているような幻覚を見たことがある。 げ、幻覚だよ。幻覚だってば。
2006.04.23
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[土曜日のゲーム]「WARNING!!」3画面を横につないだ超ワイド画面へ、専用筐体の椅子を震わすほどの、激しい警告音と共に映された文字。突如、異空間にひきずりこまれたそこへ、黒い巨体が浮上してくる。最後の闘いを盛り上げるように、徐々に激しくなっていく音楽。巨大な、あまりにも巨大なクジラがその姿を現した。強大な戦闘力と防御力をもって愚かなカトンボを叩き潰すために。初めてダライアスを目撃したのは、埼玉県大宮市西口のそごうデパートだった。デカイ画面!! よく聞こえる音楽!! 震えるボディソニック!!ただならぬインパクトをもって、一目でとりこにさせる魅力があった。行列と観客の中で、順番となった時、アイザック2の音楽を蘇らせた名曲とともに、はじめて自機 シルバーホークの翼を操ったあの興奮。覚えているさ。うまく操れなくて、あっというまに自機を失った事を。だが、ダライアスの魅力は、僕をとりこにしたまま離さなかった。その後、100円と努力のおかげで、クジラとタツノオトシゴ以外の最終ボスを屠る事となる。プレイに慣れてくると、意外な強敵に気がつく事となった。海のステージである。海中の遺跡を照らす海面からの光が美しい幻想的な風景の中、幻想的な音楽が流れるのだ。攻撃も他のステージに比べればやさしい。ぺン、ぺレっぺ、ペレペピロンポポン パパパピンピン パパパピンピンはっ!? ね、寝ていた!? 僕、眠っちまったよ!!そう、海ステージは、プレイヤーに対して睡眠誘発攻撃してきたのだ。なまじ音楽がよく聞こえる為に、ひと時の癒し空間になってしまうとは--。恐るべし、ベルサー軍団。恐るべし、タイトー。その後、自機 シルバーホークのデカイ奴がラスボス(ファンタージゾーンのパパかよ)であるダライアス2、恐怖のシャコパンチの名作 ダライアス外伝、ポリゴンで大迫力 ビーム相殺合戦のGダライアスと、ゲームセンターでの戦闘は続いてきた。そ、そろそろ、ゲームセンターでシルバーホークに乗りたくなってきたんですが…タイトー様。
2006.04.22
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[金曜日のたわごと]「バカヤローッ! 死にたいのか!?」「そうは言うがな、大佐…どぐえっ」オレはフルチンのまま倒れた。立ち小便しようと思ったのだ。どうせするなら川にしたかった。大いなるアマゾンに。ビッグキャノンを世間にさらし、いざ、ウルトラ水流を発射しようとしたら、大佐になぐられたのだ。オレはフリチンのまま、殴られたほほに手をあて、なぜ? という表情をうかべつつ、大佐を見上げた。「アマゾン川に小便したら死ぬんだぞ…信じてないな? 見てろ!」「な、大佐!?」なんと、大佐がミラクルキャノンをさらしだし、アマゾンにほとばしる滝を具現化させたではないか!!「き、きたねえぞ大佐…を、をををおををおおをををお!!??」オレは見た。大佐の滝を小さな細い魚が登っていくのを。その魚が滝が噴出す穴に首をつっこみ、体をはげしく振りながら大佐に無理やり進入していくのを。「こ、これがっ これが、カンディルだっ!! アマゾンでもっとも恐ろしい魚は ピラニアでは無いっ!! このカンディルなのだっ!!! アンモニアの匂いを感知して獲物に食らいつくのだっ!!! 襲ってくるのだっ!!! 食らいつかれたら最後、細い頭の後ろに「かえし」があるせいで、抜けなくなるのだ!! 後は血を吸われ、内臓をむさぼり食われるのだあああああああ!!!」大佐が説明口調でミラクルキャノンから赤い滝をまきちらしつつ、苦しみのた打ち回っている。「きゃあああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 オレは黄色い声でフルチンのまま恐怖の叫びをあげ、腰をぬかしながら逃げた。「き、きいた事がある!! さすがに男の立ちションベンを昇ってくるのはデマらしいが、 アマゾンでは女性は川の中で用を足すのが風習らしく、カンディルに襲われ、 体内に侵入されてしまい、手術するしかなくなる事件がけっこう発生するらしい!! 実際に、アマゾンで魚に襲われる死亡事故は、このカンディルによるものだけらしいいい」その時、説明口調で腰をぬかしつつ、ションベンちびりながら、ズリズリほふく前進するオレの肩が叩かれた。「た、大佐!?」「オレはカンディルと一体化した! カンディル大佐と呼べ。 ところで、アンモニアがオレをひきつけるんだが、知らないかあ~~~~~」「多、たいさああああああああああああ」大佐の視線はオレのアンモニアの発生源をみつめていた。
2006.04.21
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[木曜日の創作]書き溜めた駄文をうpる木曜日。そろそろ創作意欲が湧いてきたかも。昇竜のつもりでお読みください。 生きてるんだ「背骨は生きているんだ」 俺は弟子にそう一喝した。整体で飯を食ってきてはや30年。一応、ベテランを自負していたがー「でも、どうしてもお客に文句言われるんですよ~」 弟子一人満足に育てられていない状況では自慢できやしない。 まったくこいつはいつまでたっても芽が出ない。 俺の名前は滝。たきのぼる。 そして、こいつが、三津地。みずちって読むのだが、名前だけは立派だ。 まったく、なんだその頼りない目は。俺の「技」をこいつに伝えなけりゃならないなんて悲しくなってくる。「先生、僕、どうすればいいんでしょう……」 まあ、やる気だけは認める。いまだに破門にしてないのはやる気だけは一人前だからなのだ。「しょうがねえ、身をもって教えてやる。寝な」 一昔前のブームのころにゃ、ちょっとはTVで名前の知れた俺だ。 「背骨の声を聞ける男」と言われた技を見せてやる。「ほ、ほんとですか!?」 三津地は喜んでベッドにうつぶせた。うきうきと。「なに喜んでるんだよ」「だって先生に診てもらうのはじめてですから」 そうだっけ? まあ、いい。 背中をまずさすり、背骨の位置をたどる。 両手の親指を背骨の脇にそってこねて行く。 背骨の状態から、こいつの体の全てが伝わってくる。 背骨が語ってくる。年月が俺にさずけた技だ。「ほれ、背骨が語り出したぞ」「きもちいいですよ先生~、さすがです」「そんな事言ってる場合か、語ってるのは不満だらけだぞ」 曲がっている、かたよっている、ととのっていない。 背骨が不満をベラベラ語り出す。ベラベラ百連発だ。 その不満の一言がはっきりと聞こえた。「わたしは、もうたえられません」「ああ、こんな奴の背骨やってないで飛んで逃げちまえよ」 その時、ばっくりと背中が左右に開いた。 バリバリと肋骨の戒めをふりほどいて空中に踊り出た背骨は首から上もくっつけたまま、「まったく、おっしゃられるとおりです。さすが先生」 と、首から上で「礼」をし、窓から夕日色の空へ飛んでいってしまった。「……背骨って生きてるんだ」 俺は背中にむずかゆさを感じながら、龍のように空をゆく彼を眺めた。
