愛しのにゃんころりんプラスわん

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2021年06月26日
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前々回からの続き、最終回です!

無事に手術を終えて我が家に戻ってきたまぼろし。
果たしてどうなるものやらと心配しましたが、しばらくしたら食欲も戻り、ゲージに用意した簡易トイレできちんと用を足すようになりました。

毎日の飲み薬も食事に混ぜるだけで食べてくれるので楽でした。

2週間のゲージ生活中、まぼろしは暴れるでもなく、大泣きする事も無かったので、ゲージの中で食事管理も、おしっこうんちの状態もしっかり把握出来て助かりました。

そしていよいよカラーを外す日。
実はこれが1番手こずりました😞

2週間の間、食事の交換も、トイレの掃除も全然大変じゃ無かったんです。
なぜならまぼろしは私に触られるのが嫌なので、お世話の時はゲージの奥でじっと固まって身動きひとつしなかったからです。





カラーは暴れたりしても外れないようにボタンとテープでとめてあります。
ゲージに自分の頭を突っ込んでまぼろしのカラーを掴もうとするも、まぼろしは必死で逃げます。
狭いゲージの中を死に物狂いです。
ここで1番の問題はまぼろしをゲージから逃がさない事。
ゲージから逃げてしまったら永遠にカラーを外せなくなります。
そうは言っても私の身体はゲージには入り切らないので、ゲージの扉は開けたままになります。

なんとかゲージから飛び出そうとするまぼろし、それを身体全体で阻止しながらカラーを外そうとする私。

カラーを外すにはまずテープを剥がさなくてはなりません。
これに約1時間程度格闘しました。
まぼろしも必死なので、初めてウーウーシャーシャー言いました。
攻撃もしてきました。


真冬にこれまた汗だくになって小一時間。

やっとカラー外し完了です。

しかしながら、カラーが外れたまぼろしは、傷口を掻きむしってしまうかもしれません。
先生には2週間もすれば傷口は塞がると言われましたが、ゲージから出したらまぼろしは捕まらないのです。

なので、まぼろしが万が一傷口を掻きむしっても、大きなゲージのまま病院に連れて行こうと思い、念の為もう1週間ゲージで過ごしてもらうことにしました。


傷口を気にもしてないし、食事もトイレも順調。

ゲージ生活3週間。
さすがに傷口も塞がっているだろうし、いよいよゲージの扉オープン!

まぼろしは慌てるでも無くのそのそと部屋に出て、いつも通りの生活に戻りました。





まぼろしは私が触らなければ呑気に過ごしているのです。
触れないのは困るのですが、とりあえず怪我が治って良かったです。

余談ですが、うちの人間(つまり旦那)に「まぼろしなんて、名前が良く無いんじゃないの?」と言われました。
はて?
まあ、確かに。
まぼろしは幻、触れないね、つかめないね。
あんた正解だよ、と久しぶりに思いました。

だけど、まぼろしはまぼろしとして立派に生きて行くのです!
名前は「まぼろし」普段は「まぼ」て呼んでます。


やれやれな事に我が家にはまだまだ半野良が居ます。
先は長いです。
でも、先が短いより、苦労しても大変でも、みんなが居てくれるほうがいいです。
先が短いなんて悲しい。
太く短く濃い人生なんてのもあるけど、みんなにはゆっくりと一緒に居て欲しいなぁ、、、





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最終更新日  2021年06月26日 21時02分04秒
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