ねこっぽ雑記

ねこっぽ雑記

2004年02月20日
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 18日に引き続き、今日は国立劇場文楽公演「曾根崎心中」を観に行きました。演目が「曾根崎心中」とあってもちろん満員御礼。卒論で「曾根崎心中」を扱う友人がやはり今日の舞台を観に来たのですが、当日券を買うために10時前から並んだのだそうです(「曾根崎心中」の開演は15:00)。なにはともあれ当日券を買うことができてよかったよかった。

【平野屋の手代・徳兵衛と天満屋の遊女・お初は愛し愛される仲。叔父に返さなければいけない2貫目の金を油屋九平次にかたり取られ、追い込まれた徳兵衛は死を決意。お初も徳兵衛と共に死ぬことを選ぶ。天満屋を抜け出した二人は、曾根崎の森で心中を遂げるのであった。】
というお話。簡単すぎるほど簡単なあらすじだけど(笑)。
 それで感想なんですが、意外なことに観ていて物足りませんでした。というのは、私は去年の二月に歌舞伎版の「曾根崎心中」を観ているのですが、そちらの印象が強烈に残っていたんです。文楽は美しいけど、逆にいえば当り障りがなくて物足りない。歌舞伎は生々しい反面痛いほど哀れ。先に文楽の「曾根崎心中」を観ていれば文楽ならではの美しさに酔うことができたのでしょうが(現に一緒に観に行った母親は絶賛していた)、歌舞伎を先に観ていた私は文楽から受ける刺激の少なさにどこか冷めてしまいました。
 面白かったのは人形遣いさんの顔。徳兵衛を遣う玉男さん、お初を遣う蓑助さんのお二方とも、他の人形を遣っている時とは顔つきが違っているように感じられました。玉男さんにはどっしりとした力が、蓑助さんには前へ向かっていく一途さのようなものが感じられました。後で聞いたところ、母親も玉男さんの表情が気になっていたようで、「人形よりも玉男さんを見ちゃった」と言っていました。
 家へ帰ってからは我が家にある文楽や「曾根崎心中」関係の記事が載っている本を引っ張り出して母親と文楽+「曾根崎心中」談義。母親と一緒に舞台を観に行くとこういうことができるのが楽しいです。





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最終更新日  2004年02月23日 09時02分50秒
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