2006.04.20
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[水曜日のマンガ]ああ、今日、なにげなく言ってしまったあの言葉。悪気は無かったのです。ラーメン屋さんで食事中、急用を思い出してしまったのです。その瞬間、ラーメンを食す事より、急用で脳が一杯になってしまったのです。「まずい!!」ああ、けして、けして、ラーメンがまずいのではないのです。ちがうのです。ああ、ラーメン屋のおじさん、申し訳ありません。ああああ~~~帰って、反省。猛省せねば!!魔法先生ネギま!。有名どころの作品ですが、当初はあまり好きではありませんでした。 しかし、計算ずくの恐ろしい作品だという事に、最近、やっときがつきました。あろひろし先生の探検隊シリーズの学園並に広い、なんでもありの学園都市を舞台に、 幽霊やら吸血鬼やら剣士やら忍者やらロボットやらの様々な女性キャラを配置し、読み手に好みのキャラをあたえ、しめるストーリーは少年の冒険&成長記。これなら大抵の読み手の興味をひけるでしょう。僕の妹や弟も好きで読んでいますし。 僕も、少女風な吸血鬼やら忍者やらのピンポイント趣味直撃キャラから入った口です。 作者のテクニックにまんまとやられかけていました。んで、さらに深く読みようになって、罠にはまるように、よりディープなキャラにはまりました。画像の「綾瀬夕映」です。作中でゆえ吉、某所ではモルデスと言われ愛されるキャラです。変なジュースが好みでおしっこが近くて、自分の興味あることしか勉強せず、友達思いで、東京大学物語の主人公並に脳内で考えすぎて空周りする、愛らしいキャラです。書き出しの「猛省」は、僕が日常のように脳内で空まわしている内容なのですが、件のモルデスさんも同じように空まっているシーンがあり、非常に親近感をもちました。 さて、先日発売した14巻。後半は綾瀬夕映と図書館探検部4人がメインとなっていました。夕映ファンの人は10巻並におさえなければならない内容になっています。
2006.04.19
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[火曜日の食]その時、僕は絶体絶命のピンチ状態であった。仕事机でPCに向かってはいるものの、魂は安らかな眠りにつこうとしていたのだ。「ね~むれ~ねむれ~や~すらかに~」ほら、ライン川の伝説の歌姫のような美しい子守唄まで聞こえるではないか。原因はわかっている。某画像掲示板で、潮騒希望(風流だ)だとか、うぴーうp-(鳥か)とか言ってたからだ。この苦しみは自業自得であり、天罰ある。しかし、眠るわけにはいかぬ。眠れば、それこそ天罰パンチ・天罰キック・天罰ローリングクラシュ(一人用)が下るのだ。そうだ。こんなこともあろうかと、用意していた物がある。最近、「ニガイ」「マズイ」「ヒドイ」「カユイ」と噂の明治の新作チョコレート、 「チョコレート効果 CACAO 99%」そう、画像の商品だ。無意識のまま、1ブロックをパキッとやって、口にポイッとホーリこんだ。うむ。にがい。二ガ、二ガ~~~~~~~~~~~~~~~イ!思わずお茶で口洗浄。おくちクチュクチュ。うむ。ニガミは去ったようだ。ニガミは去った。眠気こんにちは。天罰も甘くなかった。再び美しい子守唄が聞こえてきたではないか。1ブロックをパキッ。き、きかぬ!! つうじぬ!!! はがたたぬ!!!!やばい、普通に好みの味に思えてきたぞ。わが眠気はすでに、CACAO99%に対して耐性をもってしまったようだ。そして僕は席をはずした。眠いときにはトイレでちょびっと仮眠するに限るね!!
2006.04.18
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[月曜日の嘆き]「XXさん!? XXだけど」「はい」「全額払え!」「えっ!?」「えっ、じゃねえよ! 全額払え」書き出しの会話は、支払日を一日過ぎた翌朝7:30くらいにいただいた電話のやりとりであるが、相手はアイフルさんでは無い。ぶっちゃけよう。僕は多重責務者である。様々な家庭の事情があり、自分の稼ぎだけではまかなえない、まとまったお金が必要になり、サラ金の力を借りるしかなかったのだ。…そんなわけで、サラ金や借金がらみではそれなりの経験をしてきた。絶望の中で紹介屋に行ったり、闇金などに電話をしてしまった事もある。サラ金などに借金がある人には言うまでもないことだろうが、「厳しい電話」「怖い物言いの電話」をしてくるのはアイフルさんだけではない。最近の報道で、まるでアイフルだけが「厳しい電話」をしてくるような印象をもたれる方がいらっしゃるかもしれないが、サラ金は基本的に、支払いを遅らせてしまった場合、ほぼ全てが「厳しい電話」をしてくる。サラ金だけじゃない。デパート系やクレジットカード系だってそうだ。だが、それはきちんと「支払い」をしていればいいのだ。お金を借りる時の約束どおり、月々の支払いをきちんとしていれば、闇金でなく、きちんとしたサラ金であれば、「怖い」思いをすることは無い。御利用は計画的に、というやつだ。だが、返すために借金をかさね、悪循環になってしまうと、月の給料の大半が借金を支払うために消えたり、もしくは月の収入が借金支払金額を上回る事になったら、月々の支払いができない事もあるだろう。ものすごく、ストレスがたまる。人生に絶望する。そんな時には、弁護士に相談しよう。(弁護士にもよるが、相談時に1万くらいかかる。 市によっては市選弁護士をたてて、無料相談窓口を開いているところもある)債務整理だ。借り先が8件、月に18万くらい支払っている場合、収入にもよるが、月々の分割払いが10万以下くらいになる。破産とちがって、ちゃんと返済するんだから気分も違う。もちろん、借金はできなくなるし、クレジットカードは使えなくなるけど、日々の生活が嘘のように楽になるよ。(全額支払い終わってしばらくたてばクレジットカードも持てるようになる。 でも、そこでまた借金を作ったら無意味なので注意)
2006.04.17
