りらっくママの日々

りらっくママの日々

2007年10月12日
XML
カテゴリ: 自作小説
パパ飲み会です~!

映画見終わっちゃったし、

載せようとしてた小説切れちゃったので、

明日にしようかと思ったけど今日二度目の更新~

でもアダルト系かな?深夜更新でオッケーかも?


「ある女の話:ユナ」続き


いいよ、オレが出すからって。

「ありがと~。」と階段の踊り場の壁に寄りかかったまま私が言うと、
フジサワくんは真っ赤な顔で私の肩を抱いてきた。

そしていきなり強く抱き締めてきた。

え?って思ったらキスされていた。
お酒とおつまみの味がした。

彼女がいたのは本当だろう。
慣れてる感じがした。

もう一度強く抱き締めてくる。

「ヤバ…。ヤマグチさん…かわいい…。」

何?何言ってんの?
私がカワイイ?
何かの間違いでは?
でも体から力は抜けていく。
力強い腕。

その後はよく覚えていない。
いや、覚えてるんだけど、
半覚えで。

抱き締められた体が気持ちイイなぁ~とか。
男って大きいんだな~とか。
抱き締められたのは久しぶりだな~とか。

体がフワフワしていた。

「ホテル行かない?」
声が聞こえてきたんだけど、
どこか遠くで聞こえた声みたいだった。


起きたら朝じゃん!
それにコレはどう見てもラブホテルだ。
しかも私裸だし。

頭が痛い。
顔面蒼白…。
あ~ヤバい。親に何て言おう…。
でももうしょうがない。

隣にいるフジサワくんは、かわいい顔して寝ていた。
子供みたいだな…とぼんやり思った。

私がシャワーを浴びて出てくると、フジサワくんは起きていて、テレビを見ていた。

「おはよぉ」

バツが悪そうな顔で言う。

「おはよ。」

なぜか彼はコーヒーを入れてくれていた。

ありがとう…。ともらう。

あったかくて美味しい。

ぼんやり私もテレビを見て、

駅まで何もありませんでした。って顔していっしょに歩く。

「親大丈夫?」

と、言われた。

「わかんない…。多分怒られると思う…けど。フジサワくんは?」

「オレ一人暮らしだから。
…ゴメンな。」

このゴメンが何を意味してるのかわからない。

でも私の頭の中は親への言い訳でいっぱいだった。
一体何て言ったらいいのだろうか?

最後に電話して母親に言ったのは、

もう会えなくなる同期の子たちもいるから、飲み会。ごめんねー。

だったと思う。

ため息。


そんな感じで、私とフジサワくんはお互いの家への分岐点で別れた。

フジサワくんは手さえ繋いでくれなかった。

そんなものだろう。

帰ると幸い誰も家にいなかった。
もう昼だった。

部屋のベッドに寝転ぶと、ホッとしたせいか頭が違うことを考える。


あ~あ。失敗しちゃったな。
何で寝ちゃったりしたんだろう…。
他の同期に言われちゃうのかな。
あの女はカルイよ…って。

よりによって、同じ会社だなんて。
また同期会があったら、どんな顔をすればいいんだろう?
しかも、ちゃんとしゃべった当日に…だよ?

私は期待してなかった。
酔った上での勢いってやつは、学生時代に経験していた。
その男は、彼女がいないと言っていたくせに、
ホントは彼女がいるって言い出した。

「あの時はちょっと上手くいってなくてさ…。ごめんな。」

そう言っていた。
私はそういう関係になったんだから、付き合うもんだと思っていた。
付き合ってるもんだと思っていた。

私は彼が好きだった。

あれ以来、男の言葉には信用を置いていない。

だって、寝たのは一度じゃなかったんだから。
それなのに付き合ってたワケじゃないって言うんだから。

勘違いして何が悪いの?
勘違いなの?

苦い思い出が蘇る。

人の価値観なんてそれぞれだ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年10月13日 00時02分14秒
コメント(16) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

りらっくままハッシー!^o^

りらっくままハッシー!^o^

お気に入りブログ

体調その後 New! guutarapandaさん

カレンダー

コメント新着

りらっくままハッシー!^o^ @ Re[2]:アカデミー賞授賞式(03/11) ゆうけんのままさんへ 一年ぶりになってし…

バックナンバー

2026年07月

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: