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「容疑者Xの献身」「新参者」など、論理的で洗練された物語を数多く生み出し、長年ベストセラーを支えてきた存在だけに、胸にぽっかり穴があいたような気持ちになる。
そんな中、人気シリーズ「ガリレオ」の最新長編『永遠の記憶』が8月5日に発売される。 キャッチコピーは「ガリレオ、最後の謎」。 湯川学が挑む“最後”とは何を意味するのか――発売前から大きな話題になっていた作品だ。
シリーズは『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞し、累計320万部に迫る大ヒットに。 『沈黙のパレード』では容疑者たちの沈黙に湯川が対峙し、『透明な螺旋』では湯川のルーツが描かれた。 そして最新作では、ついに「最後の謎」が提示される。
発売日が近づいていた矢先の訃報。 作品を楽しみにしていた読者としては、ただただ残念でならない。 それでも、東野圭吾さんが残してくれた物語はこれからも読み継がれていくはず。 『永遠の記憶』というタイトルが、今はいつも以上に深く響いてくる。