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[日曜日のアニメ]「ははははははははははははははははははははははははははは」背後の夜空から高笑いが響いても振り返ってはいけない。もし、振り返ってしまったら、君は夜空に黒い満月を見るだろう。その満月の中央に巨大な一つ目を見るだろう。さようなら君よ。もはや、君は夜空にからにらむ一つ目の意思に逆らえない。高層ビルから重力の空へ飛び立つか?高質量の塊が駆け抜ける軌道に飛び込むか?僕は悪役が好きだ。帝都物語の「加藤保徳」・ローゼンメイデンの「水銀燈」・舞-HiMEの「静流」・ウルトラマンの「ゼットン」・ガオガイガーの「機械新種」・ベターマンの「カンケル」など…そこにいるだけで画面に緊張をはしらせる、強く、存在感あふれる、魅力的な悪が。おそらく、僕が初めて触れた魅力的な悪役が、ゲゲゲの鬼太郎に登場する、西洋妖怪のドン 「バックベアード」 だったと思う。白黒映像の中で、あの鬼太郎をその眼力で下僕としてしまったのだ。なんだかよくわからないがものすごい眼力。異様な姿。黒い色(黒色マニア)。子供心に、ものすごく衝撃を受けた。その後、原作の「妖怪大戦争」にふれ、つぶらな瞳のとりことなってしまった。たとえ、その最後が目玉おやじの「チクリ」だったとしても。妖怪レースに出て車を運転したり、妖怪大魔王になった「ぬらりひょん」にやられたり、 宇宙旅行に行くの邪魔されて怒ったり、エロ版鬼太郎のマンガで鬼太郎の助っ人に来たり、ファミコンで一番弱い大キャラにされたりと、いいんだか悪いんだかよくわからない扱いをされて来た「バックベアード」様だが、誰がなんと言おうと、大好きなお方である。そして今は、僕の心の中で黒い太陽として、道を誤りそうなとき、戒めてくれるのだ。 「このロリコンどもめ!!」
2006.04.16
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[土曜日のゲーム]「ど~る~あ~が ど~る~あ~が~ くるくるくるくる」ナムコのドルアーガの塔、59階の音楽の歌詞だそうな。なんでも、ドルアーガの塔がアニメ化されるらしい。GONZOの社長がファンで、開発者の遠藤さん魂を作品に籠める熱意で製作するらしい。細かい世界背景やストーリーを詳しくしっているわけではないが、こんな話だったか。 悪魔ドルアーガが潜む60階の塔があった。ドルアーガを倒す天啓を神から授かった巫女「カイ」が、勇気を浮遊力に変えるアイテムを身に着けて乗り込んでいったら、とっつかまって石にされた。あせった神はこんどはその恋人の「ギル」に、勇気を力に変えるGストーンじゃなかった 鎧をさずけて、ドルアーガ征伐の為に塔に向かわせた。各階に潜む無茶な謎をとき、魔法のアイテムを回収しつつ、みごと、「ギル」はドルアーガを成敗し、石に変えられた「カイ」を救出した。しかし、ドルアーガの魔力で制御されていた塔は空間がひんまがり、60階だったはずが 階数は増えるは、今までいなかった「なんとかアーチン」とかの怪物を呼び込むはで、 恐怖の混沌の塔となってしまった。魔法が使えるようになった「カイ」は、「ギル」を高熱を発する武器として下僕のようにあつかいつつ、なんとか地上に帰還しました。めでたしめでたし…。ゲームセンター版 ドルアーガの塔とのはじめての出会いは海の旅館だった。テーブル台のインストには基本操作の説明しか書いてなかったが、迷路をトボトボとうろつきながら緑のゼリーのようなスライムと闘っているうちに、突然、宝箱が出現した時、一面のアイテム「マトック」を取ったとき、たまたま、「ギル」を立ち止まらせて剣を出すボタンを押した事によって「マトック」の能力がわかった時…すべてが新鮮な興奮の中でのプレイだった。しかし、アニメ化するって、どんな話になるんだろう。いろんな意味で期待。できれば、ナムコ作品でアニメ化するなら、「スプラッターハウス」と「未来忍者」を。 「アサルト」や「ファイネストアワー」で渋く戦場を描いてもらうのもいいなあ…
2006.04.15
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[金曜日のたわごと]昔、東京の某所に一人で住んでいた時のこと。仕事を終えて当時のねぐらに帰ってきた時。当時の住処は繁華街の大通りから狭い路地に入ったところにあり、夜ともなれば、木陰物陰で薄暗いさびしい場所だった。疲れてぼーっとしながら扉に手をかけた時だ。扉の横に人の手があった。視線を上げた。女の人が家の壁に寄りかかって立っていた。--僕は昔から、視界の中に一瞬、人のような妙な物を見る事があった。あれ? 今、人がいたように見えたけど…そんな感覚を覚えて、よく見ると「人に見えなくも無い」木だったり、置物だったりするわけだ--そんなわけで、またなんかの見間違いかよ、なんて、見直してみたんだ。--いた。見間違いでなく、女の人が立ってたんだ。生気がなく、無気力で、うつむいた見知らぬ女の人。幽霊じゃない(たぶん)、実際に(たぶん)、女の人が立ってたんだ。さて、ゲームやら映画では、この女の人とのドラマなんかが始まってしまうんでしょうなあ。しかし、この話は現実です。僕のとった行動は…?「す、すいませんっ!!」叫びながら、逃げるように、音のはやさで扉をあけて、光より速く家に逃げ込んだのさ。 あまりの怖さに、その晩は家から出なかったのさ。翌朝、出勤家にでる時、そ~~っと扉を開けて、女の人がいない事を確認しちゃったのさ。あの女の人が幽霊だったとしても、現実の女の人だったとしても、怖い思い出です。
2006.04.14
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[木曜日の創作]さて、木曜日は創作ってことで。昔、SEGA-BBSのその他にうpたやつ「龍」がテーマだった。 宇宙船地球号 突然だが「風水」というのはご存知だろうか? 地に流れる「龍脈」と呼ばれる気の流れを「ラバン」という方位磁石の王様のような器具で読み、方角などの情報と組み合わせる学問のような物だ。 我々は地の上に生活しているがゆえに、この「風水」は生活基盤の根本を成している。それゆえに、「占う」事も可能なのだ。 私はその「風水師」である。 いや、「風水師」の振りをしたこの船のスタッフである。 再び突然だが、空を見てほしい。 新宿の街にそびえる摩天楼の先に、うすぼんやり光る円はないだろうか? あれは月である。 いや、時刻システムと連動した夜間照明システム「月」だ。 ここは地球全土の環境をとりこんだ、超ド級巨大移民船「地球号」の中なのだ。 私の仕事を詳しく語ると、地をめぐる「龍脈」--いや、「電磁エネルギー伝達パイプ」の流れをチェックし、住民の生活を「占い」という形でチェックしているのだ。「占い」は市民の生活の不安を取り除く効果もある。 今日はあそこの酒場で「占い」……いや、「生活チェック」してみよう。「お嬢サン、私は「風水」を見るもの。占いなどいかがですか?」 カウンターに座る女性をターゲットにきめた。 幸い、ノリよく答えてくれた。一回あたりの料金も納得してくれたようだ。「占う前にひとつ……あなたのお父様は怪我をしていませんね?」 女性は首肯した。チェック1終了。 ラバンに模したコンピュータで彼女の情報をあらう。「あなたの職場は新宿ではありませんか?」 彼女はまたも首肯した。チェック2終了。 女性は興味をもってのめりこみはじめている。まあ、データの確認なのだから、あたっていて当然のチェックなのだが。「あなたは……んーできれば結婚したいと思っていますね?」 ん、女性が妙だ。「あの、わたしの薬指見ましたね? 指輪、今、サイズをあわせていてはずしてるん です。わたしは結婚してますよ」 しまった。データを読み違えたか。この失敗はイタイ。「もう、結構です」 彼女は私を疑ったようだ。もうチェックを続けられないか。 この酒場中の注目をあげてしまったようだ。「すいません、出ていってもらえませんか?」 酒場の店員の反応。無礼な、私達の苦労によって、日々の生活を滞りなく暮らせているというのに!! しかたない。今夜はこれで終わりにしよう。 夜空から偽りの月光が私を照らしている。 腹の虫が龍の咆哮のごとく鳴いた。
