三文風信

三文風信

2010.01.10
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一日中快晴に恵まれた。

どのポイントで見るとか、どこかへ行こうとか全く計画もせず、
ただ、車を東に走らせたものの、
さてさて、見たい富士の勇姿はどの辺りになるものか。
よし、SAで情報収集しましょと
牧之原SAに立ち寄った。

思い立って出かけるのが多い我が家にとって、
SA.PAは強い身方。
行きたい場所の無料パンフレットが揃ってる。

サービスのお茶を戴きながら、
よし、今日は三保の松原で富士山を拝もうと決めた。

そして、その画像が前のもの。

残念ながら雲がかかっていたけど、
ちゃんと頭は出ていたよ。

ココロガアラワレルネ。

人が少ない少し離れた場所から写真を撮った。
うん、あのテトラポット辺りから写そう。
波打ち際を目的地まで歩き出すと、
きれいな貝殻が目につく。
一枚一枚拾いながら行くと、
釣りを楽しんでいたお父さんが声をかけて来た。
(何故か声をかけられやすいみたい、よくあるコト)

どこからきたの?何拾ってるの?
富士山は朝早くにくるとキレイだよ。
・・・何が釣れるの?・・・
ヒラメをつっているんだよ。
・・・こんなところにいるの?・・・
あぁ、いるんだよ。

そんなコト話して足を進めた。
写真を何枚が撮っていると、子供たちも追いついた。

お母さん、釣りやってるおじちゃんに、
声かけてもらったよ。
あら、親子共ども、うれしいこと。
弟は釣り竿持たせてもらったよー!
よかったねぇー

みんなで貝殻拾いを楽しんだ。

帰り道、また、
お父さんが我が家族に声をかけてきてくれた。
ここの石は面白いんだよ。
これが、はちまき石。
石の途中で全く色が違う。
売店でも売っているんだよ、珍しいでしょ。
本当だ。ねずみ色と白色で、はっきり分かれている。
この白いのは火打石。
暗い中、二つを打ち付けると火花が出るよ。
わざわざジャンバーを脱いで日影を作ってくれた。
石好きの息子はもう夢中。
一心に石を叩いていた。
ムスメは平らの大きい石に、小さい石で絵を描いていた。

やがて、石を叩いていた息子がある発見をした。
ねえ、この白い石、あちこち光ってるよ。
水晶が混じっているんじゃない?

ウーン、多分雲母だろうね。
でも、お日様に照らすと、ピカピカ光っていて
大変な宝の石に見えてきた。
これ、うちに持って帰ろう。
大きい石をいくつも持ちかえるハメに。
でも、真っ白いなか、光を集めて輝く石は、
確かに人の心をとりこにした。
お父さんも、しばらくはお日様に照らして見ていたぐらい。

すてきなお土産ができました。

富士山も堪能し、穏やかな海の力ももらい、
じゃ、そろそろお昼にしましょうかと、
お父さんに別れを告げて、
松原に戻って行ったのでした。

続きはまた後ほど。

追伸、
上の写真は、清水港からの富士山です。
夕日に染まる姿も美しい。






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最終更新日  2010.01.10 22:39:35コメント(0) | コメントを書く


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