ねこっぽ雑記

ねこっぽ雑記

2012年10月20日
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先日勤務校で合唱コンクールがありました。
ねこっぽクラス、全校最優秀賞をいただきました。
よっしゃぁぁぁ!!!


……といきたいところなのですが。
全校最優秀賞をいただけたことが腑に落ちなくて、あれこれ悩んでしまいました。
それというのも、私が「本来あのクラスが最優秀賞を取るべきだろう」と思っていたクラスを差し置いて、うちのクラスが賞を取ってしまったからです。
私が本来最優秀賞を取るべきと思っていたクラス(仮にA組)は、コンクール練習期間の始めから常に全力で練習していました。
一方うちのクラスは、一部を除き話を聞かない練習を面倒くさがる本気を出さないとだらだら歌っていました。
時折条件がそろえば本気にもなりますが、全く持続しない。

ところが当日、自分の行いのためにコンクールに出場できなくなった生徒が出たのです。
全員で歌いたかったので、担任としてすごく悔しかったです。
この状況をなんとかするためには1つだけ方法がありました。
全校最優秀賞を取れば、学校の代表として市の発表会で歌うことができるのです。
だから、半泣きして訴えました。
「私は全員で歌うということをあきらめられない。なんとしてものぞみをつなぎたい。そのために最優秀賞を取ろう。」
生徒が泣いているのを見て、やっと本気になったと思いました。
でもあんなことを生徒に言っておきながら、最優秀賞が取れるとは思っていませんでした。
その場限りの頑張りでは賞は取れないと思っていたし、賞を取ったらA組をはじめとする今までコツコツやってきたクラスに申し訳ないと思いました。
私の中では、「のぞみはつなげられなかったけど、のぞみをつなごうとみんなが1つになったことに大きな価値がある」と締めて終わるシナリオすらできていました。
そして本番。

でも他のクラスもすごかった。
私の中では3位かな、というつもりでいました。
ところが結果は1位。全校最優秀賞。
うれしかったのですが、それ以上に申し訳なさがありました。
それだけに、いろんなことが気になってしまいました。

事実、同学年の同僚から例年に比べ祝福ムードが感じられませんでした。
夜遅く、いつも頼りにしている以前の同僚に相談の電話をしてしまいました。
同僚の話を聞いていたら、コツコツ努力して賞を取るのも1つの方法だし、思いの力で賞を取るのも1つの方法なんだと思えるようになりました。
「自分だったら、コツコツ頑張って賞をとれなくても、賞を取ったクラスを祝福できる。コツコツやったことで自分のクラスが得るものはあるし、自分のクラスは自分のクラスで充実感が得られるようにやっているから」と言われ、今年あまり同僚からの祝福ムードがなかったことについては「そういうメンバーがそろっちゃったんだよ。環境だよ。」とのことでした。
同僚たちの代わりに、元同僚がいっぱい祝福してくれました。
それまで賞を取った実感がわかず、心苦しさばかりだったけれど、この時点でやっと実感や嬉しさが感じられるようになりました。
賞を取って申し訳ないという珍しい状況だけれど、この状況だからこそ学べるもの、得られるものがあるんだとも思えるようになりました。
市の発表会まであと数週間。
たくさんのことを学び、得たいと思います。

結局気持ちの整理がしたくて書いたんだよな。
お付き合いいただきありがとうございました。





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最終更新日  2012年10月20日 10時26分46秒
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