2006.04.13
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[水曜日のマンガ]街の電柱を見上げた高さ。その高度の空を、時速800Kmで駆け抜けるプロペラ飛行機乗り達がいる。彼らが目指すのは誰よりも速い栄光のNo.1、そして無敗の帝王 「赤い悪魔」に敗北の2文字を刻むことだ。「アンリミテッド・ウィングス」飛行機のレースを熱く暑く描くマンガだ。全2巻完結。ブログ立ち上げまぎわに少し触れた事があるが、あらためて書きたい。病に犯された薄幸の金髪美少女率いるチーム”ファイアバード”。無敵の帝王「赤い悪魔」を抜くための機体を求め、旧日本軍戦闘機を作りあげた日本の下町工場の職人達の元を訪れる。そして、不慮の事故で引退した元F-15パイロットである主人公と出会う…。この物語は、まず、主人公が乗る機体を作成するところから始まるのだ。失敗をしつつも、機体を作成する職人達。再び空を飛ぶ事を決意しつつも、なれないプロペラ機に苦戦する主人公。徐々に病に蝕まれていくヒロイン。そして、アメリカ・ネバダ砂漠で超低空ドッグファイトが開始される…。はたして、旧日本軍技師の職人技の結晶たる”ファイアバード2”は栄光の勝利者として空を翔る事ができるのか。物語は2巻で終わってしまいますが、もっと続きが見たくなってしまいます。楽天ブックスをみたら、レビューが書かれていないので、2冊目を買ってレビューを書いてやる…金が入ったら。
2006.04.12
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[火曜日の食]このブログを書くにあたって、決めている事がある。物事に対してマイナスな事を書くのは控えよう、という事。感想だのレビューだの気取ってみても、とどのつまりは個人の好みによってしまう物だと思うから。ならば、マイナスに書く事は、読んだ方に余計な先入観を持たせたり、変な噂の元になったりするかもしれないから。たとえ、マイナスに書く方が…毒気のある文章の方が、一般的に受けやすいとしても。 とかなんとか言っておきながら、今回は少々マイナスに書かせてもらう。東京日本橋にある、洋食の老舗であり、TVでも超有名な、 「たいめいけん」について。半熟なタマゴ焼きをチキンライス的なご飯にのせた後、花のように割るオムライスなんかが有名でしょうか。もう 6、7年前の話。イッペン、オヒルニクッテミル?ってなわけで、昼飯時にお店に入ったら、さすが有名店、混んでいる状態だった。それでも空いていた席もあったので、席に座ったわけです。忙しく動き回る店員さん達。------。みずが、みずが、水がでてこない。ちゅうもんを、ちゅうもんを、注文を聞きにこない。聞きにこない、聞きにこない、聞きにこない、むし、無視かよ、おい。そうだよな、オレって昔から影が薄いからな、こんなもんかもな--って、昼休みが終わるぞ。ついに、店員さんに、声をかけました。「すいませ~~ん」------。む、むし、無視か、無視かよ、無視かよおい。それでも無視かよ、おい。結局、同じように無視状態だった他の客がぶちきれ気味で荒声を上げた時、便乗して言ったのだ。「こっちもお願いします」ボルシチが50円で食えたりするサービスがあるんですが、食べたかどうだか覚えていない。あろうことか、オムライスの味さえ覚えていない。ただ一つ、覚えているのは、オムライスが、\1,800- だった、ということ。ものすごく、高いお昼代に思えた事。今度、金と時間がある時、あらためて「たいめいけん」に行ってみよう。今度は気持ちよく食事ができたらいいなあ…。
2006.04.11
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[月曜日の嘆き]僕は過敏性大腸炎だ。なんだか、毎週のネタに困らないほど体が病気でボロボロだが、とにかく、過敏性大腸炎である。どんな病気か、というと、朝食をとった後、通勤の為に混んでいる電車に乗ると、ほぼ必ずお腹が痛くなり、トイレに行かざるを得ない状態になる病気だ。神経やストレスと腸炎のミックスなわけだ。こんな状態が続くと、当然、会社も遅刻するので、ペナルティその他で、ストレスがたまる悪循環になってしまう。この病気を、僕はどう克服したのか。単純な手の第一は、朝食を取らない方法。出すものが無ければ出しようが無いからだ。第二は、通勤のストレスをいかにやわらげるか。混んでいない通勤ルートを探す方法だ。しかし、山の手線などは逃げようが無い。その場合は、なるべく電車のつなぎ目や壁に逃げ込んで、人の混みあいから逃げる事。慣れが必要ではある。今は「ストッパ」などの薬で回避できるかもしれないが、試した事は無い。画像は文となんにも関係ない札幌の夜景。
2006.04.10
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[日曜日のアニメ]しばらくアニメを見なかった時期があった。たまたま、土曜日のPM17:00頃にTVチャンネルを10にまわしたら、そこには熱く、叫び、闘うロボットアニメが放映されていた。胸にライオンをつけた凶悪なフェイスの黒き巨大ロボットが、謎のバリアに封印された東京に侵入する為に、今までの経験や情報をいかして死力をつくすような、まるで最終回のような活躍をしていた。「勇者王ガオガイガー」だった。ナイトライダーのナイト2000や、エアーウルフ、宇宙戦艦ヤマトの暗黒星団帝国に登場するゴルバやプレアデスのような、黒いメカ好きの僕にはとても好みでたまらない主役メカで、ひとめで気にってしまった。しかし、しばらくその作品を忘れてしまう事になる。2度目に出会うのはTV版ガオガイガーの後半で、木星に出発する時だった。木星で出会う敵軍団の意外さや迫力に「おお!」とおもいつつ、驚愕の次回への「引き」を見て、あらためて、「こりゃーおもしろい!」と思ったのだった。TV版最終回、ベターマン、FINAL、とガオガイガー世界にはまった身としては、TV版FINAL GGGのDVD-BOXの特典映像としてついてくる、「勇者王ガオガイゴー」(仮名)に非常に興味をもっているのだが、現在のお財布と相談してみると、とても購入できない。カナシイ。赤松工業が作成した新型覚醒人「凱号」にガオーマシンが合体し、画像のガオガイゴーになるらしい。さらに、パイロットが護と海道だという噂を聞き、もう、期待感でたまらない状態に。 お願いです、正式映像化してください。できれば、地上波で~~!!
