1★ちょっとエッチな温泉






++++ ちょっとエッチな温泉 ++++



友人と2000年のお正月は南の島で!
とチケットを買おうとするもどこもいっぱい。

なんてったって2000年だもんね。
12月になってから計画を立てるのが間違っていた・・・

しかし一緒に行く友達が
「私の友達がドイツで婚約者と一緒に暮らしてるの。
ドイツだったら航空券取れそうだよ!」
と言ってきた。

ドイツぅ?この真冬に?
ドイツというとソーセージとビールくらいしか思い浮かばない。
あんまりピンとこなかったけど
こんな機会でもないともしかしたら
一生行かない国かもしれないと思い
未知の国ドイツへ行ってみることにした。

行くとなれば徹底的にリサーチを開始!
ふむふむ・・・ドイツは温泉が有名らしい。
バーデンと名のつく所は温泉があるらしい。

バーデンバーデンというところが有名らしいが
時間的、日程的にそこは無理そうだったので
フランクフルトから列車で40分くらいの
ウィスバーデンに行ってみることにした。

ドイツには夜着いたのでフランクフルトから
ウィスバーデンに向かう列車の窓の外は真っ暗。
朝起きて初めてドイツの景色を窓から見た。
私たちが泊まったホテルは大きな公園の前だった。
雪が積もっていていい感じ。
その向こうには雰囲気のある教会があり、
町並みもおしゃれな感じ。
これがドイツかぁ~とちょっと感動。

早速ホテルで町の地図をゲットし、
一日目は町めぐりをしてみることにした。
クリスマス前ということもあって町はクリスマス色一色。
店のデコレーションを一軒、一軒見ているだけで飽きない。

街中にある屋台のようなところでホットワインを飲みながら
ビーフを赤ワインで煮込んだようなものを食べた。
やわらかくておいしかったぁ。

しかし、町を歩いていて私たちどうもじろじろ見られているような気がする。
よく見ると周りはほとんどが白人!
アジア人も黒人もその日見ることはなかった。
それが理由かどうかは分からないが、
歩いていると振り返って私たちを見ている人もいた。
ちょっと日本にいる外国人の気持ちが分かった気分。

さて、次の日待ちに待った温泉へとくりだした。
その温泉は室内の温泉でクアハウスのような雰囲気。

カナダでツアーガイドをしていた事のある私はよく
お客様をカナダの温泉に案内した。
カナダの温泉は水着を着用しなければならない。
当然友人と私は日本からこの温泉のために水着を持参した。

さっそく水着に着替えてドアを開けた瞬間!

老若男女の裸、裸、裸!!!!
そう、ここは混浴風呂だったのである。
しかも水着なぞ着ているのは私たちだけ。

もう目が(◎-◎;)!!
みんなの目が私たちに注がれる。
知らない人しかいないし別に脱いでも良かったんだけど
昨日から感じる妙な視線( ● _ ● )。
そこにいるすべての人が私たちを見ているような気がして
この貧相な体を見せることは出来なかった・・・・

その日は日曜日だったせいか結構混んでいた (100人くらいはいたんじゃないかな)。
しかもなぜか若い人たちが多いの!
5~6人くらいの男女のグループが真っ裸で話をしている。
何か不思議な光景でした。

若くてかっこいいお兄ちゃんが結構いたとはいえ
見知らぬ男のブツがあっちでブラブラこっちでブラブラしているのを
見ているうちに頭がくらくらしてきた私は
ビーチチェアのような椅子が並んでいてスチームが出ている
リラクゼーションルームというところに行ってみることにした。

そこに行ってまたまた(@Д@;
これまたモデルのようなきれいな女性が大また開きで 座っていた。
もろ真正面から見てしまった私。
女性のものを生でしかも奥まで見たのは初めて!
思わずめまいがして倒れそうになってしまった。

友達も私もなんだかぐったりしてきてしまって
「帰ろうか・・・」
と30分もそこそこでその温泉を後にした。

日本に帰ってきてからスウェーデン人の友達に聞いたところによると
スウェーデンやデンマークの温泉も混浴、裸だそう。
しかもその彼女は裸になることにあまり抵抗がないらしく
家では真っ裸でお父さんと一緒にテレビを見ることもあるんだって!!

私が家でとーちゃんと裸でコタツ!
想像しただけで具合が悪くなってきた。

追伸:
あんなにきれいな女性がたくさんいたにもかかわらず
生理的に反応してしまっている男性は皆無でした。

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