ねこっぽ雑記

ねこっぽ雑記

2006年06月18日
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梅雨らしい天気が続いていますね。特にここ数日で湿度が一気に上がった気がします。うーむ、本気で除湿機が欲しい。涙。
ところで先日歌舞伎座夜の部を観に行ってきました。演目は「暗闇の丑松」「身替座禅」「二人夕霧」の3つ。そのうち「二人夕霧」はごめんなさい、途中で意識が飛んでました。
「身替座禅」は菊五郎さんの山蔭右京さんがなかなかよかったです。ああ、菊五郎さんは山蔭右京役者なんだなーという感じ。仁左衛門さんの奥方玉の井も予想以上だったし、全体としてかなりレベルの高い「身替座禅」だったのではないかと。ちなみに侍女の千枝・早枝は松也君と梅枝君。若い。
私の中で一番印象深かったのは「暗闇の丑松」。以前猿之助・笑也の丑松・お米で観たことがあるのですが、この時の「暗闇の丑松」はすごく重くて。見応えはあるんだけどあまりに辛い。見終わった後「辛いよ~辛いよ~」とうめくようにして真夏の晴海通りを歩いたのを覚えています。ちなみに一緒に観た友人は「あの暗さがたまらない!」と大層御機嫌だったんです。傍から見ればすごく対照的だったんだろうな。
で、今回は幸四郎・福助の丑松・お米だったんですが、前回と比べてあまりに軽くてびっくりした。特に幸四郎丑松が軽い軽い。きっと妙に江戸っ子っぽい下の上でくるくる回るような台詞回しと、わざとらしい動きが芝居を軽くしたんだろうな。ただ今回の「暗闇の丑松」を観たことで、前回の異常なほどの暗さ・重さを思い知った部分も大きいです。あれは今まで観た全ての芝居の中で一番観ていて辛かった。
幸四郎丑松と猿之助丑松で違うところがいくつか。一番大きかったのは、女郎屋に売り飛ばされたお米が客としてやってきた丑松と再会し、丑松に酌をするところ。幸四郎丑松はお米の注いだ酒を飲むのだけれど、猿之助丑松は飲まない。これって大きな解釈の違いですよね。
お米は私は笑也お米に一票。正直言って上手くはなかったけれど、あの透明でひたむきな持ち味がなにものにも代え難いと思うのです。福助お米はそのときそのときで一生懸命演じている反面ちょっと多重人格のように見えたりして。





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最終更新日  2006年06月18日 20時41分36秒
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