2006.04.09
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[土曜日のゲーム]昔、ゲーメストというアーケードゲーム専門の雑誌があった。その雑誌の企画で、「グラディウス3」のアイディア募集があったのだ。そう、僕が高校2年か3年の頃だ。なんの世間もしらないまま、鉛筆でレポート用紙と方眼紙に、ストーリーやら各ステージの構成やらザコキャラからボスキャラまで書きまくり、相当な枚数にもなった愚かなアイディアの塊を、ダンボールで箱状にくるんで宅急便で送ってしまったのだ。…数ヵ月後、ゲーメストの「グラディウス3 アイディア募集企画」の中間発表があり、 なんと、そのページには…コナミの女子社員らしきおかたが、笑顔で持っている写真が掲載されていたのだ。愚かなアイディアをダンボールで箱状につつみこんだ「ソレ」を!!…今思えば複雑な気持ちだが、正直、当時はうれしかった。しかし、雑誌の最終発表には僕のアイディアは掲載されていなかった。…だが、ここからは妄想が入ってくるのだが、それ以降のコナミ作品のいくつかに、僕の愚かにデザインをしたキャラクター達によく似たやつらが登場してくる。グラディス3事態にも、画像の、クリスタルブロック100個の印象が強すぎて、クリスタル面にボスなんていたっけ、なんて、忘れられがちなボスも、僕のデザインしたボスキャラによく似ている。まあ、僕のアイディアでは、画像のボスは触手などのばさず、画面外から、隕石を回転状に吸収し、付着した隕石のせいで、しだいに巨大化するボスだったのだが。 あの、ビックコアマーク3も、形は少々ちがえど、基本攻撃はほぼ似ていた。(もっとも、レーザー乱射をラインあわせでかわすのを想定してたのだが)その後、ゲームボーイのネメシスの細胞面のボス(めちゃくちゃ似ている)や、携帯版のグラディウスに登場する艦隊を構成する戦艦郡などにも覚えがある。…コナミに愚かなアイディアを送ったその後、高校の就職相談で、コナミに入社希望した事がある。その時は、「神戸にこれるならいいよ」との回答だったそうだ。きっと、きっと、神戸に行ってたら、大恥かいて、無能ぶりをさらして阪神大震災で関東に逃げ帰ってきたていたに違いない。ゲーメストのゲームアイディア募集企画は、その後も「はねたまご」という名前で続行 されており、愚かにも2回投稿している。このへんは創作関連などでネタにしてみよう
2006.04.08
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[金曜日のたわごと]心霊写真って信じますか?画像は出張で函館に行った時、雪が舞い散る函館山を携帯カメラでパシャリとやったもの。赤丸の中に注目してください。…恐怖新聞に登場する、主人公 鬼形くんにとりつく「ポルターガイスト」に見えなくもない顔のような物が写っているようなきがしませんか。霊能者の先生方に見解をお聞きしたいところ。…まあ、函館空港からの連絡バスの中から写したんで、バスのガラスに写った自分の顔か、後ろの座席あたりが写りこんだんですが。TVでよくやる心霊写真特集で霊能者がうんぬんかんぬん言うコーナーで、偽造写真をまぜた時、はたして何人の霊能者が偽造と見抜けるか、これってトリビアになりませんか?
2006.04.07
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[木曜日の創作]木曜日は創作…っと。大昔、SEGA-BBSのその他にうpたやつ 過ぎ去りしBとC 彼は身寄りがない。 去年に入院した患者で、病名は……胃ガン。 腸に転移してしまい、先日、摘出したばかりだった。 彼は若い。 私より5才も年下だった。 仕事盛りで、人生で最も愉しい時間のはずなのに。 人生とは……運命とは、なんて残酷なのだろう。 ベットの姿を見ていると、心が苦しくなる。 目頭があつくなる。「体を拭きますから」 懸命に……一生懸命、声を落ち着かせて声をかけた。「あ……看護婦さん。お手数おかけします……」 彼はひっかかる笑顔をつくった。 私より5才も年下なのに、なんて深い顔をしているのだろう。 婦長や、私に色目をつかう立花先生なんかより人生をきざんでいる。 そう、院長……60数年、人生模様を見てきた院長の顔に匹敵する。 点滴のハリに気をつけながら、痛くないように体をふく。 おなかのキズが、私に痛みを……彼の苦しみを伝えてくる。「看護婦さん……ありがとう。すいませんね……」「……痛くありませんか?」「大丈夫です。白い……看護婦さんを見ていると……ほんと天使に見えますよ」「……そんな」 天使なんかであるものか。 病院は命がつきる場所。 秋山さん、富山のおじいちゃん、わたしを娘と思っていた芝山のおばあちゃん。 みんな、みんな、亡くなってしまった。 天使というより、死神なのではないか。「いや、すごく神々しく見えますよ」「……終わりました」「あの……懺悔させてもらえませんか?」「はい?」 彼の顔は真剣だった。そして、どこか悟っているかのような眼差しだった。「……私でいいのですか?」「お願いします」 彼の荷物から、一つの紙包みを取り出した。「それ、もらってください」 私は、彼の話を聞きはじめた。それを胸にしながら。 僕にはね、二人、幼なじみがいたんだ。 一人は、馬場っていう背の高い、これぞスポーツマンっていう男。 親友だったね。 もう一人は、千葉崎っていう女。負けず嫌いのお転婆でね、僕と馬場に勝負で負けると、もう、勝つまであきらめないんだ。 あだ名もビクトリー娘ってね。 高校卒業まで、いっつも三人組だったよ。 そう、高校卒業してから……なんだ。 ある日、気がついたんだね。僕は千葉崎が好きなんだって。 思いあまって……馬場に相談してしまったのさ。 馬場と千葉崎は、もう生まれた時から一緒で、僕は小学生から一緒になっていたから、馬場の気持ちを確認する目的もあったのさ。 馬場は喜んでくれてね。結婚式には仲人になってやるってね。 でも……忘れもしない二月十四日……馬場と千葉崎が二人で会ってるのを見たんだ。 思わず尾行して……見てしまったんだ。 千葉崎が馬場に紙包みをあげるところを。実は毎年、チョコをあげていた事実を。 そして、聞いてしまったんだ。忘れもしない。「もうやめろ。俺、お前、趣味じゃない」 馬場が千葉崎に言ったんだ。 呆然とする千葉崎を残して去る馬場を見てしまったんだ。 そして大泣きしはじめた千葉崎が、ビクトリー娘のお転婆な顔が泣き崩れるのを見て しまったんだ。 僕はね、その後ね、千葉崎にわざとらしく会ってね。 僕の物にしてしまったんだよ。 千葉崎のすべてを僕の物にしてしまったんだよ! すべてを! 千葉崎が馬場に渡そうとしたチョコも自分の物にしてしまったんだよ! 馬場は……その後、自動車事故で死んでしまった。 僕は千葉崎と結婚したんだけど……わかっていたんだ。 千葉崎のすべては僕の物じゃない。心が……心は馬場の物だったって事を。 なにをやっても、なにをしても、心は馬場の物だった。 千葉崎も……偶然だけどね、自動車事故で死んでしまった。 はは、僕は一人になってしまったんだ。 親友を失い、好きな人も失ってしまったんだ。 僕が三人の関係を壊してしまったんだ。 はは、その結果がガン。はは、たぶん、天罰ですね。 彼は数日後、亡くなってしまった。 不思議に、満足げな臨終だった。 彼は……懺悔できたのだろか。 私には、よくわからない。 彼からもらった紙袋の中には、赤いリボンにきれいなラッピングの箱があった。 手作りチョコだろう。 大きいハートは三つに割れていた。
2006.04.06
