ねこっぽ雑記

ねこっぽ雑記

2003年12月03日
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 今日は歌舞伎座夜の部を観劇しました。本当はどうせ観劇するのなら初日から3日の間は避けたかったのですが(“三日御定法”と言って、初日から3日の間は役者が台詞忘れをしても大目に見てもらえるということになっているらしい)、スケジュールの関係で初日から2日目の観劇となりました。でも心配していたような台詞忘れ等は全く見受けられず、嬉しい取り越し苦労で終わりました。

 さて感想ですが、今回は前回の時と比べて派手な印象を受けました。これはきっと配役が影響しているのだと思います。たとえば操。前回は雀右衛門さんだったのですが、雀右衛門さんの操はその在り方が非常に静かでした。また前回の皐月は田之助さん。東蔵さんの演技と比べて良くも悪くも“作っている”部分が少ない、素朴な印象を受けました。
 こんな感じで各配役に関して前回の方が地味目、今回の方が派手目という感じがしました。そのせいか上演時間も前回より短く感じられました。前回見たときはまだ歌舞伎を見始めて数ヶ月だったので正直言って途中で飽きてしまったんですよねぇ。友人から「操が刺されてから死ぬまでに30分かかる」という話を聞いて本当かどうか試しに時間を計ったりしていました(ちなみに本当に死ぬまでに30分かかっていた)。
 2つ目は「素襖落」。橋之助さんが初役で太郎冠者、姫御寮は扇雀さん、大名は左團次さんです。
 橋之助さんの太郎冠者は、前回見た富十郎さんの太郎冠者が直球勝負なのに対してすごい振れ幅でうねっているような芸風。正直言ってちょっと作りすぎなように思いました。ただ一生懸命さは十分伝わってきました。
 扇雀さんの姫御寮はお母様の扇千景さんに非常によく似ていました。きっとしっかり者の姫御寮だったからでしょう。他のお客さんからも同じような声を聞きました。
 大名の左團次さんはろれつの回らない太郎冠者に対してむきになっているのが面白かったです。特に「くどーい!!」と怒るところではかなり笑いが起こりました。
 最後の演目は「狐狸狐狸ばなし」。なんとなく笑い話だろうなーと思ってはいたんですが、あれほどまでとは思いませんでした。面白かったけどちょっと下らなすぎかも。はまる人ははまるだろうけど物足りないと思う人もいるのではないでしょうか。私はどちらかというと後者です。


 というわけで残すは昼の部。これを観れば今年の歌舞伎座はパーフェクト!!記録が達成できたら歌舞伎座前の文明堂でカステラでも買おうっと。





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最終更新日  2003年12月08日 22時26分35秒
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