ねこっぽ雑記

ねこっぽ雑記

2004年04月06日
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 昨日は歩き回った末に寝たのが0時だったのに、今朝はなんと4時に起床。今回の旅行の計画を立てたのは私なのですが、私が計画を立てるとどうしても「時間がもったいない!」と朝から夜まで動く計画を立ててしまうのです。友人にはかわいそうなことをしましたが、ありがたいことに文句一つ言わず付いてきてくれました。感謝感謝。
 まだ日も出ていないうちにホテルを出て朝一の電車で吉野へ向かいます。朝ご飯は電車の中で食べたのですが、食事を食べているうちは太陽どころかまだ月がでていました。とてもきれいな満月でした。やがて日の出。「春はあけぼのやうやう白くなりゆく山ぎは…」という光景をそのまま目にすることができ、感激しました。
 橿原神宮前駅で乗り換えて吉野線へ乗換。それまでも随分桜を目にしてきたのですが、吉野線に乗るとヤマザクラが格段に増えてきます。やがて進行方向右手に吉野川が。「ああ、本当に吉野に来たんだな」と嬉しくなります。とてもきれいな川です。
 吉野川を渡ってから2駅目が終点の吉野駅。ホームに下りて前の山を見上げると、山一面が見事な桜色。

吉野の桜1


こんなにぴったりと桜の時期に合うとは思わなかったので感激しました。桜の咲く吉野を訪れるのは初めてでした。
 吉野の桜の多くはシロヤマザクラ。花は白く、葉は赤く、遠くから見るとぼんやりとピンクに見えます。この美しいヤマザクラと輝くような若葉に心を和ませながら、どんどん上へ上へと登っていきました。
 吉野山は坂が急な分、少し登っただけでどんどん見晴らしが良くなります。友人と「私たちの頑張りを景色が認めてくれているって感じだよね」と言いながら山の奥の方まで歩いていきました。山の奥には西行が3年間住んだという西行庵があります。本当に山奥なのでまだ桜も咲いていませんでした。ここまでの道程は結構大変で、着いたときにはかなりの達成感がありました。昨日のこともあって疲れ果ててしまったので、西行庵の前でシートを広げて暫し休憩。おやつを食べた後またもと来た道を戻っていきました。疲れた足で急な坂道を下ると転げ落ちてしまいそうになりますが、私も友人も怪我なく無事に降りてくることができました。
 ここまででも十分疲れているのに、私の作った計画はこれだけでは終わらない。ここから電車で2駅行った大和上市駅から歩いて妹背山を目指します。妹背山(妹山・背山の総称)は「義経千本桜」の中でもでも義経を妹山に、頼朝を背山に例える件で登場したりしますが、やはり有名なのは「妹背山婦女庭訓」の吉野川の場。舞台中央の吉野川をはさみ、桜が満開の妹山・背山で繰り広げられる2組の親子の悲劇の物語で、その内容から「ロミオとジュリエット」にも例えられます。
 まずは妹山へ。山の上には大名持神社という神社があり、そこでお参りしたあと暫し休憩。すると、そこへ1匹の犬がやってきたのです。臆病ながらもしきりに私たちのところへ寄ってきます。友人と「なんだか狐忠信(「義経千本桜」の中で、人間に化けて静御前を守護した狐)みたいだねぇ」と喜びました。

犬の忠信



 妹山から橋を渡って今度は背山へ。背山側は吉野杉の加工場が多くありました。背山側を大和上市駅に向かってしばらく歩くと「平宗」という柿の葉すし(柿の葉で包んだお鮨。吉野の名物。)屋さんがあります。ここで今晩の夕飯を購入。この後河原に下りるなど寄り道をしつつ再び大和上市駅へ。こうしてまた20:00頃に京都へ戻りました。





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最終更新日  2004年04月11日 19時50分50秒
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