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[水曜日のマンガ]「ウェスタン武芸帳」という作品をご存知でしょうか菊池秀行のジュブナイル小説とそれを原作としたコミックがあります。悲しいことですが、原作も未完だったりします。だけど、だけど、おもしろいんだよ! 好きなんだよ! 未完なのがくやしいんだよー!!史実とは別の幕末が舞台。坂本竜馬が正しい日本の夜明けの為に、恐竜などが出現する謎の土地、アメリカ「西部」へ旅立った。それを追う新撰組。率いる主人公 沖田宗司は、残酷冷徹な狂剣士なのだが、別人格として、寺子屋で子供と遊ぶやさしげな剣士・「史実」の沖田宗司がいる。(秋せつら と逆だ!!)新撰組と沖田の追跡を阻む魔術、妖魔、そして吸血鬼。コミック版はJET先生の迫力ある絵が素晴らしく、読み出したら止まらなくなってしまう。こんな好みな作品が未完なんてくやしすぎる。
2006.04.05
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[火曜日の食]僕は 冷やしたぬきそば が好きだ。冷たいそばに天かすをかけ、めんつゆをかけたおそばなのだが、冬だろうが、寒かろうが、可能であれば、一年中食べたいと思うほど好きだ。一年中食べたい…今はその欲求を満たしてくれる立ち食いそばやが存在する。いや、けっこうそういうお店ってあるのかもしれないけど。とりあえず、僕の好みの店をあげると…1.JR秋葉原駅 昭和通り口改札を出て右にいってすぐにある立ち食いそばや ちくわ天をのせて食べると、とてもしあわせ。2.神田駅東京駅寄り改札から大手町方面への商店街を進むとある古風な 立ち食いそばや ちょっとせまいけど、半熟たまごをサービスしてくれる上に、蕎麦湯をだしてくれる マイ・ベストなお店。いか天のせをたのむと、天上至高極楽。 2店とも、おきにいりなのに、お店の名前を覚えていない僕をおゆるしください
2006.04.04
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[月曜日の嘆き]「空が(宇宙が)、砂で(敵で)、青く見えない! 空が1ぶで砂が9ぶ、 いいか、空が1ぶで砂が9ぶだ!!」トップをねらえ!、ではなく、元ネタは、太平洋戦争の映画のセリフだ。今日の東京の一部と埼玉の所沢周辺はひどかった。強風で舞い上がった砂で周りが見えないのだ。関東平野から望む秩父の山々が、黄色い砂で見えやしない。「風塵」という現象らしい。去年から花粉症になったのだが、今日は花粉どころではなく、砂まみれになってしまった。いまでも、鼻の奥に砂の「におい」がこびりついているような気がする。
2006.04.03
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[日曜日のアニメ]舞-乙HiME 第25話 「蒼天の乙女」 第26話 「Dream Wing~夢の在処~」最終回SP舞-Z(ゼータ)姫もとい舞-乙HiMEも最終回を迎えました。いや、おもしろかった。アリカとマシロ女王の今後、ニナとセルゲイの今後など、物語の余韻をうまく残して終わらせる、とても好みの最終回でした。でも、不満もすこしあった。2クールでは足りなかったのでしょうが、様々な国が参加している戦争なのに、世界の国の関係がよくわからなかった。たとえば、地球であれば国の配置などが説明なくともつかめますが、現代とは大きく異なる世界なので、世界地図を出して国の説明なんかをしたり、もしくは、アスファドの次に、アリカとマシロを別の国々に行かせる展開などがあれば、艦隊戦などにも別の味わいがあったのでは…。もう一つは、シズルさんの活躍が少なかった事。これはファンとして。悲しみもあった。舞-乙の裏で、BLACK CATを旧ビデオにて録画していたのですが…、BLACK CAT最終回、時間がずれこんでやんの(涙)ビデオで見たとき、最後の最後でビデオが切れて、まさに画像の表情になった。
2006.04.02
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[土曜日のゲーム]正直、グラディウスというゲームが苦手だった。ゲーセンで触手面にもたどりついた事がなかったのだ。上下につながっているステージ構成に慣れる事ができず、また、2面のテレポートしてくる「ザブ」に対応する事ができなかったのだ。だが、ファミコンのグラディウスは一周する事ができた。沙羅曼蛇はそんなに苦労なく一周できた。数年たち、ゲーセンでグラディウス2が出現する。とてつもない期待作として、そして、おおよそ期待は裏切られない傑作として。ゲーセンのテーブル台に順番を待つ行列ができたんだ。いろいな横シューティングを経験し、それなりの連射力をみにつけた僕は、なんとかリップルレーザー+上下ミサイルのD装備を使いこなして、一周する事ができた。はじめてボスラッシュを超え、画像のカバードコアを屠り、最終面の敵要塞での猛攻撃を潜り抜け、謎の破壊不能野郎クラブの足元をかわし、ゴーファーにたどりついた時の興奮は忘れられない。残念ながら、グラディウス3は一周する事ができず、その後、外伝、4、5と続いてきたシリーズも、まったく一周できなかった。(x68kのネメシス90もダだった…)グラディウス3には、別の…苦い思い出もあるのだが、それは来週のネタにしよう…関係ないが、4/1のこの文、メールでの更新ができなかったんだよね。返信しても日記が更新されなかった。まあ、手動で更新する方法がわかったからいいか…メールで送信した4/1の日記はどうなるのかなあ…上書きかなあ…と、おもったら、わかった。グラディウス「2」の「2」などが機種依存文字でエラーになっていた、というオチでした。手動で日記更新してはじめてわかった…
2006.04.01
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[金曜日のたわごと]この画像は以前にも貼った事がありますが…妙な物が写ってますね?これは、ある仕事場から東京湾を携帯のカメラで写した物です。東京上空に2機の未確認飛行物体!?UFO?プラズナー??クリッター???なんだと思います?僕も最初はびっくりしたんですよ。「うわ!? こいつあ~矢追さんにおくらにゃ~えらいもん撮っちまった」とね。でも、冷静に考えてみたんです。……もしかして…ガラスに映った廊下の電灯か?わかった事は、UFO写真って、けっこう簡単に撮れるんだな…という事でした。
2006.03.31
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[木曜日の創作]さて、木曜日は創作だったな…ってチョットマテーーー!!買い忘れると本屋から無くなってしまうコミックバーズをわざわざ本屋にとりおきのお願いを聞いていただいて、楽しみに帰って見たら…休載っすか!! ローゼンメイデン!!!ううううううううう…PEACH-PIT先生方、お大事にしてください。水銀燈の活躍を期待して待ってます。いいんだ、バタフライだって、退魔針じゃなかった壬生の狼だって、東京あかずきんだって、好きな作品はいっぱいあるし。んで、木曜の創作 奇跡か偶然か 無気力だ。やるきが起きない。 理由は今、テレビが言っている。「みなさん、我々の命を奪う"ベンテン彗星"は火星軌道を越えました。地球の死まで残り24時間です。我々報道は、可能なかぎり報道を続けていきます。では、仙台の八橋さん……」 そうだ。太陽系に迷いこんだ放浪彗星が地球と衝突するのだ。 映画なんかでは、そう、地球を脱出したりするだろう。 が、今の技術では火星に人を送ることでさえ、困難なのだ。 せめてもの幸福は、みんな一緒に死ねる事だろう。 それが、人々に恐怖もあたえずにいる。 暴動、パニックにならないのは、生き残る人がいないからだ。 死は平等に降ってくる。 学校は休みだ。未来のない学業など、なんの意味もない。 国は金の制度を撤廃した。