ねこっぽ雑記

ねこっぽ雑記

2004年08月02日
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 7月31日の日記にも書いた通り、今日から3日間、岩手県に住んでいる祖母のお見舞いに行ってくることになりました。
 祖母の家のある釜石市までは6~7時間もかかるので、一人だとただただ疲れるだけなのですが、今回は母親と一緒だったので、歌舞伎の話などをしながら時間を過ごすことができました。ただ今回乗った新幹線はやけに座席が狭かったんですよ。それが辛かったなぁ。
 東北新幹線新花巻駅で下車して釜石線に乗り換え。宮沢賢治の故郷、花巻から民話で知られている遠野を経由して釜石へと向かいます。遠野から釜石の間は山を縫って線路が走っていて、速度も車より遅いんです。車窓に映るのはただ空と山ばかり。それをぼーっと眺めては「東京よりも空が青いなぁ…」なんて思っていました。
 やがて最寄の駅に着き、歩いて2分ほどで祖母の家へ。久しぶりに祖母に会ったのですが、やはり病気のせいかいくらか面差しが変わって見えました。なんていうか…前はもっとしっかりとした表情をしていたのに、今はどこか虚ろに見える、というか。そして話をしてみると、どうも話し方がふわふわとしてしまっているんです。そして話の内容も、はじめは特に変わったこともないんですが、いきなりわけのわからないことを言い出したり、あるいはさっき言ったばかりのことや会ったばかりの人を覚えていなかったりする。ああ、痴呆になってしまったんだ…とこのとき初めて実感しました。祖母は脳腫瘍を患っていて、「そのうち娘や孫の顔もわからなくなるかもしれない」と言っていたのですが、それがとうとう現実になってしまいました。体調のいい時は私を孫だと理解できるのですが、体調の悪いときは私の名前も孫だということも理解できない様子。なぜか「北海道の人だ」と言われたりして(注:私は埼玉県民です)。
 しかも祖母に付き添っていて大変なのは、全然眠ってくれないこと。今日の時点でもう3日間眠っていないとのことでした。そして昼間はまだ大人しいのだけれど、夜になると人が変わったかのように落ち着かなくなるのでさらに大変とのこと。でも最近は前に比べれば随分症状が軽くなったそうで、病院に入院していたときは、夜中にベットの柵を抜いて投げ捨てたり、大声を出して騒いでいたりしたとのことでした。祖母について聞くこと全てが今までの祖母ならありえなかったことだらけで、ショックは受けなかったもののどこか寂しさや悲しさを感じました。
 救われたのは一人ではなくて母親と一緒だったことと、友人たちからたくさんメールをもらったこと。このHPの7/31の日記を見た友人が心配してわざわざメールをくれたり、自主ゼミに関するメールが来たり、あるいは中世卒論ゼミのレポート(!)に関するメールをやりとりしたりと、外の世界とつながっていられたことが随分気分転換になりました。
 中世卒論ゼミのレポートと言えば、今日先生からメールがあって、提出したレポートを添削して明日にも投函するので明後日には届くでしょう、とのこと。ひぇぇぇぇ~~(怖)!家に帰りたいような帰りたくないような……。





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最終更新日  2004年08月05日 23時15分30秒
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