猫並生活

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2012.02.14
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カテゴリ: 観劇日記
例年どんどん早まっていたような気がしていた梅の開花が、今年はどこも遅れているそうで…ようやく13日に『国立劇場の梅が開花し始めました』ってHPに出てるのを見つけたので、今日は開演前にちらっとでも見られるかなって思ってたのにな。

日も長くなってきて、6時にはまだ真っ暗ってこともないだろうし。

でも、この天気じゃねー。残念。

珍しく早めに到着したのに、お茶だけ買って早々に入場。うーん、桜より長い期間咲いてるとはいえ、今年は国立劇場の梅は見られないかなぁ。来月の歌舞伎は半ばより後だし。

という今日の観劇は文楽の3部。寺子屋に八岐大蛇。

文楽で寺子屋を見るのは、確か、初めてじゃないと思うんだけど、でもあんまり記憶にない…好きか嫌いか。どうだっけな。

覚えているのは、歌舞伎と違ってさっさか進む印象があるくらい。だからと言って、何かがないとかってわけでもなかったよなぁ…どうだろう。

見ていて思ったのは…まぁ、よくできた場面だなってことかな。脚本っていうか、筋っていうか、設定がよくできてて、それだけでそれなりに楽しめるような。楽しめるっていうと語弊があるか。好きなら好きなりに、嫌いなら嫌いなりに、歌舞伎でも文楽でも同じ印象を持てるような作品じゃないかなって、そう思いました。そういえば、前に文字で読んだこともあったっけ。それでも同じようだった気がする。

トータルで同じ。



私は、寺子屋を初めていいと思ったのは割と最近で、そのきっかけを作ったのはたぶん千代。千代が戻ってくる前に、クビを打つところの松王の背中も良かったし、源蔵もへぇって思った記憶はあるけれど、決定的だったのは千代の「お役に立ててくださったか、ただしはまだか」のところ。芝翫の千代で。

マイベスト松王&源蔵はその時の組み合わせなんだけども、さらに、マイベスト千代は、その後に観た藤十郎の。これがもう、すごくて。

その印象があるから、文楽の千代は、私にはぜーんぜん。

松王も、文楽の方がサラッとしていて、ちょっと物足りない気分になるかも。そういえば、桜丸が不憫でござるーは、ないんですね、原作っていうか、文楽には。そのせいかな。コドモのことを聞いて、褒めて、すぐ野辺送りになる感じ。だから、楽と言えば楽。

ただ、戻ってきた時に門口から短冊付きの枝を投げ入れたりせずに、さっさと入ってくるところはいいな。刀を抜いてる源蔵にビビらず、大騒ぎせず、自分の刀を投げ出したりもせず、落ち着いて自然だもんな。こっちの方が、我が子を身替りに差し出し、そのクビを前にして崩れなかった松王らしい。

それに、源蔵は圧倒的にこっちの方が好きかなー、人物なりが判るっていうか、立場が理解できるっていうか、言動に筋が通ってるように見えるから。

そんなこんなで、泣けるほどじゃないけど、寝ちゃうほどでもなく、嫌いじゃないけど凄く隙ってわけじゃない、そんな寺子屋でした。

休憩時間はボケっと過ごして、さー、八岐大蛇だ!と思って見ていたら、黒衣が床にいろいろな楽器をセッティングし始めたので興味津々に。

八雲、だったよね、二弦琴。それから胡弓。そしてもちろん三味線と。一人で3つ弾く人もいるのねー

そのせいで…なんと、私は床ばっかり見てました(爆)

勘十郎が出てきて場内が沸いても、ついつい床に視線が行ってしまう。おかげで、ガブを見逃したくらい。私としたことが。



八岐大蛇は八本の首が一本の胴体にくっついてると持ってたんだけど、あれれ、四本の別々の蛇さんなんですか?!って、舞台上で気になったというか、印象に残ったのはそれだけかもしれません。あー





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Last updated  2012.02.14 23:23:33
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