せめてもの日々を思い残す事なくくらすためだ。 残り24時間。何をしよう。あれはやったし、これもやった。 そうだ、彼女に電話してみよう。クラスメイトの彼女に。彼女に。 ブザーが鳴った。ドアを開けると、彼女がいた。「えへ、最後だから思いっきり着飾ってみたの」「きれいだよ。すごくきれいだ。アイドルなんて目じゃないぜ」 彼女が好きだった。学校では一言もしゃべれなかった。ただ見つめるだけの日々。 初恋の彼女。 きれいだ。本当に。もっとはやくこうして話したかった。「実は、オレ……君が好きだったんだ」「知ってた」「え?」「だって、よく見てたでしょ。私の事」 顔があつい。たぶん、赤くなっているだろう。「うれしいよ、話せて。これが最後だけどね」 彼女は泣いていた。 オレは彼女を抱いた。 最初で最後のぬくもりは涙の味がした。 夜。 オレは彼女のいるベットから抜け出すと窓から空を見た。 残り3時間。夜空に満月の半分ぐらいの光点が見える。 風が強い。気象にも影響がでているのか。「あれが私たちの最後ね」 オレの背中で彼女がいった。「ああ」 彼女を見た。彼女は両手を組んで目をつむり、祈っていた。「お祈りかい?」 彼女は首をふった。「願い事をしてたの。あれも流れ星でしょ? ほら、流れ星が消えない内に3回願い事できると、 かなうって言うじゃない」「はは、そうだね。もっとも、3時間分願い事できるけど」 笑った。オレも、彼女も。 奇跡がおきた。 彗星は突然、軌道を変えた。このままなら太陽系外に抜けるそうだ。 パニックが始まった。 金のルールは復活し、業者は失った品物の料金をもとめ……。 彗星は数々の不幸を残していった。 だが、オレにはキューピットの役目をしてくれたようだ。「ねえ、あの時、どういう願い事をしたんだい?」「えへ、あなたとずーっと一緒にくらしたいって」
2006.03.30
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[水曜日のマンガ]ソーサリアンのコミックシリーズの一冊に、「血ぬられた王家の秘宝」という作品がある。私はこの作品が好きだ。ストーリー・展開・アイデアなど大好きだ。なかでも、主人公の武器の設定がステキだ。アイテムを売る商人として生活する主人公が装備する鎧には、100種類ほどの剣や刀が納まっており、呪文を唱えると、多数の武器が宙を飛び、敵を自動攻撃する。で、多数の武器の中には「宝貝(パオペイ)」じゃなくって、伝説の武器もあったりする。攻撃対象を酸で攻撃する剣、魂を攻撃する妖刀、価値は0ゴールドだが、破滅をもたらす魔剣など…主人公の冒険の中で、この魔法の鎧が実にうまく生かされて感動。
2006.03.29
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[火曜日の食]東京の東武東上線に、ときわ台という駅がある。ときわ台駅周辺には有名ラーメン店が多いのだが、今日は「航海屋 ときわ台店」のことについて。--が、ラーメンについてではない。今の焦がし魚系のスープでなく、昔のあっさりさっぱりしたスープのラーメンは結構好きだったが、ラーメンはちょっと置いておく。このお店で大好きなのは…チャーハン…いや、焼飯だ。高菜と卵とブロック切りチャーシューが炒めたご飯にほどよく混ざり、ここでしか食せない独特な焼飯になっている。東上線の準急・急行はときわ台に止まらないのだが、この焼飯を食べるためだけに、東上線の普通列車に乗って、ときわ台駅に降りたいと思う時がよくある。
2006.03.28
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[月曜日の嘆き]私の耳は雑音が多いところでは音を聞き取りにくい。いや、そもそも、集中していないと人の言葉を聞き逃す事さえある。かといって、聴力検査で異常が出た事は無い。飲み会などだと、となりの人の声さえ聞くのが大変だ。だから、飲み会は苦手。え? なんて言いました? なんて一々確認してると、相手に申し訳なくなってしまい、ただでさえ無口なのに、さらに、会話しなくなる悪循環。元々、お酒が飲めない事もあるけれど。こんな状態なのに、精神のバランスが悪い状態だと、関係ない話題で話してる人たちの会話が、自分の事を言ってるようなきがしてくる事があったりする。鬱病の症状だったりするのかなあ…
2006.03.27
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[日曜日のアニメ]舞-乙HiME 第24話 「あなたのために…。」最終回に向けて、急激に話が進み出しました。シズルさんが動き出しそうで、期待、期待来週は2話連続放送だそうで、さらに最終回。楽しみです。さて、今回の話の終盤に登場した「超弩級潜砂空母 すずしろ」船体下部の推進機関及び武器にもなりそうなドリルと、飛行甲板展開時の上面の一部しか映像にでず、全体が見えなかったのが残念。なんだか、かっこよさそで…ブルーノアみたいで。宇宙空母ブルーノア…好きだったなあ…小型潜水艦やヘリコプターが分離したり、飛行甲板展開でまったく異なるフォルムに変わったり…ああ、プラモデルをもっかい買いたい作りたい
2006.03.26
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[土曜日のゲーム]北海道の出張に釧路に行った。そこで…このゲームを思い出した。「風雨来記」だ。フリーのカメラマンがフェリーで釧路港からバイクで上陸し、北海道の名所を旅するアドベンチャーゲームなのだ。展開によっては、摩周湖で謎の少女に出会い、ファンタジーなお話になったりする。しかし、バイクで名所をめぐり、写真をとり、夜、HPへ日記形式で写真と文を投稿して取材旅行をしているだけも、充分に楽しめた。さわやかな風景と音楽での仮想旅行。ねがわくば、北海道編を画像などをグレードアップしてPS2で発売してほしい。
2006.03.25
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[金曜日たわごと]仕事で出張する事があり、宿の予約は楽天トラベル(旧 旅の窓口)でとっている。その楽天トラベルのラッキーくじに…当選してしまった。なんと、一万ポイント…いままで、この手に当選したことはほとんど無い。あるアニメ雑誌で、不気田くんストラップがあたった事があるくらいだ。…一生分の幸運をつかいきってしまのではあるまいか…
2006.03.24
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[木曜日の創作]てきとうに過去の創作物をうpる 創作意欲…また湧いてくるかな時期的には洒落にならない内容だったりする ぬくもり味のチョコ 2月5日 くもり 今日、昌子を泣かしてしまった。 あまりにも勝手だと言うのだ。 山は今の俺にとって全てなんだ。 俺が俺である証明なんだ。 誰になんと言われようとも俺は参加する。 2月6日 快晴 朝早くの出発だったのに、昌子が見送ってくれた。 お守りと封筒。あいつがくれた。 サークルのやつらに茶化されたが、昨日の事もあって、ノレなかった。 まったく、昌子は心配症だ。 なに、谷沢岳はいろんな人が登っている有名な山だから安全だよ。 2月7日 快晴 山開きしていない谷沢岳を登る。 うちのサークル伝統の行事らしいが、山頂から眺める景色を見たら、納得した。 白銀に染められた山々を見下ろす快感。 これを見たら、後輩にも見せたくなるよな。 だから、言ったろうすごいって。<秋林先輩が書いた。 これ、山頂で書いてるんだぜ。 これ位の雪で登山禁止なんて、クライマーをなめてるんだ。<青山 僕も同感! エベレストとかなんか、年中雪つもってるしね!<中島 わたしにだって登れてるよ! By.