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2009年09月15日
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カテゴリ: 雑感

腎盂腎炎の友人を、今朝車で、近所のクリニックへ送りました。「帰りも遠慮しないで電話入れてね。」と言って、病院の玄関前で降ろしました。40分後、電話が来たのですが、「大きい病院の診察を受けて来なさいと言われて紹介状をもらった。」と言うので、大病院に送り届けました。

診察を終え、連絡をもらったのが3時間後。さすがに大きい病院は待たされますねぇ。彼女を玄関で乗せ、帰路へ。すると彼女が、「イケメン先生だった・・・なんか海に居そうなイケメン先生・・・。」と、それでいて嬉しくなさそうな小さな声で言いました。

???

「所見はどうだって?」と聞くと、「ん・・・よく分からないというか・・・。私がクリニックの先生や知り合いの先生に言われたことなんかを話したら、”患者は先生を選べるけれど、先生は患者を選べないんだ!”」と急に怒り出して、「私は薬は嫌いだから。」「漢方出しておくから。」と、漢方薬を処方されたそうです。最初は、クリニック処方の薬はやめる様に言われたらしいのですが、帰りには「一緒に飲んでも大丈夫だけど。」と言われたとの事。

???

私が聞いた限りでは、病状が良いものやら悪いものやら、薬は何をどう飲んでいいものやら、良く分かりませんでした。「この足で、クリニックに戻って相談する?」と聞いたら、「先生同士で話すって言っていたし、予約が無いし・・・・・。」というので、家へ届けました。それにしても、セカンドオピニオンは良いですけれど、はっきりと誰かが、治療方針を示さなくては、患者は分りませんよね・・・。それから3時間ほど、私のハラワタがムカムカフツフツとしていました。

ふくふく顔のプリンちゃんを眺めていても、今日ばかりは・・・。

ふくふくプー.jpg

ハラワタふつふつ!

お医者さんが、患者に向かって、”先生は患者を選べないんだ!”なんて、口が裂けても言って頂きたくないと思いました。何も、先生をバカにしたくて、「あ~だ、こ~だ。」と言っているのではなく、患者は不安だらけだから色々質問するのです。

夕飯の支度をしようと思ったのですが、彼女の不安そうな顔が頭に浮かんできたので、夕方6時、小走りでクリニックへ行きました。彼女には話さず、許可も取らず。余計なおせっかいですけれど。

私の後ろには、もう1人薬を取りにいらした患者さんが居ました。すると、出ていらした先生が、「ウチは、5時半までなんですけれど!5時半までに来て下さい!それから、ウチ明日は休みですから!」と不機嫌そうに出ていらっしゃいました。薬の方が、「電話しておいたのですが・・・。」と言うと、「私は聞いてないけれど、まぁ、じゃぁどうぞ。」と薬の手配を始めました。

私は先生に、「時間外は申し訳ない事なのですが、でも、病人が悩んでいるので、是非、教えて下さい。」と申し上げると、眉間にシワを寄せて、「身内じゃない人には教えられないっ!」とおっしゃるのです。でもここは、何とか話して頂きたいと思い、「でも先生、私がお食事のお世話をしますので、薬の事だけでも教えて下さい。クリニックの薬を飲みつつ漢方を飲むのか、クリニックの薬はやめるのかが分からなければ、今晩困ります。よく分からなかったみたいなので、セカンドオピニオンの結果を聞いて、先生の結論として、改善しているのか悪化しているのかだけでもぉ~~~!」と泣きそうな声で言うと、渋々答えて下さいました。”先生は患者を選べない”と言われたという事も話ましたが、「心療内科出身の先生じゃないから、しょうがない!」と、言われました。

先生というお仕事、大変なのは御察しします。お疲れになって、プライドを傷つけられたと怒鳴りたくなる時も有るでしょう。私みたいに、おせっかいなロクデモナイ人も居るから面倒くさいと思います。でもでも、同じ言葉でも、健康な人相手に言うのと病人に言うのでは、違うと思います。どんな患者にも優しくする優しさと強さを、是非持って下さい。病人は弱っているのですから・・・。不安なのですから・・・。是非、お願い致します。






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Last updated  2009年09月17日 02時44分11秒 コメント(4) | コメントを書く


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