ゆき<相田 みたか、民宿のじじい! 俺たちは素人じゃねえんだ!<青山 そうそう、なめられてるよね、あたしたち。<相田 最高だぜ! みんな! ○○大学登山サークル万歳! -----------「これ、雪の染みでしょうか……」「ええ、そうでしょうが……よく読めますね、こんなグチャグチャにしてあるのに」「なんとか。楽しそうですね……みんなでいっぱい書いて……」 ----------- 2月8日 霧 最悪だ! なんでこんな事になっちまったんだ! 2月9日 霧 ふざけんな! 秋林の野郎! あいつのせいだ!! なんで、こんなバカなサークルに入っちまったんだ! なんで俺がこんな目にあわなけりゃならねえんだ! 2月10日 くもり 俺が悪かったのかもしれない。 いや、俺は悪くない。悪いわけない。 足がじんじんする。 くそ、こんなの、いつもトロい中島がやる役だ! 2月11日 くもり 食料が心許ない。くそ! 足がいてえ! 2月12日 霧 寒い。足がいたい。くそ、腹も減った。 2月13日 霧 やっぱり俺も悪かったのかもしれない。 食料も尽きた。水はあとすこしある。 山頂でビールなんか飲むんじゃなかった。 ------------「……この染み、ビールの染みだったのでしょうか」「雪かもしれませんが」「いえ……」 ------------ 2月14日 霧 山を降りる時、雪に足をとられ、俺は斜面をすべった。 そのまま滑って谷に落ちてしまった。 斜面はすべって、なんにもつかまる所がなかった。 雪で見えなかったが、地面が凍っていたのかもしれない。 雪山の恐ろしさをやっと理解できた。 幸い、足を痛めただけですんだが、思うように動かない。 じんじんと痛む。 サークルのみんなは、無事に山を降りただろうか。 もう、あれから一週間か。 昌子、ごめんな。封筒の手紙読んだよ。 お前はこんなに、俺を心配してくれてたんだな。 ブランデー入りのチョコおいしかったよ。 冷たいチョコだけど、お前の心であったかい。 お守りを握り締めると、お前の笑顔を思い出すよ。 ごめん、俺の全てはお前だったんだな。 お前のぬくもりが恋しいよ。 -----------「そこで日記は終わってます。昌子さん」 わたしは封筒に、手紙と、以前みたアニメでやっていた知識から、ブランデーチョコを入れておいた。 あくまで念のために。バレンタインにあげるチョコのつもりじゃなかった。「先生……ありがとうございました」 病室から院長先生が出ていった。ベットに彼が寝ている。 サークルの仲間がよんだ救助隊ではなく、民宿のおじさんが彼を見つけてくれた。 先生の話だと、死後からそんなにたっていないらしい。「ブランデーチョコが彼を生き延びさせたんだ」 先生はそう言ったが、わたしの前に、彼の笑顔はない。意味がない。 彼の顔。ヒゲのかたさ。感触。「……こんなにつめたくなっちゃって……」 涙で彼の顔がみえない。なんで、なんで、わたしは彼を止められなかったのだろう。 なんで、わたしもいっしょに山にいかなかったのだろう。 わたしのバカ。 服をぬいだ。上着も、下着も。 彼の体からシーツをのけ、服を脱がせた。足のギプスが悲しい。 冷たい体に肌をあわせる。「ぬくもり、あげるよ。だから戻ってきて……」 彼の体にわたしの体温をあげる。お願い、神様。彼をかえして!-----------------「昌子さん?」 ……いつのまにか夜があけたようだ。「……院長先生……」 病室、院長先生。すべては昨日のまま。わたしは……彼の胸で目覚めた。「あなたの願い、かなったようですよ?」 え?「ご、ごめんな、昌子」 え?「昌子さんのチョコとぬくもりが奇跡を呼んだのですよ」 え?「彼女の奇跡にみあったお返しをする必要がありますよ、あなた」 彼の震える手が、わたしの髪をやさしくなでた。 ----------------- 3月14日 快晴 俺は昌子と結婚した。絶対に幸せにする!
2006.03.23
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[水曜日のマンガ]ローゼンメイデンというマンガにハマっている。出会いは、某虹裏のアニメスレだった。その画像には黒のゴスロリ衣装に銀色の長い髪が美しいクールな雰囲気を漂わせる「水銀燈」なるキャラがいた。好戦的でサド的な雰囲気の底に深い悲しみを秘めた美しいドール。いつのまにか、原作を新刊まで全部そろていた。主人公のJUMじゃなくてジュンが、いわゆる学校でのトラウマが原因でヒキコモリになっており、長い年月を闘いながら生きる人形達とであいつつ、精神的に成長していくのがメインストーリーなのだが、私の中では、もう、「水銀燈」が主人公なのだ。「水銀燈」を観るために毎月バーズを買う。しびとの剣が連載再開してくれれば、さらに歓喜をくわえてバーズを買う。
2006.03.22
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[火曜日の食]大宮駅東口の高島屋の裏に「多万里」という中華食堂がある。昔ながらの味を守っている老舗で、少々甘いしょうゆに細めんのラーメンは好きな人には極上の食。グリーンピースがのっているのも人を選ぶかも。チャーハンマニアな私は、このお店の昔ながらのチャーハンが好き。
2006.03.21
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[月曜日の嘆き]給料日前という事で金がないっ…という事で、節約と健康の為に「散歩」したのだが、ひばりヶ団地にさしかかった時、妙なアンバランスゾーンを発見。T字路のど真ん中に木が生えてるのだ。伐採もされず、移動もされず、まるで、さわってはいけない物のように道路のど真ん中に鎮座するその木は異様なオーラを漂わせているのであった。画像の赤丸の木だ。いったい、どういういわれの木なのだろうか…
2006.03.20
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[日曜日のアニメ]舞-乙HiME 第23話 「不思議の谷のアリカ」前作の主人公 舞 がついに登場しましたが、なんだかホノボノとした話で…謎解きや伏線の整理もされましたが、のこり3話でまとめられるのでしょうか期待と不安のまま次週をまちます。[日曜日のその他]PS2 ナムコ エースコンバットの新作紹介で、スウェーデンの戦闘機 ドラケンの写真を見た。なんだか独創的なフォルムでかっちょええ…
2006.03.19
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[土曜日のたわごと]ミズヒキイカという生物がいるそうだ。これが…イカ? クラゲでなくて??「またまたへんな生き物」で知ったのだが、世の中には、まだまだ不思議な事が眠っている事を実感したUMAは、まだまだ魅力的だなあ
2006.03.18
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[金曜日のゲーム]シューティングゲームが好きだ。ボスとの戦闘は熱いものがある。コナミの A-JAX に登場する スワッピング・タートルというボス。敵ダム基地を破壊するとダム湖から浮上してくる奴は強い。機体前面に爆裂スプレッド砲四門機体左右に時間差特殊誘導弾3問づつそして、最終攻撃兵器である自機のショットを通さない超高速連射質量弾重武装の奴との戦い。激戦の末、勝利した後の爽快感。A-JAXというゲームの中で、至福の一時でもある。残念ながら、家庭用ゲームには移植されていない。記憶が確かなら、X68000用のみ。コナミさんにはアーケード旧ゲームの移植を切に願う
2006.03.17
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